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時々更新mn日記

( 2009/06 ← 2009/05 → 2009/04 )


[ 好きな言葉を見つけましょう ]
好きな言葉を見つけましょう

このところ、日曜日の夜はビールを飲みながら「天地人」を見ています。ほんとうは事実と嘘を交えて面白く作っているのでしょうが、見ていて飽きないのはなぜでしょうか。けばい感じの兜に付けた「愛」とか、嘘っぽい「義」とか、日本人が忘れかけたものを描いているからでしょうか。

さて、お店の壁には、上杉謙信公の家訓が飾ってあります。米沢に行った時に買ってきたものです。折に触れてみていますが、あまり参考にしないで生きています。また、謙信の「四十九年一睡の夢」という言葉も好きでしたが、もうその言葉の年を超えてしまいましたので、いまではあんまり意味がありません。五十になればなったなりに、五十五歳になればもう少し高い所から、人生を、あるいは世の中を見ることができます。「年」とはよく言ったものです。経験していくことは大事なことだと思うようになりました。漠然と年を過ごした方が、だんだん自信をなくしていく姿を見ると、人生は持続して何事かをなさないと意味をなさないものだとも感じてきました。一生勉強だとも思います。

それと同時に同級生が病気になったり、亡くなったりし始めました。自分も元気な時にいろいろな所に出かけてみたいですね。

さてさて、ベランダに今年も野菜を作ることにしました。このところの雨で成長しています。



昨日は近くの「たけはら」に行ってきました。串揚げです。以前「銀座磯むら」といったところが名前が変わり「たけはら」になりました。単価も少し下がり、野菜も無農薬のものを使っているとのことです。



おいしく頂きました。難点はなかなか次の人が入ってこない所です。

新東京木材商業協同組合の本部総会も無事終了して、役員も改選されました。中野支部も少し若返っております。木材業も単価が低くなってしまい、売り上げを維持するのが大変ですが、役員さんを中心にして盛り上げていただきたいと思います。


2009/05/30(土) 雨


[ ジワリと変化 ]
じわりと変化


仕事の量が減ってきています。また売れるものも安いものに限定されてきています。決まり切ったものだけが売れてそれ以外の売り上げがなくなってきています。材木にしても構造材が少し売れるだけになり、あとは下地材です。それに加えてベニヤに耐火ボード、という布陣になりました。

ここから先のものが売れなくなっています。

今普通に売れていくものだけで売り上げが満足できるものならばそれでも良いのですが、こうなると在庫を思いっきりしぼってしまった方が、仕事をしてはすっきりするかもしれません。

さて、素材である木材を製材したり、加工して用途に合わせて新たな大きさの材木にして使ってもらうことが材木屋の醍醐味の一つです。大工と共同でこの作業をしてきましたが、最近では、製材したり加工することも少なくなりました。仕上がり寸法に合わせて「加工込み」で加工まで行ってもらうことが増えました。端材やごみが出なくなりました。そういう処分代が減ったのは嬉しいのですが、「木を見て、用途を考え、売る」という一連の熟練技が要らなくなりました。

楽だと云えば楽になりました。

いま一つは、いま私が仕事をしている中野新橋から見て、材料を引き取りに行ける所がかなり減りました。もともとこのあたりは職人さんが多くて、また木材の市場や新建材の問屋さんが多くありました。途中の市場に寄って材料を積み足しながら、現場へ行くことはしょっちゅうでした。現場が池袋であれば、池袋市場へ。世田谷であれば、北沢市場へ。東松山であれば、鶴が島市場へなど。行先に合わせてボードやコンパネなどを問屋さんへ行って積んでもらい、そのまま現場へ降ろしました。最近、こういう技が使えなくなりました。

そうなると足りないものは、持って来ていただくことになります。木場から来たり、埼玉から来たり、神奈川県の川崎から来たり、とだいぶ遠いものになりました。それでも定期便があればよいのですが、週に二回か三回というものも増えています。発注される方の私たちのお客さんの見積もりがしっかりしていれば問題はないのですが、少なく見積もって発注し、あとからちびりちびりと追加されるのが一番困りものです。しっかりしたお客さんと付き合いたいですね。

