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時々更新mn日記

( 2011/11 ← 2011/10 → 2011/09 )


[ 「木と共に生きて」細田安治著 ]
木と共に生きて


細田安治著

細田木材工業株式会社の会長である細田安治氏がこの度「木と共に生きて」を著しました。日刊木材新聞に同名で連載されていたものを本としてまとめられました。また、細田木材工業株式会社の成り立ちを自身の歴史と重ねて書かれています。200ページにわたる大著です。

細田木材工業はその会社の信条として4つあげられています。その第一は、「天の恵みである木材を社会の役に立てる使途であることを自覚し、その使命を誇りとする」とされています。

その信条に真面目に向き合った人生がこの本には描かれています。

私が細田木材工業の本社を初めて訪ねたのは、今からおよそ二十年前のことです。まだその頃は床の間材や長押が在庫品としておかれてありました。それから数年おきに訪ねていますが、その度に新しい顔を見せてくれました。ラワン屋、ツキ板材の販売から、集成材、乾燥材販売、不燃木材、古材の取り扱い、ウッドデッキ材の材工など、その広がりは「木材工業」と云う会社名に恥じない、いや、その発展した形を常に模索していると言っても過言ではないでしょう。わが社としても木材の加工やフリーフロアーなど細田木材工業さんにお任せすれば安心と云う気持ちで頼んでいます。長年培ってきた信用の一つの原点が、この本の中に表されています。この度謹呈されましたので、一気に読ませていただきました。

なお、細田木材工業は今年で創業80年を迎えるそうです。これからも材木屋の力強い仲間として、また木材業界の中枢の一つとして、業界を盛り上げていただきたいと思います。








2011/10/29(土) 晴れ


[ トルコキキョウ ]
トルコキキョウ




2011年6月の初めにトルコキキョウの種をまきました。種と云っても「粉」のようなものでした。2週間が過ぎ、やっと芽が出てきました。



2枚づつ葉が出てきます。6月21日の写真です。



発育の良いものを小分けしていきます。8月2日の写真です。



今のところ一番育っているものです。8月19日の写真です。



さらに植え替えて育てました。右上の数本が生育の一番良いものです。10月24日のことです。


つぼみのだいぶ大きくなり、今にも咲きそうです。10月27日です。


10月28日、待望の花が開きました。種をまいてから、5カ月近く経ちました。


2011/10/28(金) 晴れ


[ 不穏な情勢 ]
不穏な情勢


タイの洪水やトルコの地震など、東日本の震災などを含めて自然災害が続いています。さらにリビアに代表される政治不安もあります。もっといえば、ヨーロッパもアメリカも経済状況はよくありません。中国の経済成長も止まり始めました。

さて、日本は、まだ震災から、原発から立ち直れないところにいます。

10月に入ってから仕事が止まっています。かかるはずだった増築もお施主さんが病気になって、先が見えません。仕事の量、質ともに良くないです。さらに先行きもあやしくなっています。売れるものが限られてきました。それも数量が減っているものが多い所です。

さて先日床屋さんに行きましたら、急な出費に「困った」とおっしゃっていました。何でもボイラーが壊れて、その修理に56万円ほどかかったとのこと。一人4000円くらいの頭を刈っているのに、思いもよらなかった所から「廃業」の背中を押されると話してくれました。そういえばわが社も事務所は古いし、車も10年もの。さらに居る人間が一番古い。少しいらないものを整理しないといけませんね。

2011/10/26(水) 晴れ


[ 10月は ]
10月は、


10月に入ってから、まとまった仕事が少なくなってきました。いずれも細かい仕事をこなしています。ここのところ、また景気の後退が顕著になってきたように思います。近所の商売をされている方の話も明るいものがありません。昨日は中野新橋の焼き鳥屋で飲んだのですが、出て来るものの大きさが、あるいが量が目減りしているように思いました。そうせざるを得ない所に来ているようです。

