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時々更新mn日記

( 2009/12 ← 2009/11 → 2009/10 )


[ 11月も終了です ]
11月も終了です。


今月もあっという間に過ぎていきます。
前半は忙しくなく、片づけをしていましたが、途中からアパートやマンションのリフォームが始まり、配達で時間を取られました。近場の所が少なかったので積むの一時間。配達に一時間。降ろすのに一時間、帰りも同じなので、結構時間を取られる仕事が多かったのが特徴です。今週の終わりには、越谷へ行く予定です。昨日の朝は現場の下見をしてきました。思ったよりも狭いので工夫が要りそうです。

さて、まず材木が売れなくなりました。ここの所運んでいるものは、コンパネ、12ミリラワン構造用合板、ラーチ合板の12ミリと9ミリ、耐火ボードに、36*45ないし30*40。20*40もたまにあります。単価の高くないものを数多く運んでいる勘定になります。105角の柱や間柱なども少しはありますが、出ていくものがますます限られてきました。

それというのも大工さんがとって来る仕事が減少したせいでしょう。大きく時代が変わりそうです。それでもお隣の仕事などを見ていると、大工さんが取ってきて直に仕事をするのがいかに安心で安全なのか、ということが肌で理解できます。お隣は、今月の5日、6日で立派な建物が建ちましたが、それから今日まで延べ人数にしても5人来ただけです。この所、一週間のうちに2から3回雨が降りましたので、床のべニアは特定のふきこむ所だけは濡れて水たまりになっています。確認申請して請けた所と、工事を請けた所と、実際仕事をする職人さんは別の所なので、特に養生をしていないベニヤは雨に濡れっぱなしで、盛り上がったりめくれたりしています。もうちょっと気を使わないと「住宅はクレーム産業」という言葉がぴったりになってしまうと思います。私の所も先日、ラーチ合板を納入して、その結果5枚ほど余ったので引き取ってほしいと言われたので、「会社の在庫から、持っていった分なので、持ってきてもらえば返してもらってもいいよ」と話して、引き取ってみたのですが、そのうち2枚は雨にぬれて、変形したまま乾いて固まってしまいました。床には使えないな、という経験をしたばかりなので、お隣がどうするのか気になっています。ラーチ合板は雨に弱いもの、ベニヤ自体がそういうものなので、使う人が十分に気をきばって使用しないとクレームになってしまうかもしれません。気をつけましょう。

そういえば、今年の春先に山中湖の別荘のリフォームをしたときに、そこの工務店の社長さんが言っていました。杉材にしても木を使った所は大丈夫だったけれど、ベニヤを使用した所はほとんどが腐っていたと。10年はもつかもしれませんが、それ以上の耐久性のない材料ばかりを使う住まい作りから、早く卒業したいですね。食べるための仕事からそうでない仕事をする所まで再び行きたいですね。昔は悪い仕事もあったけれど、良い仕事もありました。そんな気がしている最近です。



2009/11/30(月) 曇り時々雨


[ 福井への旅 ]
福井への旅


二人とも永平寺へ行ったことがありません。東尋坊へは私だけです。三方五湖へは各自で行っています。福井は東京からみると少し遠い所です。住んでいる人から見れば朝鮮半島やロシアにも近いまち。京都、大阪にも近い所です。福井県も歴史的にみると東側の越前と西側の若狭に分かれるといいます。越前は、越中富山、越後新潟共に「越の国」です。若狭は京都や滋賀県の一部として住んでいる人は考えているようです。小浜には神宮寺や明通寺など国宝・重文を抱えるお寺があるそうです。今回行きませんでしたが、文化圏としては京都という頭があるようです。

さて、今回は福井県を回りましたが、それは以下の通りです。



小浜に着きました。


「かねまつ」で特丼とウニ丼をいただきました。


三丁町を散策後、会合に出席です。


翌日、「津島名水」で水を汲んでみました。その後、福井市から永平寺です。








一乗谷の朝倉氏の栄華の跡も見学してきました。


翌日は、東尋坊です。3年前にも来ましたが、ここは怖いです。


東尋坊から越前海岸をひたすら走りました。敦賀を目指しました。
敦賀ではまず「気比神宮」です。芭蕉の碑もありました。


水戸天狗党のゆかりの地へも行きました。


ラストは、敦賀にある「晴明神社」でした。写真はありませんが。お爺さんが一人で守っている神社でした。
駆け足で、自分の行って見たかった所を中心に車を走らせてみました。
11月21日から23日の出来事です。

2009/11/28(土) 晴れ


[ 旅想の集い 小浜編 ]
「旅想」の集い 小浜編


去る11月21日と22日の両日、「旅想」の集いが福井県小浜市にある「小浜ロッジ」で開かれ則ちゃんと二人で参加してきました。全体で22名の参加がありました。「旅想」は富山の橋本哲さんが発起人となって始められ、今年で8年目に入りました。小冊子の数も44冊を数え、同人の数も50名ほどになっています。話の内容は旅の思い出を中心に個人的な経験や旅行の感想をまとめたものですが、時々光る原稿があって読み応えがあります。そして時々顔を合わせることで人となりと文章を重ね合わせることが出来ます。

