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時々更新mn日記

( 2008/08 ← 2008/07 → 2008/06 )


[ 7月も終わりに ]
7月も終わりに


早いもので7月も最終日になりました。
毎日暑いのでペットボトルに麦茶やスポーツドリンクを入れて水分を切らさないようにしています。仕事の合間にシャワーを浴び、昼間の一番暑い時には多めの休憩をとるようにしています。おかげで体重も減ることなく推移しています。それには何と言っても我が家で出来た野菜のおかげでしょうか。今年は胡瓜が毎日のように収穫でき、新鮮なものをいただいています。



さて、久しぶりに木造新築住宅の見積もりが入りました。現在木造住宅のリフォームや店舗の改装などそれなりに仕事はしていますが、ぱっとしたものはありません。今月はだらだらとした一ヶ月になってしまいました。そんな折、先日25日の朝日新聞に、世田谷の小川木材(株)さんが所属する「テキテキ」が「大黒柱の値段は?」という問いかけをしていることを知りました。



木材には基本的には定価がありません。それはおそらく同じ木の種類でも産地間の格差や同じ大きさと云っても年輪などの違いにより、同じ定価設定が難しかったからだと思います。一本一本違うことを前提として「実物を見て考える」からでしょうか。それでもある程度の目安は必要です。15年ほど前になりますが、京都の仲買協同組合で木材の定価を設定した部材表を出したことがありますが、どうなりましたか。木材が使われなくなってきていますので、使われる木材の種類も少なくなっていますから、そういう試みも良いかもしれません。

さて、先ほどの記事の大黒柱の値段ですが、桧の3m×180ミリ角と書かれてありましたので、5万円から8万円くらいの間でしょうか。もう少し昔なら軽く10万円を超えたでしょう。しかしながらこの大きさの木材を売った記憶は一度しかありません。

2008/07/31(木) 晴れ


[ 敷居の取り換え ]
敷居の取り換え


最近行ったマンションリフォームの話ですが、スケルトンにして床、壁、天井を作った現場がありました。建具枠は既製品を使い、建具自体はオリジナルなものを建具屋さんに作っていただくという仕事でした。建具は引戸もあればドアもありました。洋間と台所の間仕切りは三枚の引違です。敷居溝も鴨居溝も三本。建具も三枚になります。
床を作り、建具の枠を入れ、壁も作りました。あとは建具屋さんが寸法を取ってオリジナルな建具を入れてくれれば完成です。

そうして建具が入りました。両側にはガイドが付いているので、ぴったり入りました。ところが、扉を引くと思ったより真中に集まります。敷居にはレールが埋め込んでいるので滑りは良いのですが、その分だけ余計なところで止まります。何度かやり直すうちに「恐らく、床が沈んでいるのでは…」ということになりました。人が歩く所は荷がかかるので根太を補強するなりして慎重に作らなければなりません。今回ベテランの大工さんが床を作ったとのことでしたが、ちょっと失敗しました。早目に気がついたので床から直して、敷居を入れ替えて無事終了です。

2008/07/30(水) 晴れ


[ 値上げの嵐に 品不足 ]
値上げの嵐に品不足

梅雨が明けてから、ほんとに暑い日が続いています。暑くて倒れそうです。

仕事は忙しくなく、細かいものになっています。がその反面、資材の値上がりは続いています。一ヶ月先の出荷分から断熱材などが上がります。建材メーカーの商品もこの秋には再値上げです。

見積もりは少しずつありますが、決まると「急げ急げ」になってしまいます。ある程度先が見えていて「見積もり通り」に進む仕事がなくなってきたのを感じます。これも仕事をする人と仕事を請ける人が分離してしまい、さらにそこに設計士などが絡むようになった結果だと思います。仕事の出来る人が見積もって、その人が中心になって仕事を完成させるような時代は終了したのでしょう。段取りの悪い仕事が増えました。仕事に余裕がありません。

9ミリラーチ合板、パーティクルボードが手に入りつらくなりました。ロシアの赤松の入荷もそうです。そして値段はもちろん右肩上がりです。


7月27日に新東京木材中野市場において行われた昭和会記念市の模様。蒸し暑かった。

2008/07/26(土) 晴れ時々曇り


[ 雅樹雅(あじゅが) ]
雅樹雅(あじゅが)