我が社の売り上げを見ても今月は、10月としては、かなり低い方にランクされそうです。それだけ仕事量も減っているのだと思います。それでも8月末までの決算では、何とか黒字になりました。本当に何とか、という言葉が適当です。今年は東日本の震災の関係で、材料の入荷が無くなってしまったりしました。約一カ月ないし、一ヵ月半の分を取り戻せないだろうと思っていましたが、単価の値上がりもあり、8月までは何とかなりました。

さて、今期はどうなるのでしょうか。木材の売り上げが減り、建材類をより売っていかないと売り上げがどんどん減ってしまいそうです。

ここのところ事務仕事に追われました。忙しい思いをしておりますが、もう少しで目鼻がつきます。何処へも遊びに行っていないし、またそれだけの余裕も無いのですが、息抜きも必要なので是非したい所です。



2011/10/21(金) 曇り


[ 「第10回材木屋のい木い木ふれあい祭り」が開かれました。 ]
第10回「材木屋のい木い木ふれあい祭り」開かれる


去る10月15日土曜日、新東京木材商業協同組合池袋市場に於いて、「第10回材木屋のい木い木ふれあい祭り」が開かれました。材木市場を開放してのお祭りです。

当日は朝から雨。時折強い雨に見舞われましたが、開始直後からは雨も上がり、何とか普通に開催することが出来ました。関係者はほっと胸をなでおろしたことと思います。

さて、出し物は例年と同じものが大半でしたが、いくつか新しい試みも出ていました。愛媛県の内子町から巨大なシイタケの販売を行いました。また、蒲田支部のビー玉を使ったおもちゃなどは子供だけでなく大人の目も釘づけにしました。

多摩産材を使った積木や木工教室なども行われ、ラストは付きたてのおもちを撒いて盛り上がりを見せました。





内子町のシイタケです。


ビー玉がどこに転がっていくのか目が釘づけになります。


十四日会では、今年も木工教室を担当しました。踏み台や本箱などが今年の売れ筋でした。


丸太切りでは小さなお子さんが一生懸命に切っていました。


餅つき風景です。


昔は上棟した時に施主が、餅などを撒きました。そういう風景も見なくなりましたね。



2011/10/16(日) 晴れ


[ 明日は第10回「材木屋のい木い木ふれあい祭り」です。 ]
あすは第10回「材木屋のい木い木ふれあい祭り」です。


あす、10月15日は、新東京木材池袋市場におきまして「材木屋のい木い木ふれあい祭り」です。今年で10回目の開催となります。お天気が多少心配ですが、お近くの方は、是非ご来場ください。






2011/10/14(金) 晴れ


[ 時間が余っています。 ]
時間が余っています。



このところ、遠い配達もなく近い所ばかりなので、時間に余裕が出来ています。

その時間を利用して、この十数年間を振り返っています。想えば「ここを跳べ」を出版して以来、「縦の世界」を書き、このHPにも、色々なことを書きました。さらに同人誌「旅想」上に書いたものも30数編を残すことが出来ました。さらに去る10月2日の母親の17回忌に合わせて、父と母の簡単な写真集を作りました。父母の生い立ちからラストまでの写真をCDに焼き、またそのいくつかをプリントアウトしました。父と母を知らない家族が増えたので、また孫たちは当然のことながら晩年しか知らないので、若い時の写真や夫婦で旅行した時のものなどをまとめてみました。

父と母は1949年12月14日に板橋で結婚式を挙げました。12月14日と云えば、赤穂浪士の討ち入りです。寺坂吉右衛門を数えるか否かで浪士の数は違いますが、一応47士と云うことで、47ページで仕上げてみました。それくらいのこだわりはまだあります。

さて、これがきっかけでどんどん昔のことに深入りしています。こんなことをしているおかげで、余った時間を持て余すことなく、忙しく過ごさせていただいています。さらに次の課題も見えてきました。40代、50代と充実していましたが、60代も何とか生き残れるように心と体を鍛えています。最近、「タニタの体重計」を則ちゃんが買ってきてくれました。体重や体脂肪だけでなく、骨量や筋肉量なども計れます。なかでも体内年齢と云うのがあって、テニスの後などでは、実年齢よりもぐっと若く表示されるので励みになっています。