こうして集まるのは今回で4回目になります。箱根、氷見、恵那に続いて小浜になりました。小浜になったのはアメリカの大統領の影響が強かったと思います。今回も初めて顔を合わせる方々が5名ほどあり、お顔と文章を比較してきました。また読者の方でも参加者は拒まないという「ゆるいつながり」なので温かさがあります。これも主催者である橋本哲さんの人柄から出たものだと思います。話は全く変わってしまいますが、島一郎先生がそういう人柄だったことを思い出します。

のんびりほんわかしてきました。



宿泊した「小浜ロッジ」です。老朽化のため、今年の12月25日で営業を終了し、壊されるとのことでした。




三時からのミーティングと食事を終え、ロビーでプレゼントの交換会の模様です。
2009/11/24(火) 曇り


[ 篠原正夫様逝く ]
篠原工務店社長篠原正夫様逝く。


去る11月19日、かねて病気療養中だった篠原正夫様が亡くなられました。71歳でした。心よりお悔やみ申し上げます。

篠原さまは、近所にあった島村材木店様の廃業に伴い、大喜のお客様となって、早いもので二十年以上の年月が経ちます。その頃はまだ40代だったと記憶しています。その間、白川建設(株)様をご紹介いただきました。

また、仕事に明るく、仕事を断れない性格もあって、さまざまさ仕事に挑戦されました。工務店の社長というよりも一職人という立場を必ず持っていて、まとまった仕事があれば、人に仕事を回したり、人が必要であれば、職人さんを連れてくる力を持っていました。長らく東京土建の南台支部の会計を任されておりました。また、白川建設(株)の協力業者の会である「白栄会」の幹事を務めるなどこの二十年間仕事の中心にいた方です。

現在は杉並に自宅がありますが、その前は中野区栄町にありました。その関係もあり、地元に強く、地元に密着したお客さんも数多く抱えておりました。「あの人に頼めば、なんとかしてくれる」という心強い方でした。

私が6年前に自宅を改築するときに、篠原さまにお願いしたのは、安心感と安定感が抜群であったことです。おかげで住み心地の良い住まいが出来上がりました。職人さんは、仕事を残しますので、残した仕事を見れば、その人となりが浮かんできます。大変惜しい方が亡くなりました。

ご冥福を心よりお祈りします。合掌



2009/11/20(金) 曇り


[ 飴玉ひとつ ]
飴玉一つ


最近、遠い配達に追われています。

また夜などテニスをしていると急に力が抜けてしまいます。そんなときには、飴玉を一つなめて力を補います。小さなものでも口に入れると失われた力がよみがえって来ます。

昨日は板橋まで配達でしたが、一方通行の狭い所なので、大工さんと打ち合わせをして近くまで来たら電話をして、着いたらすぐに下せる体制を作ってもらいました。後ろから車が来たら、また一周してこないといけないからです。うまくいきました。携帯電話は便利ですね。

昨日の昼からは、葛飾まで行きました。マンションリフォームの下地材運びです。駐車場からエレベーターの所まで私の脚で70歩ほどありました。そこまで大工さん3人と運ぶのに2時間ほどかかりました。疲れました。

今日は葛西です。シートを一重にかけて中野を出たのですが、途中から雨。雨を予想していなかったので中の材料が少し濡れました。なんとか納めましたが、雨の日の配達は嫌なものです。

さて、雨といえば、お隣の住まいも建てたままで、それから何回も雨に当たって28ミリのラーチ合板も表面がはがれ始めています。同じ所ばかり濡れるので、そこだけが弱くなります。請けた所と木工事をする所と、さらに実際に建て方をする所が違うので、総合的に見る人がいないためです。まあ、今回のものは構造には影響ないでしょうが、よく乾かせてから床をはらないとカビの原因になります。せっかくよい建物を建て始めたのに建て方が終ってから2週間の間、工務店さんが一度見に来ただけです。その時にシートでもかけていけば多少違うのでしょうが、これからこの建物がどうなっていくのか気になる所です。

さて、今日も葛西まで行くと、1時間半くらいかかります。それくらい車に乗るとどうしてもトイレに行きたくなります。幸いこの現場の近くに公園があり、そこのトイレを借りてから現場に行きます。ここのトイレはタクシーの運転手の方も多く利用されています。帰りは家までトイレを我慢しなくていいように、飴玉を一つなめます。ここの所飴玉にハマっています。

2009/11/19(木) 曇り


[ ある単価表 ]
ある単価表



「仕事を取ってきたものが王様だ」

だんだんと単価が厳しくなってきて、割に合わない、と断っている工務店様からは仕事がいただけなくなっています。仕事をいただける工務店さんにしても、単価が厳しくなってきて工務店さん自身の手間を出すだけの余裕が無くなっています。現調、見積もり、成約、資材の搬入、施工、完成までこぎつけて、一応の終結を見るものの、手直しやクレームもあります。また仕事の途中での変更もあり、そのたびに材料の手配も変えなくてはいけません。