山梨県北杜市に「雅樹雅(あじゅが)」という小さなペンションがあります。インターネットで見つけました。「でいさーびす&バリアフリーの小さな宿」という但し書きもあります。バリアフリーを明記している宿ということで興味を持ち、泊まってみることにしました。
清里の萌木の村からさほど遠くない所にあります。15時ちょうどに着きました。部屋数は全部で4部屋。本日のお泊まりは私たちともうひと組でした。入口をはいると幅二間の玄関です。すぐ横にはスロープが付けられており、車イスでも進むことができます。ここが出来て10年になるそうです。車いすでの移動を前提としているので広々と作られています。

まずは今日泊まる部屋へ案内されました。入口は引戸。20畳ほどのワンフロアーにベッドが二つ。椅子や小さなテーブルにテレビ、冷蔵庫、エアコンなどフル設備です。続き間は水回りでトイレ、洗面、お風呂が収められています。「うちより広いかも」と思える空間です。介護用のベッドを一つ入れるくらいの余裕があります。今まで泊まったペンションの中では一番広い所になると思います。

ひと風呂浴びて外出し、清里の村を一回りした後、夕食です。前菜、スープ、魚料理、肉料理など創作料理のコースが主体です。シェフのこだわりが見えます。この形で食べられない方には、同じ料理をきざみ食やスープ状にして出してくれるそうです。ちょうどこの日に一緒になられた方が障害のあるお子さん連れでスープ状のものを食べていました。その方は7、8年くらい前から見えている常連さんで、東京から近くて、子供を受け入れてくれるところとなると「ここが一番安心」と言っておりました。個に対して対応する姿勢を持っている宿です。その分手間がかかるので、食事の時間も6時半過ぎになると話していましたが、実際には7時近くになって始まりました。そういう所だとわかってくれる人のための宿です。

介護保険制度が始まる前から、この宿を始めた方々です。先駆的なのだと思います。料理はおいしいですし、部屋の内装にも木を使っており落ち着けます。のんびりできます。難を言えば食事に関しては今少し量を増やした方が良いと思います。それに設備ですね。良いものを入れていると思いますが、年々進歩しているのでお風呂などはもう少し広くて浅いものにしていく必要に迫られるでしょう。先駆者のつらい所です。

ともあれ、少数者の需要に確実に答える宿です。


2008/07/24(木) 晴れ


[ YOUTUBE ]
YOUTUBE


赤木圭一郎に関するサイトの一つである「激流」の中で、ある方がこのサイトを紹介していました。何気なくアクセスしてみると私の十代が蘇ってくるものがたくさん紹介されていました。

たとえば、安達明。そういう歌手がいました。「女学生」「潮風を待つ少女」などのヒット曲があります。舟木一夫などと同時期の方だと思いますが、そういう方の歌声が聴けます。
久保浩にも出会いました。数年前懐かしのメロディなどに出ていましたが、「霧の中の少女」はいい歌です。奥さんはやはり歌手の水沢夕子。二人で岡山でスナックを経営していましたが、奥さんを数年前になくしたと、数年前のテレビは語っていました。
東山明美にも出会えました。槇みちる「若いってすばらしい」も聞くことが出来ました。

また、「快傑ハリマオ」「ジャガーの眼」「少年ジェット」「変幻三日月丸」「風小僧」「アラーの死者」「月光仮面」に「隠密剣士」「少年ケニヤ」・・・・
10歳前後に見たテレビ映画がたくさん出てきます。「快傑ハリマオ」と「ジャガーの眼」には近藤圭子さんが出ていましたね。この主題歌は両方とも好きです。「少年ケニヤ」には関みどりさんも出ていました。懐かしいですね。

小学生時代から二十歳くらいまでに頭に入ったものは、忘れないものです。あれから40年経っているのに・・・
それにしても私が10歳くらいに出会った懐かしのスターはみんな60代以上になってしまいました。


