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11月も終了です
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11月も終了です。
今月もあっという間に過ぎていきます。 前半は忙しくなく、片づけをしていましたが、途中からアパートやマンションのリフォームが始まり、配達で時間を取られました。近場の所が少なかったので積むの一時間。配達に一時間。降ろすのに一時間、帰りも同じなので、結構時間を取られる仕事が多かったのが特徴です。今週の終わりには、越谷へ行く予定です。昨日の朝は現場の下見をしてきました。思ったよりも狭いので工夫が要りそうです。
さて、まず材木が売れなくなりました。ここの所運んでいるものは、コンパネ、12ミリラワン構造用合板、ラーチ合板の12ミリと9ミリ、耐火ボードに、36*45ないし30*40。20*40もたまにあります。単価の高くないものを数多く運んでいる勘定になります。105角の柱や間柱なども少しはありますが、出ていくものがますます限られてきました。
それというのも大工さんがとって来る仕事が減少したせいでしょう。大きく時代が変わりそうです。それでもお隣の仕事などを見ていると、大工さんが取ってきて直に仕事をするのがいかに安心で安全なのか、ということが肌で理解できます。お隣は、今月の5日、6日で立派な建物が建ちましたが、それから今日まで延べ人数にしても5人来ただけです。この所、一週間のうちに2から3回雨が降りましたので、床のべニアは特定のふきこむ所だけは濡れて水たまりになっています。確認申請して請けた所と、工事を請けた所と、実際仕事をする職人さんは別の所なので、特に養生をしていないベニヤは雨に濡れっぱなしで、盛り上がったりめくれたりしています。もうちょっと気を使わないと「住宅はクレーム産業」という言葉がぴったりになってしまうと思います。私の所も先日、ラーチ合板を納入して、その結果5枚ほど余ったので引き取ってほしいと言われたので、「会社の在庫から、持っていった分なので、持ってきてもらえば返してもらってもいいよ」と話して、引き取ってみたのですが、そのうち2枚は雨にぬれて、変形したまま乾いて固まってしまいました。床には使えないな、という経験をしたばかりなので、お隣がどうするのか気になっています。ラーチ合板は雨に弱いもの、ベニヤ自体がそういうものなので、使う人が十分に気をきばって使用しないとクレームになってしまうかもしれません。気をつけましょう。
そういえば、今年の春先に山中湖の別荘のリフォームをしたときに、そこの工務店の社長さんが言っていました。杉材にしても木を使った所は大丈夫だったけれど、ベニヤを使用した所はほとんどが腐っていたと。10年はもつかもしれませんが、それ以上の耐久性のない材料ばかりを使う住まい作りから、早く卒業したいですね。食べるための仕事からそうでない仕事をする所まで再び行きたいですね。昔は悪い仕事もあったけれど、良い仕事もありました。そんな気がしている最近です。
2009/11/30(月)
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