売れ行きも配送も引き取り先も少しずつ変化しています。どう対処していくか、問われています。



2009/05/27(水) 晴れ


[ 回覧板 ]
回覧板

町会の回覧板には、今回はこの5月31日に行われる、川島商店街のイベントのことが載っていました。今まで回覧板にこの種のものが載っていることは記憶にありませんが、こういう時代です。みんなで元気になる方法を考え出すのも良いかと思います。




私も行ってみようと思います。


2009/05/26(火) 晴れ


[ いこいの湯 ]
いこいの湯


多摩境にある「いこいの湯」に久しぶりに行きました。

相模原市の相原まで行く用事があり、その過程で「いこいの湯」へ入りました。ここへ来るのは4、5年ぶりになると思います。一時期日帰り温泉に入っては、日頃の疲れを癒していましたが、このところ近い所で済ませていたので、多摩境までお湯に入りに行くのは久しぶりでした。この前来た時には、この日帰り温泉に入るための渋滞がひどかったのですが、またこのあたりも「いこいの湯」の建物が目立つ程度でしたが、今回訪れると、まず隣にマンションは建っているは、目の前は老人施設になっているはと、開発されていました。さらにここへ行くまでにホームセンターやレンタルCD店、外食チェーンなど至る所にできていて、そのため車の渋滞がひどくて一キロを15分かけて動くようでした。日曜日の昼間に来るところではなくなったようです。

それでも、お湯につかれば、そんな余計なことは忘れます。たまには温泉も良いものです。今月二湯目でした。



「いこいの湯」の正面玄関です。




2009/05/25(月) 晴れ


[ かつ味 ]
かつ味


中野新橋と中野車庫の中間にあるトンカツ屋さんです。おいしい所だと思います。私はここのカツとメンチが好きです。

久しぶりにランチに入ってみましたが、おいしいと感じています。ランチはどこでも安くて、いいですね。ここの難点は駅から離れているということでしょうか。近所の方が多いですね。電話で予約して、取りに見えるお客さんも多い所です。





ここの「ひれかつサンド」は中野支部の従業員慰安会で新宿コマの観劇の最中によく食べさせていただきました。おいしかったですよ。

2009/05/24(日) 晴れ


[ 杉の野地板 ]
杉の野地板


屋根の野地板に杉板を使った現場の写真です。
下から見上げてみるとベニヤでは醸し出せない雰囲気があります。
貼る手間だけのことを考えたら、ベニヤの方が効率は良いと思いますが、それには代えられないものがあると思います。箱根の別荘のリフォームでも屋根の野地板は杉にしました。耐用年数も増えますし、建てている住まいに表情が出てきます。



さて、小さなお客様が突然来店されました。
「変な顔してご覧」と言ったら、こんな顔もできるようになりました。
女の子はおしゃまで、よく話をしています。
とりあえず「おじさん」と呼んでもらっています。



「忙中閑あり」

さてさて、なかなか新しい仕事が始まりません。まとまった仕事が少ないですね。仕事が細かくなりました。



2009/05/22(金) 晴れ


[ アラ還の感想 ]
アラ還の感想


60歳が近づいてきて、保険の見直しが始まりました。保険料が馬鹿にならないくらい増えてしまいますので、見直しを迫られています。これから入るものは保険料がかなり上がります。自分にとって何が必要か否かを迫られています。

二十代の頃から保険に入り始めましたが、その頃には、55歳などというのは遥かかなたのことでしたが、現実にはもう通り過ぎてしまいました。5、6万円くらいの給料からはじまりましたので、その頃の一万円弱は大きな負担でした。と言っても自宅にいましたので、全部小づかいでいたから、「大変さ」は感じなかったですね。食べるものは家にあったので・・・

そう考えるとかなり暢気に生きてきたことになります。

55歳で満期になるものを年代が上がってから増やしましたが、いざ満期になってみると利息がたくさん付きましたが、それにかかる税金も多くて、往生しました。満期の年を55歳、56歳、57歳、58歳と少しずつずらしておけばよかったと反省しています。