こちらから

2008/07/23(水) 晴れ


[ 井筒屋 ]
井筒屋


井筒屋は小渕沢の駅近くにある鰻屋さんです。雑誌などでも紹介されている所なので一度行ってみたいと思っていました。まして土用の丑の日も近くなったので「この機を逃すな」の意気込みでした。
7月21日、清里のペンションに泊まった後、清泉寮、まきば公園とお決まりのコースをへて小渕沢を目指しました。私には途中もう一か所行きたい所がありました。NHKドラマのロケ地で使われた「風林火山館」です。まきば公園から八ヶ岳横断道路を小渕沢方面に走り信号二つ目を左折、とパンフレットに書かれていました。一つ目は「八ヶ岳倶楽部」のある道ですぐに通り過ぎましたが、二つ目にはなかなか辿り着きません。
5キロくらい走って、信号があり、その横に「風林火山館左折」と書かれてありました。何とか着きました。まだお昼前だったのでここを見学することにしました。



もうドラマは終わってしまっているので休日とは云っても中はがらんとしていました。館の中に入って不動明王をお参りし、ふと天井を見上げると、こんな感じ。




さすがにセットだけあって見えない所は簡単に作ってあります。変なところに感心をしてここを後にしました。12時を回ってしまったので急いで目的地である小渕沢の「井筒屋」を目指しました。ナビに従って近くまできましたが、よくわかりません。車を降りて見つけました。20人近く並んでいたので彼女に並んでもらい、私は車を取りに行って駐車場に入れることにしました。

車をおいて最後尾に並ぶと、ランチの営業は終わりだと聞かされました。「えっ」「それで食べられるの?」「私たちまで」「名前を書いてきたから」
私はホッとしましたが、それから一時間半ほど待って、ウナギにたどり着きました。待っているのは外だけでなく、中にも12人分の椅子が置いてありました。



12時20分に「本日のランチは終了しました」という看板を出し、1時20分に席に着き、注文をして、一時30分にはラストオーダー。ウナギが出てきたのは1時50分。空いたお腹にふわっとした鰻がしみこんでいきました。



通常は静岡県吉田産の鰻を使用しているそうですが、安定した入荷が困難となりその日によって産地は変わるそうです。それでも国産にこだわっていてこの日は鹿児島、宮崎産のものを使用しているとのことでした。私達がいただいたのは種子島産のものです。


2008/07/22(火) 晴れ


[ 暑くなりましたね ]
暑くなりましたね

梅雨は明けたのでしょうか。それともまだ・・・
だいぶ暑くなりましたね。一日に2回ないし3回はシャワーを浴びながら仕事をしています。あまり忙しくないのでまだ助かっていますが、これから夏本番。疲れをためないように過ごしたいと思っています。

そんな訳で今週末は出かけてくることにします。お正月以来のお出かけになります。清里、野辺山を予定しています。天気が良いとうれしのですが・・・

2008/07/18(金) 曇り時々雨


[ 「木組みの家」に住みたい ]
「木組みの家に住みたい」

松井郁夫著
2004年1月(株)彰国社発行

目次
第一章 いまなぜ「木組みの家」なのか
第二章 知っておきたい木の話
第三章 大工職人の話
第四章 木組みの家づくり入門
第五章 木組みの家づくりの流れ
第六章 これからの木組みの家
第七章 木組みの家づくりの実践
第八章 新しい仕組みづくり


帯や目次にあるように「日本の家」を取り戻そう、というのが筆者の願いです。筆者は中野区にある設計事務所の代表であり、レベルの高い木造住宅を作り続けています。主張がはっきりしていて写真や図が豊富でわかりやすい本に仕上がっています。東京の住まいは住み手が変わるにつれて壊されていますが、本物の住まいに住んでいれば壊すことより住み続けることを考えるようになると思います。

「皆さんが子供のころに過ごした家はまだ健在ですか」
という問いかけがこの本にあります。長く住める住まいを作るためのヒントがたくさん書かれています。




2008/07/17(木) 晴れ


[ 定価が上がっています。 ]
定価が上がっています。


新しくなったカタログは要注意です。
このところ、カタログを新しくする建材メーカーが増えています。品物の種類が減り、それと反比例するかのように定価の上がっているものが増えました。昨年度のカタログや今年の春に作られたカタログは破棄していかないと損してしまいます。