写真集のトップは二人の写真にしました。



2011/10/12(水) 晴れ


[ わが社の林場にも ]
わが社の林場も



わが社の近くにもいくつかの新築住宅が建てられています。その大半は建売住宅です。その建売住宅に使われている木材やベニヤの多くは、パイン系・松系になります。お近くを通った時にそれとなく香りをかいでみると、あるいは風下にいれば松の香りがすると思います。わが社にもその傾向は強まっています。従来材木屋が得意とする国産材を活用すべく、大工さんの力らを借りて販売してきましたが、国産材が使われる部分は、杉の柱・間柱、破風下地材、貫材などに限られてしまいました。

わが社の林場にもヨーロッパ材が増えつつあります。ユーロが安いので、ますます、ヨーロッパ材が幅を利かすことになりそうです。




2011/10/11(火) 晴れ


[ 最近の仕事 ]
最近の仕事





まとまった仕事が無くなりました。ボードの直送や下地材のそれも無くなりました。ましてプレカットの新築住宅もありません。ひたすら売れ筋であるタルキや耐火ボードにベニヤを運んでいます。その中に無垢のフローリングや造作材もありますが、基本線はこれだけです。

お客さんからの問い合わせも、床板材の悪い所だけ取り換えるものが増えました。全面的な張替ではなくて、一部分を剥がして、そこだけを張り替えるものです。少々色が合わなくてもあまり気にしなくなりました。もちろん同じものを探すのですが、かなり前のものだと「ない」のが実情です。かといって全部張替るのももったいない、お金がかかりすぎるというのでやむなくそういう感じになってしまうのです。

流し台などでも、とりかえるのではなく、扉だけの交換とか、そこ板の腐った所だけ直すといった仕事が増えています。

これで採算が合うのだろうか、と云うものが増えています。最も下手に新築住宅を建てても赤字になってしまうこともあるので、そのあたりを考えると、細かな仕事の積み重ねの方が確かなのかもしれません。

季節は過ごしやすくなってきましたが、仕事はまだ忙しいというほどではありません。細かいので「体は忙しいが、売り上げは大したことが無い」と云った感じでしょうか。まとまった仕事があって、その合間に細かな仕事をしていると、仕事を請けた方もしごとをこなしやすいのですが、今はそんなことは言っておられない状況のようです。

私も少し身の回りの片づけをしようと思っています。



2011/10/06(木) 曇り


[ 法事代わりの食事会 ]
法事代わりの食事会


母親が亡くなって16年が経ちました。今年は17回忌です。ところが、16年も経つと母を知らない家族が増えてしまいました。また、来年の2月には、父の7回忌も控えております。そこで、母親の回忌は母から見て子供、孫、ひ孫で食事会にしました。2011年10月2日サンプラザに於きましてゆかりの方が全員そろって楽しく食事をいたしました。

私も赤いネクタイを締めて、法事らしさはありませんでしたが、孫世代が大人になり、来年にはひ孫も増えそうです。これも亡き父と母の残した財産だと思います。

愛梨の写した写真の出来が一番でした。





母久江19歳。おそらくお見合い写真として写したもの。

2011/10/03(月) 晴れ


[ 木場公園では ]
木場公園で「木と暮らしのふれあい展」


去る10月1日と2日は、江東区の木場公園に於きまして「木と暮らしのふれあい展」が開かれました。今年で31回目だそうです。10月2日に行ってきました。

今年印象は、木と触れ合う機会が多くなったという印象を持ちました。木工教室、積木、マイ箸づくり、かんな加工などです。江戸指物師のコーナーもありました。また木挽きの実演も行われていました。

今年から始まった、「ミックスボックスラリー」には則子さんも挑戦しました。

少し肌寒い陽気でしたが、多くの家族連れで賑わいを見せていました。
























2011/10/02(日) 晴れ時々曇り


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[ 管理者:大野満生 ]


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