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でんさい
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でんさい
2024年5月号の「WOODS」の中にでんさいと書いてありましたが、わかりませんでした。 そこで中野支部の皆さんにお聞きしたところ、早速、支部長から連絡があり、詳しく教えていただきました。 電子決済サービスの略とのこと。銀行サイドからの要請でした。 大きな流れとしてはそちらの方に行くのだと思います。 わが社の先代は昭和24年8月にわが社を立ち上げてから、昭和30年には電話機を入れ、昭和が平成と変わる前にはFAX機を導入しました。今から40数年前のことでしょうか。 FAX機は主に建材類を注文するのに適していました。メーカーの品番を電話でやり取りしていると、時間がかかるだけではなく、間違いも多く存在しました。それがFAXを使い、品番を明記して注文すれば間違いも防げますし、それだけ注文者と受注者との時間短縮になりました。 今から30数年前に十四日会ができたときに、会員全員の会社にFAXが設置されていたことに、当時は驚かれました。 その後、携帯電話が普及し、パソコンの時代になりました。携帯電話では会社同士というよりは個人と個人を直接つなぎ、より綿密で時間的に早いアイテムになりました。 パソコンも、MS―DOS、DOSX、ウインドウズへと進みました。今はウインドウズ11でしょうか。容量や速度も比べ物にならないくらい早くて重たいものも素早く送れるようになりました。 そして今は、ラインでしょうか。 ラインは便利ですね。用件や写真を素早く送れますし、相手が見たかどうかもわかります。返事も早くいただけます。情報は他国に流れますが。
さて、流れとしては決済も素早いものになっていきそうです。現在私のところでも、家賃もカード払いの方も増えてきました。こちらの支払いも引き落としが基本になり、定額のものは基本引き落としです。私の業務は減りました。同じ金額のものは助かりますね。光熱費など定額ではないものも引き落としになっています。ウエッブ上の通帳で追確認はしています。 もちろん気が付かないうちに落ちてしまうものもあり、「これなんだろう」というものは時たまあります。引き落としの金額に変化が起きた時のことです。つい先日には入金の金額に変化があったのでといわせたところ、今までおひとりだけの入金だったのがお二人になり、金額に変化ができ、カード会社に確認を入れて事態を把握しました。 簡単になりました。自分は何もしなくても自動化されるところも増えて仕事としては「楽」になっています。
ここ数年を見ても自分でも現金を使う場面は減りました。今の支払いはスイカか、PayPayが基本です。請求書は紙で送っていただきますが、メールでも送っていただくことはできます。 小田急百貨店では紙の請求書は有料となりました。これに対して「メールでもいいですよ」という返事を小田急百貨店に行って確認しましたが、「70歳以上の方は今までと同じく無料です」という返事をいただきました。70歳以上なので紙で送っていただいております。
さて、この4月からは普段通っているテニスコートでもカード決済やPayPayが使えるようになりました。50歳以下の若い人たちに好評です。現金を持ち歩かなくていいからです。ところが例外もあって、「雨が降って途中で中止にしたときには、全額または半額戻す」という規定のところがあります。先払いが基本ですから、先に払ってしますと、あとで戻すのが面倒というのが、カード決済の問題点です。 少ない例外に対処できれば広がるでしょう。 新東京の組合員の中には練馬の松村さんのように、アメリカやカナダヨーロッパに版画の材料を販売している会社もあります。このようなところでは、先払い、カード決済は常識でしょう。私のところでは、請求書を書いて、振り込みを依頼したり、集金をしていました。待ってくれというのから支払わないものまでおりました。一番驚いたのは、大喜さんに振り込んだら、ほかに方に支払えなくなったから振り込んだものを返してくれと言われました。なぜか、返してしまいました。こんなのんびりした時代はもう来ませんね。
流れは大事です。ただこれに対処できる人=職員をどれだけ確保できるのか、このあたりが明暗を分けるのではないでしょうか。わかる人の確保、できるといいですね。
時代は進みます。今まで考えてもいなかったところに進みます。進歩は必ずしも良いわけではありませんが、勝ち残ったものが歴史を作ります。
とはいうものの、わからないことが増えているこの頃です。
2024/05/29(水)
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