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歌謡曲
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歌謡曲――時代を彩った歌たち
高 護 岩波新書
目次
序章 戦前・戦後の歌謡曲
第1章 和製ポップスへの道――1960年代 1 新たなシーンの幕開け 2 カヴァーからのはじまり 3 青春という新機軸 4 ビート革命とアレンジ革命 5 新しい演歌の夜明け
第2章 歌謡曲黄金時代――1970年代
1 歌謡曲の王道 2 アイドル・ポップスの誕生 3 豊饒なる演歌の世界 4 阿久悠の時代
第3章 変貌進化する歌謡曲――1980年代
1 シティーポップスの確立 2 演歌〜AOR歌謡の潮流 3 アイドルの時代
終章 90年代の萌芽――ダンス・ビート歌謡
著者は1954年生まれの方です。丁度生まれてきて物心ついた頃から20世紀の末までに黄金時代を迎えた歌を「歌謡曲」としてまとめたものです。よくこれだけの曲を集めたな、という印象を持つくらい、網羅されています。私は同年代ですから私の生きてきた時代を振り返るのに最適です。さらに80年代を覗けば、大抵の歌は歌えます。昔の歌はみんなが歌えるという所に基準があったのだと思います。簡単なメロディーにわかりやすい歌詞をつけてみんなで歌う。よくこれだけ色々な歌が生まれたものだと感心してしまいます。そして私のいずれは一片の歌詞を生み出したいと考えています。

2012/10/31(水)
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