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十四日会の旅行
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十四日会旅行その1
去る2月26日早朝、中野駅に集まってまずはリムジンバスで羽田空港を目指します。今日は十四日会の親睦旅行です。研修も兼ねています。
羽田からは空路を熊本空港まで。この日は天候も良く、飛行機の右側には八ヶ岳連峰に始まり、北アルプス、中央アルプス、南アルプスの山々が頂に雪を見せて、その存在感を誇示しています。やがて(かなり経ってですが)見覚えのある別府の町が見えてきました。由布岳を確認して、阿蘇の外輪山を見てから熊本空港へ降りて行きます。空からの眺望を楽しんでいるうちに空港へ着きました。
空港からは市営バスで熊本市内の通町筋で降りて、食事処「青柳」を目指します。ここ青柳では熊本名物の馬刺しと辛子蓮根をいただきました。
 (青柳にて)
辛子蓮根は以前苦しい思いをしたので遠慮しようかと思いましたが、挑戦すると辛味が程よく抑えられていて私でも食べることが出来ました。
お腹を膨らませた後は、歩きます。熊本城の須戸口門で現地ガイドの方と待ち合わせて、場内を案内していただきます。およそ2時間のコースです。須戸口門から竹の丸ゾーンを歩いて行くと、石垣群のむこうに天守閣が見える所に来ました。ここから石垣の間を縫って上がっていきます。

天守閣まで曲がりくねった階段をひたすら登っていきます。しばらく進むと二様の石段が見えてきました。右側の緩やかな石垣が清正が作らせたもの、左側は細川時代のものだそうです。こう配や石の積み方が違いますね。


天守閣が身近に見えてきました。現在のものは1960年に復元されたものです。それでも50年の時を経ています。加藤清正が建てたお城は西南戦争時に炎上してしています。写真で往時を偲べます。


闇り御門を言われる地下通路をくぐって本丸御殿に行くことが出来ます。ここの作りは立派です。ケヤキや松の梁や丸太が使われていますが、一本いくらするのか見当がつきません。熊本県産、九州産にこだわって建てたようですが、これだけの大径木を用意するのは至難のことです。真上には本丸御殿があります。
 地下通路をくぐって本丸御殿へと向かいます。
 本丸御殿内部の大広間です。広いですね。
 そこの畳のへりはきちんと揃うようになっています。流石です。
 本丸を出て天守閣へと足を進めました。
 天守閣からの眺めです。正面の方向に加藤清正の墓所があるとのことでした。
後半ははしょってしまいましたが、熊本城内をかなり詳しく見てきました。二時間ほど歩きましたので、脚は疲れています。広くて大きなお城内をかなりオープンに見学させてもらえたので、大変為になりました。天守閣、本丸御殿、石垣と見どころがいっぱいあり、見学する価値のある所だと思います。
2011/02/28(月)
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