大手の建設会社には、それぞれ単価表があります。その単価表で資材を拾い出し、手間を重ねて合計金額を出し、それに対して経費を載せて見積をしている工務店さんがいます。


が、ここの所に来て、経費の部分の見直しが始まっていると、言われました。資材の単価表には、個別に税込価格が明示されております。その価格は我々が工務店さんに卸す価格と同じくらいだといわれています。これだと現場に材料が着きません。「ホームセンターで買える価格だろう」と言われたそうですが、買った所から現場までの経費が単価表を作った人の頭に入っていないようです。

こうして弱い方にしわ寄せがいきます。これを解決するには、圧倒的に数が多いはずの仕事を実際にする人の方々を「偉く」していくことです。難しいけど根本的なことです。


2009/11/10(火) 曇り


[ このところ ]
このところ


11月に入って、空いたアパートの部屋の確認に行きました。中はきれいに片付いており、あまり直す所もなくて、一安心。ただ、家の周りの草が伸びていたので、二人で草むしり。一汗かきました。刈った草はまだそこに置いたままです。トラックで行って、片づけてこないといけないですね。

さて、お隣さんの住まいが新しく建っています。SE工法です。集成材と金物を組み合わせた工法で、木造三階建てになります。狭小地ですが、それもあって木造で建てることが出来ました。建ちあがってみると、重厚感もあり、街ゆく人が立ち止まって見ていきます。新築住宅はいいですね。

この建築にかかわった方々の車のナンバーを見ていると、栃木、宇都宮、相模、多摩で水道屋さんだけが練馬ナンバーです。今の所ですが・・・

皆さん遠い所から仕事に来ています。
そういう私も、土曜日には、葛西まで配達に行きました。23階建てのマンションの22階。エレベーターが二基しかなく、待ち時間が多かったのですが、無事に納品できました。行き帰りの時間よりも現場にいる時間の方が長かったですが・・・

仕事は低調です。12月に建てる所の見積直しや、ゴミを片付けたりする仕事がメインです。10月は思ったよりも売り上げがありましたが、その分今月は低いかもしれません。仕事に波が出ています。こういう年は、経験上売り上げの良い年にはなりません。


2009/11/09(月) 晴れ


[ ピストロHOSOYA ]
「ピストロHOSOYA」に行く


荻窪にある「ピストロHOSOYA」に行ってきました。杉並公会堂の横の道にあります。以前は阿佐ヶ谷にありましたが、こちらに引越してきてからでも十年は過ぎていると思います。

昼時だったので、三種前菜盛りの付いたビーフシチューを頼みましたが、どれもおいしくお腹がいっぱいになりました。前菜の盛り合わせを見たとたんに、その見覚えのある姿に「ここのはおいしくてボリュームがある」との記憶がよみがえりました。若い女の子と三人でいただいたので、料理はより一層楽しめました。

ここの奥さんは、ちょっと愛想が無いけど、おいしい所ですよ。




2009/11/05(木) 晴れ


[ 寒い11月になりました。 ]
寒い11月になりました。


11月に入って急に寒くなりました。
この所、旧友からの手紙やメールが届いています。読んでいて元気づけられるものがあります。孫が出来た、というものもありました。今年はこれから、同期会やクラス会があります。いくつ出られるかはわかりませんが、同年代の方と会うのは気楽で、楽しいものです。還暦の時には、出来るだけ多くの方に集まってもらいたいですね。現在、還暦を前にして女性軍は元気になっていますが、男性の方は力が落ちていく感じです。

さて、仕事も爆発的なものはなく、地味な仕事をコツコツとこなしています。もともと木材を相手にする仕事は手作業が中心でした。見える所はもちろん、見えなくなったところでも一つ一つ木を見て「どう使って行くか」「どうこの木を生かしていくのか」考え考え仕事を進めたものでした。新築住宅は簡便化されましたが、リフォーム仕事などは特に「無から有を作る」部分があるので、現場で考えないと解決しないことが数多く出ます。経験豊かな人の自由な発想や仕上がりまで頭に入っている人の下地材の補強など手間をかけるか否かで、完成後の住心地が違います。今日もカーテンレールが付く所の下地材を求めてきた方がありました。ほんの少しの心使いですが、その積み重ねが仕上がりに、住み心地に影響してきます。

さて、11月3日には、アパートの一室が空いたので、中を見てきました。比較的きれいに使っていただいていたので安心しました。補修程度で次の方にお貸しすることが出来そうです。しかし、不動産屋さんも言っていましたが、借りられる方の家賃の上限が下がってきていて、お客さんも少ないと言っていました。そうだと思います。景気が上を向くにはまだ時間がかかりそうです。寒い11月になりそうです。


2009/11/04(水) 晴れ


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[ 管理者:大野満生 ]


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