十代、二十代と身体が弱かったのですが、40歳を超えてから今のところ入院せずに過ごせています。これも材木を担いだおかげで適当に身体を動かせた結果のような気がします。

これからは、食べる量を減らして、「腹八分目」で満足するようにしたいところです。

さて、今二人だけの暮らしになりましたが、ご飯を作ること=おかずを考えることなどが大変になりつつあります。肉にしても一人100グラムも要りませんし、野菜も一個とか、半分とかいうサイズで間に合います。作り過ぎれば、三日四日食べないといけません。今は冷蔵庫で保存できるものも多くなりましたが、同じものばかり食べています。

こんなことを考えると、将来は温泉付きの賄い下宿が、ありがたくなると思います。

2009/05/21(木) 晴れ時々曇り


[ たまに買い物に行くと ]
たまに買い物に行くと


日ごろ夕食の支度のために買い物に行くとすると川島通商店街か弥生町にあるスーパーである「サンデーマート」になります。
肉なら「肉の松本」魚でしたら「魚健」と決めていますが、その他のものはスーパーの方が多くなりました。川島の「オリンピック」や「サンデーマート」は一通りのものがそろい、夜遅くまで店が開いているので便利です。
昨年夏以降、諸物価の値上げが続きましたが、それがひと段落して今は値上がりする前よりも「安い」物が目につくようになりました。また特売する商品も増えて、新聞の折り込み広告を見ながら、今日は北へ、明日は南へと移動しています。
朝はパン食が多いので、パンに牛乳、野菜ジュースにジャムにコーヒー。生野菜に、ヨーグルトが定番です。これらは定期的に買いますので、値段のことも多少私にもわかります。一つのメーカーが値上げをしたとします。同じ商品が違うスーパーでは安く売っていたりします。また、今までと違うメーカーの商品が並ぶようになって、それが従来のものより安くなっていることが増えています。
原材料はいったんあがりましたが、従来より安い商品が店頭を飾るようになりました。こうなると一つの商品から得られる利益はますます少なくなります。物を作っている所がますます苦しくなるのか、中間業者である流通が飛ばされるのか、それらに携わっている人が追いやられるだけになりそうです。

「ジャパニーズ、みんなで沈めば怖くない?」
やはり沈まないほうが良いでしょう。



2009/05/20(水) 晴れ


[ お店はどこも ]
お店はどこも


中野新橋にある食べ物屋さんには良く行きますが、忙しい所が少なくなりました。

おいしいものを提供できても肝心のお客さんがいない。
おいしいものを提供できても定番メニューしかない。
おいしいものを提供できてもお店の感じが良くない。

なかなか水準を超えて、なおかつ評判のお店となるためには努力がいるようです。中野新橋ではありませんが、先日北茨城で泊った宿も、十年ほど前に行った時より料理が沈んでいました。というより、今風になっていたのです。
今はいかに平均点以上を取り、そのお店を繁盛させていくか、が、まず先に問われていて、仕事の結果、お金が付いてくるなどということはなくなったからです。

先日もある組合の理事会で配当をめぐって議論がありましたが、初めに配当を出す予定で進めていかないと、そう簡単に配当を出すことはできないと知りました。クリアーしなくてはならないことが多いからです。わが社でも今年の4月までは利益が出そうな勢いで仕事をしていましたが、ここへきて落ち着いています。8月末の決算ですので、残り三ヶ月の仕事の具合を見ながら、赤字になりそうなのか、黒字を計上できるのか早目に見極めたいと思います。

さて、さて仕事も数が多い時には緊張感も高まり、ミスも少なくて済みますが、数が減ってくるとつい後回しにしたり、注文忘れが発生しやすくなります。
「急ぎの仕事は忙しい奴に頼め」
とは名言です。

仕事の材料も頭の中では簡単に見つかると考えていたり、「あそこの市場に行けばある」と思い込んでいたりしますが、現実にはもう4、5年前までの話であったりします。世の中どんどん変わっています。いつまでもあると思わずに自分で作り出していかなければ、何もつかめなくなります。気をつけましょう。

