[
仕事のスピードが落ちる
]
|
仕事のスピードが落ちる
ここの所へ来て、仕事の量が落ちてきました。一つの仕事自体のスピードも同様です。仕事をする人の数が減ったせいでしょう。お客さんの数が減り、仕事をする人の数も減ってくると、直接売り上げに響きます。ましてここのところ、売りが絵の大半は木材、特に下地材であり、新建材にしても大半がベニアやボードになりました。一本ないし一枚の単価の安いものを売っていく商売になりました。そこから先へ進むには、設計士の方とのつながりが無いといけません。
信頼できる大工さんの年齢が上がる一方です。人数は少なくなりました。縮小傾向は進んでいます。
さて、断熱材も少し入ってきたので現場へ入れようかと工務店の社長に相談しましたが、盗まれるので、正月明けにしてほしいと言われました。断熱材はわが社で年を越しようです。
中野新橋の商店街を見ても一時の活気はありません。しかもこの12月で店を閉める所も増えました。まだ閉店しないまでも「店とマンションの家賃だけでも月に二十万円赤字です」などと云う猛者もいて、「それならやめた方がいい」と思いますし、月に二十万円も持ち出してよくやっていられるな〜と、別の意味で感心したりしています。
この数年間で「いつか来る幸せ」に対する希望が打ち砕かれた所も多いと思います。今までと違った所からしか、解決の道は出来てこないと思います。今年も何とか年を越しました。来年こそ実のある年にしていきたいと思います。
2010/12/29(水)
|
|