さらにこのところ、見積もりばかりです。お客さんも何度も見積もり直してして、やっと決まりそうなものを再度細かく見積もりし直しています。実際の仕事にかかるまでに要する時間と労力が半端でなく必要になりました。これで実際に仕事にかかると二週間で終わってしまうので、その次の仕事を探すのに苦労しています。工務店さんにはつらい夏になっています。

またこのところ急に暑くなりましたね。事務所でも昨日からエアコンを入れました。外との気温差が激しいので体を慣れさせるのが大変です。

2008/07/15(火) 晴れ


[ カタログが薄くなりました。 ]
カタログが薄くなりました。


いつの間にか「物皆上がる世の中」になってしまいました。

このところ建材メーカーのカタログが価格の改定で新しく作られていますが、それと同時に薄くなっています。それも今まで経験したことがないくらいに商品のアイテム数が減っています。これは売れなくなった部門や商品を整理して売れるものだけ、あるいは得意部門に特化して商売をしていこうとするものです。

バブルの時代には手を広げ拡大路線が幅をきかせましたが、これだけ売れなくなってくると自分の受け持ち分を確定してそこに力を集中していわば「プロ」になって行くのだと思います。

今日「朝日ウッドテック株式会社」の新しいカタログを手にしてこんなことを感じました。ここの床板でライブナチュラルシリーズは高級感のあるものだと思っています。

2008/07/10(木) 晴れ


[ 不穏な情勢 ]
不穏な情勢


早いもので今年も半年が過ぎました。
極端に暇だった春先から考えれば、仕事量は増えましたが、この先どういう風に展開していくのかわかりません。
本日の日刊木材新聞には、「木造軸組プレカット」という特集が組まれていました。「木造軸組プレカット産業は、成長期から成熟期へ、さらに再編淘汰局面に入った」とされています。現在900くらいの工場があるといわれていますが、加工能力から考えると700以下で間に合うそうです。そのため、多様な加工で売り上げ増を狙っています。「最も注目されているものは4号特例廃止後の様々な住宅法制度厳格化を睨んだ取り組みで、CAD部門を生かした構造設計事業」を各社が検討していることでしょう。これからは構造設計事業がプレカット工場同士の有力な競争軸になりそうです。

さて、急に暑くなりましたね。体が慣れないので重たい感じがします。大成建設では外気温が34度を超えると仕事をしてはいけないそうです。今日の気温はそこまで届きませんが、そういう方が人間的なのだと思いますが、そうして食えるのならそれが一番なのでしょう。

先の見えない年になりそうです。

2008/07/05(土) 晴れ


[ 櫻屋 ]
櫻屋


川崎フロンターレの練習場の前にそばうどんの「櫻屋」があります。以前一度訪れたことがありますが、また食べたくなって行くことにしました。この日6月29日はちょうど雨なので車もすいているし、また「櫻屋」もそうだろうとの読みです。
11時開店には間に合いませんでしたが、10遅れで着きました。早速中に入って注文。以前来た時は「ザルそば」を二つ頼んだと思いますが、今回はその一つを天ザルそばに変更しました。
ここは「おばんざい」と言いますか、小皿におかずが載せられており、それは何か頼めば基本料金の中に含まれているのでそれをつまみながらおそばを待ちます。おかずの数を数えてみると22皿。漬物や果物もありますが、一通り食べることにしました。肉じゃが、切干大根、カボチャ、きんぴらなど家庭料理ですが、これだけの種類は二人家族では揃えることはできません。全種類制覇したころにザルそばにてんぷらがきました。エビが日本に魚が2種類。あとは野菜中心ですが、全部で19種類。二人で分けても有り余るくらいです。何とか全量を食べきりました。
外は雨です。小さな池には大きな鯉が泳いでいます。その数どれくらいでしょうか。数えてみなかったのですが、30匹ぐらいはいたでしょう。外には東屋があり、そこでは食後のコーヒーやお汁粉が用意されています。その両方をいただいて、ここを後にしました。よく食べました。満足です。


櫻屋
川崎市麻生区片平1539
044−989−2776
ランチだけの営業です。








2008/07/02(水) 晴れ


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[ 管理者:大野満生 ]


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