2009/05/19(火) 晴れ


[ 生シラス丼 ]
生シラス丼


5月13日の新東京木材池袋市場のお土産で「生シラス」をいただいたので昨晩は「シラス丼」に相成りました。季節のものをいただくと豊かな気持になります。
北茨城で買ってきたアンコウのさつま揚げ、山芋に交じって、長浜海岸でいただいた獲れたてのワカメも食卓を飾っています。



駿河湾からの贈り物はこちらから


2009/05/16(土) 曇り


[ 非勝三原則 ]
非勝三原則


09年4月号の「WOODS」には「全国亭主関白協会」を紹介するコラムが載っています。

WOODSの引用

ここでいう「関白」は家庭内の天皇である妻を補佐する地位をさす。「いかにうまく妻に尻を敷かれるか」を日々研究している。

と書かれてあったのでネットをつないでみると、「愛の三原則」や「非勝三原則」など研究の成果がまとめられており、また「関白検定」なるものを行うことができるようになっています。早速チャレンジしてみると、私は1級でした。もうすぐ段位が見えてきます、ということでまだまだ修行が足りません。

興味をお示しの方は、ぜひチャレンジを・・・



また、「勝たない」「勝てない」勝ちたくない」が「非勝三原則」と書かれてありましたが、我が家の場合は「勝てない、勝てない、勝てない」ですので、原則は一つだけで済みそうです。

世の中には面白い団体があるものですね。



2009/05/15(金) 晴れ


[ 今日までそして明日から ]
今日までそして明日から

私は今日まで生きてみました
そしていま私は思っています
明日からもそうして生きていくだろうと


学生時代に聞いた吉田拓郎の歌が流れてきます。ひと仕事を終え「これでゆっくりできるかな」といった気分です。

今日は保険屋さんが来て、3トントラックの保険の更新。最近このトラックを使っての配達は少なくなりました。ほとんどは軽自動車の配達で済んでしまって通称大トラを使う機会が限られてきました。もういらないのでは、といった感じもあるのですが、サイディングや3×10のベニヤを運ぶ時には、どうしてもこちらになります。また高速に乗っての配達はやはり大きな方が安心です。

さて、今年は更新したのですが、保険屋さんの業界もかなり大変みたいで、代理店の数が十年近く前に500はあったそうですが、今は200を切り、今年中には、かなり整理されるのではないかと言っていました。たとえば、今回のような自動車保険の場合、まず新規はなくなったとのことです。昨年の油の高騰で車を手放す方が増え、それに加えて今年に入り、維持するのが困難な方が増えていると話していました。

不況はこれからが本番。現状の客様をどれだけ確保していけるのかが、代理店業を続けられるかどうかの分かれ道になるだろうと言っていました。どこも同じだと感じてしまいました。

明日からもこうして生きていけるのでしょうか。
家族の支えで生きていくのでしょう。きっと。


2009/05/14(木) 晴れ


[ 商いの様子 ]
商いの様子

ゴールデンウィークが終了してもいまだに連休の最中にあるようです。

昨年6月から7月にかけて見積もりをした仕事が昨年末より決まり始め、4月一杯までは忙しくさせていただきました。猫の手も借りたいほどでしたが、なんとか切り抜けて、今は落ち着いています。また単価的にも厳しいものもありましたが、このところの価格の低迷が幸いして材料を納めることができました。

さて、これからの仕事がなかなか決まりません。新築住宅の見積もりも二つほどあるのですが、いずれも狭い場所に建てるものです。二トン車が入るか入らない所だとお客さんからは説明を受けています。こうなると、「坪いくら」とか「平米いくら」というだけでは値段を決めるのが難しくなります。材料を搬入したり、ゴミを搬出したり、職人さんの車を置く場所など、本体以外にかかる経費が馬鹿にならなくなってしまいます。

