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材木の売り上げは
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材木の売り上げは
ここのところ、わが社としては順調に仕事がある方だと思います。が、木材を使うことが少なくなっているように思います。それは一つには構造材をいじらない「リフォーム」が中心だということ。もうひとつは建材商品を使うことが増えたためだと思います。今木材の売り上げと建材類のそれを比較して3対7くらいでしょうか。売り上げに木材の占める割合は3割を切っていると思います。
構造材は本当に出なくなりました。したがって土台や、柱、桁といった製品は在庫をほとんどしなくなっています。また、造作材も加工付きで頼まれることが増えたので、荒木で(削る前の段階で)在庫するということも少なくなりました。年に一つか二つそのような仕事はありますが、それくらいのレベルになりました。木材市場の中で木材だけを売っている問屋さんは商売として成り立たなくなっていると思います。
遅かれ早かれ木材を売ってくれるところは少なくなります。 日本には資源としての木材はありますが、建築用材としては採算の取れないものになってしまいました。自然の恵みを生かせないのでは、日本の文化も衰退するばかりでしょう。
2009/01/30(金)
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