仕事が少なくなれば、そんなことを言っておられないでしょうか。さて決まるでしょうか。

 話は変わって。つい最近、定額給付金を使って以前訪れたことのある料理民宿へ訪れました。以前は寝返りもできない所に寝かされましたが、豪勢な料理に圧倒されてきました。が、今回は建て替えられてあり、露天風呂はあるし、部屋も広くなっていましたが、料理は以前ほどではなくなりました。今回の方が今風でシステム化されており、レベルも決して劣ってはいないと思うのですが、私の満足度は初回に勝りません。

 今行っている仕事もそうなのですが、システム化されているからと言って、それだけでは満足感は高くありません。私なりに大工さんがすごいと思うのは、人と違うものを作りだしてオンリーワンを心掛けているからだと思います。材木屋も木材という自然素材があるのですから、そこを活用しない手はないと思います。木材の表情を見せることによって他にないものを作り出しましょう。

2009/05/13(水) 晴れ


[ 北茨城の旅 ]
北茨城の旅

5月9日から10日にかけて北茨城へとドライブです。




民宿でおいしいものをいただき、


近くの海岸を散歩。鳴き砂の海岸だと聞きましたが、
地元の方に尋ねたら「泣かないんだよねー」と一言。


六角堂へも足を運びました。


このあたりは藤がきれいでした。
東京では、今年は藤はあまり咲かなかった
こちらでは至る所で見ることができました。

茨城はお米のおしい所でした。
水田には水が張られ、田植えも終了です。

2009/05/11(月) 晴れ


[ 週休二日 ]
週休二日


仕事をたくさんする所は年中無休になり、そうでない所は休みが増えています。知り合いでももう60歳も過ぎると週休4日が珍しく無くなりました。このゴールデンウィークも一日行かなければ16連休になると話していました。製造業の方などは今こういう状態なのだと思います。休みが多いのが有り難かったのは若い頃だけです。私も定期的に仕事をしている方が良くなっています。休みすぎると、身体を元に戻すのが大変です。

私たち材木屋の業界もいよいよ完全週休二日の時代を迎えました。

土曜日の営業をどうするか、わが社も考えなおす時が来ています。以前(十年くらい前)週休二日にした時がありましたが、それだと金曜日の夕方と月曜日の朝が忙しくなりすぎて大変だったので、土曜日を半日開けて、あるいは土曜日を使って遠くの配達をこなしていました。平塚だとか、千葉市だとか、八王子などへ通いました。

そうこうするうちに、土曜日も営業し始めていました。それがここへきて、半日も開ければ間に合うようになり、また十時くらいまで店を開けていれば済むようになってきています。週休二日にしても、あまり影響がなくなってきました。

まして、ホームセンターが充実してきましたので、そちらで間に合うものは土曜日も日曜日も開いていますので、間に合わせてもらうことができます。短期的にみれば、それで済みそうです。

さて、さてそうなると日本の文化はどうなるのでしょうか。「木目を見て美しい」とか「木のよい香りがする」とか、それが杉であるのか桧であるのか、はたまた青森ヒバであるのか、

そういうことは関係がなくなるのでしょうか。

2009/05/09(土) 晴れ


[ 隠れてしまう所 ]
隠れてしまう所


幅650ミリの台所勝手口のサッシのドアの説明書には、両方の端は柱にしてくださいと書かれてありました。柱は通常910ミリピッチで建ててありますので、この場合どちらかの柱に寄せるにしてももう一本柱を足すことになります。
そして実際足して取り付けることになりました。

そういう仕事が大事なのだと近頃思うようになりました。この場合は木造住宅でしたが、鉄筋や鉄骨作りでも45ミリや65ミリのケイテン材を下地にして間仕切りをする場合が多くなりました。ふた昔前なら木で柱を建て、それも大きさが90ミリ角とか、105ミリ角とかいうものでした。今は何でも小さくなっています。その分だけ仕事も早く済みますが、耐久性を考えると、かなり弱いのではと思います。

この細いケイテン材にドア枠をつけるのでは弱いと考えている大工さんは、それとなく補強して壊れにくくしています。

新しいマンションなどを見る際にも、それがどういう風にできているのか想像力がいると思います。壁の厚みなども測ってみてしっかり出来ているのかよく見てください。

隠れてしまう所には、作った人の考え方が反映しています。


2009/05/08(金) 曇り時々雨


[ 大宮公園散歩 ]
大宮公園散歩

5月の連休も、最後になりました。今年は泊まりがけは、時期を延ばしましたので、今回は近場だけ、今日は杉並の大宮八幡宮と大宮公園へ散歩です。と言っても車を八幡宮においてそこから歩き始めました。八幡宮は「愛ちゃん」のお宮参りをしたところです。そこから、善福寺川を横切り、大宮公園へと足を進めました。ここの公園には、その中に民家が5、6件あります。その中の一軒を今から6、7年前に直したことがあります。材料を納めるために公園の中の狭い道を遠回りしながら納めた記憶があります。乗用車なら頭が当たらないのですが、トラックやトラックに材木を積むと通れなくなるためでした。

さて、武蔵野園へと足を進める予定が、道を一筋間違えてしまいました。そうしたら、池の周りにカメラを構えた集団に出会ったのです。10名くらいいたでしょうか、カワセミをカメラに収めるために10名くらいの方が、三脚を置いてシャッターチャンスを待ち構えていました。


中央の枝に「カワセミ」が止まっているのですが、わかるでしょうか。





本日の終点、武蔵野園です。



道路を挟んで咲いていた、つつじは雨を受けて一段と美しくなっていました。


釣りを終えて、ここで昼飯を食べ、車に戻ることにしました。


5月3日の日に足立区の柳原千草園へ行った時に教えてもらった、「ひとつばたご   (なんじゃもんじゃ)」がここにもありました。今まで気がつきませんでした。

ちなみに柳原千草園のものはこれです。則ちゃんの隣はそれを教えてくれたおじさん。右上の白い木が「なんじゃもんじゃ」です。



また、柳原千草園には、バナナの香りのする「カラタネオガタマ」もありました。




2009/05/07(木) 雨


[ 隅田川七福神めぐり ]
隅田川七福神めぐり


5月3日は憲法記念日です。

この日は自分の足を使ってウオーキングに挑戦です。これに先立ち都内のウオーキング案内の本を買っていくつか検討しましたが、百草園を中心に浅草から隅田川の川沿いを北へ歩いてみることにしました。


まずは靴を履いて



浅草を目指します。吾妻橋で有名なアサヒビールのビルを背景に写真を一枚。




まだ十時丁度なのでビールを我慢すると、目の前に「満願堂」の看板。まずは金つばを買い、歩きながらいただくことに。墨田公園の中を歩き、まずは牛島神社をお参り。




さらに北上して三囲(みめぐり)神社まで来ると、「隅田川七福神」の案内が・・・




これで方向性が見え、こちらを中心にして回ることにしました。三囲神社には恵比寿様と大黒天の二神が祀られていました。



さらに、大きな道に出たり、路地を歩いたりしながら次の弘福寺を目指します。すると右手に弘福寺があったのですが、ここは裏門でしかも閉まっていました。仕方なく表の道を探そうとすると、桜餅の看板が・・・(看板の手前を右に降りていくと長命寺の裏手になり、ここからも長命寺に行くことができます)



茶店に入って桜餅をいただくことに・・・


道を隔てて北側には「言問団子」のお店がありましたが、まずは七福神巡りを優先させて弘福寺の表門を目指します。

弘福寺(布袋様)本堂の中に飾られていました。

ここには、咳止め飴も売っていました。

続いて長命寺。ここには、弁財天が祀られています。



長命寺の名の由来となった長生きのお水をいただいきました。その右横には芭蕉の句碑も・・・
お寺の一角は幼稚園になっており、多角経営です。

長命寺から北へ戻り、言問団子のお店の前です。中に入って団子を買ってきました。


さらに北へ歩いて、「じまん草餅」店で柏餅と草もちをお持ち帰りです。


道の反対側には「きび団子」のお店が・・・


きび団子店は見ただけでした。ここから白髭神社や百花園を目指せばよかったのですが、私が蒸しようかん屋へ行きたいと駄々をこねたので少しというかかなり遠回りして「龍昌亭西村」まで歩きました。しかし、ここでは結局買わなかったので、お腹を減らしただけの結果に・・・(雷門へ戻りましたら、同じお店が浅草駅前にありました。とほほ)

なんとか、向島百花園まで足を進めました。
ここには福禄寿尊が祀られています。

その名の通り草花が雑草に交じって自然な形で残されています。あるいは植えられてるのかも・・・

つつじは美しく咲いていましたが、藤はほとんど花をつけていませんでした。

もともと梅の木が多かったようで、たくさん実をつけていました。


秋の七草や春の七草が山上憶良の歌とともに紹介されていました。

萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝顔の花



のんびり散歩するには良い所です。


百花園から少し離れた白髭神社へ。ここには寿老神が祀られています。




寺島茄子の発祥の地という紹介がありました。

これで、七福神のうち、6福神まで回ることができました。七つめはここから一キロ
ちょっと離れた多聞寺です。歩くのは疲れたので今回は6つで留めておいて、それよりも「なんじゃもんじゃの木」があるという柳原千草園を目指すことにしました。ここから3キロ以上あるので東武伊勢崎線に東向島から乗って牛田という駅で降りました。そこから歩いて5分ほどで着きました。ここは足立区の無料の公園で二週間ほど前に「なんじゃもんじゃの木」が朝日新聞に紹介されていたのを目ざとく覚えていた則ちゃんのリクエストでした。

柳原千草園


白い花をつけた「なんじゃもんじゃの木」です。

ここで出会ったおじさんに教えていただきました。

教えていただかなければ、わからないままでした。

そのおじさんのお勧めもあり、今度は多聞寺まで歩くことにしました。牛田の駅から墨堤通を南下して15分ほど歩きました。そこ多聞寺は大きなお寺でお寺も有名な所ですが、住職が貧乏人からはあまりお金を請求しない人だと、先ほどのおじさんが教えてくれたのに興味を示して、お寺までやってきました。

多聞寺には毘沙門天が祀られています。ここの山門は280年ほど前に建立された墨田区最古の建造物だそうです。



境内には平和観音像がありました。また、平和を愛し民主主義を支えた映画人の墓碑や1945年4月13日の空襲で爆撃を受けて焼かれた巨木、浅草公会堂の曲がってしまった鉄骨も歴史の証人として展示されていました。


無事、七福神めぐりを終え、東武鐘ヶ淵伊勢崎線を使って浅草まで戻ってきました。
早めの夕食場所を探しに色々とあるきましたが、結局「今半本店」で落ち着きました。



本日のコース、〆て二万五千歩。かなり遠回りをしました。まっすぐ行けば2万歩もかからないでしょう。よく歩きました。


2009/05/06(水) 曇り時々雨


[ 鳳月堂 ]
鳳月堂

中野区の鍋屋横丁にある和菓子屋さんで、どら焼きは有名です。周りの皮がふっくらしているのがいいのだと思います。

さて、5月5日は子供の日です。このころ食べるものと言ったらやはり柏餅ですね。少し体重を落とさなければいけなくなったのでたくさんは食べられませんが、5日はここで柏餅を買っていただきました。味噌餡とこし餡しかありません。が、今年も買って食べてみました。






2009/05/05(火) 曇り時々雨


[ 平成つつじ園 ]
平成つつじ園


さる5月2日には練馬駅の北口に隣接する「平成つつじ園」に行ってきました。
様々なつつじが色鮮やかに花を咲かせていました。やや満開を過ぎた感はありましたが、十分花を楽しめました。











バラもありました。


ついでに駅前を散歩。まずは大判焼き屋さん。古い建物でした。
大判焼きがあれば、買って食べるのが礼儀というもの。食べながら歩いていると、今川焼屋さんが目にとまり、一つだけ買って半分こ、しました。



2009/05/04(月) 晴れ


[ 五年たっても ]
五年たっても


我が家もリフォームしてから5年半になります。今のところ特別直す所もなく、過ごしています。

まず明るいこと。
次に風が四方に通ること。
部屋の中の空気が自然に流れること。
床は冷たくないこと。
窓越しにいると温かいこと。

太陽の恵みを受けています。強制換気もありますが、窓を少し開けておくだけで風が通ります。寝室やリビングは8帖以上あり、空気の流れが自然にできますので息苦しくありません。床は杉板ですのでひやっとしません。寝室の床材は厚みが30ミリありますので下からの冷気は伝わってきません。窓越しにいすを置いて日向ぼっこができます。気持ちよく昼寝ができる季節になりました。

もう少し暖かくなると、すだれをベランダにかけて夏の日差しをよけるか、きゅうりを這わせて家庭菜園を楽しみながら心地よい風を取り入れたいと思います。

家にいると落ち着けます。

本物の床や壁。珪藻土の壁。部屋の大きさ。
住まいは見えなくなってしまうところも大事ですが、見える所にも自然のものを活用すると住み心地の良いものになります。


2009/05/03(日) 晴れ


[ 赤木のCDを聞く ]
赤木のCDを聞く


もうすぐ、赤木圭一郎の誕生日がまいります。生きていれば70歳、古希です。21歳で亡くなっていますので、来年の二月には没後50年を迎えることになります。今年から来年にかけてはイベントが組まれるようですが、その前に今年の初めにCDが出ていました。そのとき買い損ねたので4月半ばになってから買い求めました。それが届いて聞いているところです。

ラジオから流された音から作られたファンの方の手作りですが、それだけにファンの一人としては自然な形の21歳の青年に出会えるので、映画スターの素顔に迫ることができます。





亡くなってから50年も経つのに1000名を超すファンクラブを持っている人は珍しいですね。魅力的なのですよ。ファンにとってトニーは・・・


2009/05/02(土) 晴れ


[ 時間の流れが速くなった ]
時間の流れが速くなってきました


桜を見たかと思えば、もうつつじに気持ちが動いています。

3月もそうでしたが、4月も時間の流れが今まで以上に早くなっており、恐ろしいくらいです。朝バナナダイエットで、10キロ減量した友人にならって、朝目が覚めると水とバナナからはじまる生活を始めています。ここ一カ月で体重に変化はありません。が、太らなくなってきましたと自己満足しています。ただし体形が変化しています。父親も昔若いころに肋膜炎を患っており、「自分は身体が弱い」と嘆いていましたが、私にも同じような兆候があり、いまだに二十歳前後の痩せこけた身体だと自分のことを信じて疑わないでいます。しかしながら洋服はMからLへ、AからBへと確実に変化しています。自分の頭の中では信じられない変化ですが、もうそろそろ認めてあげないといけませんね。


さて、いよいよ連休に入ります。連休中に仕事をする方の材料の手配も終わり、休みに入ります。今年は遠出をする気があまりないので、どこに行くかは決めていません。家が落ち着ける場所なので、家にいるのは楽しいのですが、少しは他の空気も吸わないと浦島太郎になってしまいます。

皆さんは日本書紀という書物をご存知ですか。720年に上梓した書物です。現存するのは全30巻ですが、そのほかに浦島太郎の話と系図が一巻ついていたとのことです。当初の本の名は「日本紀」です。浦島は万葉集にも出てきます。

話は全く変わりますが、18歳の時入院していたら、隣に浦島さんというおばあさんがいました。母娘二人で住んでいたのですが、母親が入院してしまった途端、娘さんが自殺してしまったのを思い出しました。親が倒れて、将来を悲観してしまったようです。親戚の方々が入れ替わりお見舞いに来ていましたが、そこにはそんな事情があったようです。「娘が会いに来ない」と嘆いていましたが、二週間ほどして本人に知らせたのでした。40年前の5月の話を急に思い出しました。

2009/05/01(金) 晴れ


( 2009/06 ← 2009/05 → 2009/04 )


[ 管理者:大野満生 ]


- CGI-Island -

Thanks to CGI-StaTion & 手作りCandy