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眠れぬ夜もあります。
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眠れぬ夜には
このところ早寝の習慣がついてしまし、寝付くのは早くなりましたが、夜中に起きてしまうことも増えました。そんな時は眠れぬまま考え事をしています。本でも読みたいときもあります。ビデオ映画でも見てスカッとしてみたくもなります。
さて、このところお客さんが来るたびに「忙しいですか」と聞くことにしています。答えは誰もが「ノー」です。6月の仕事、5月20日過ぎの仕事、連休明けの仕事と少しずつ仕事は決まっていますが、今月の仕事が少ないのです。3月より4月が仕事がないという方ばかりになっています。我々の顧客である工務店さんや建築業者に仕事がないということは、我々もかなり危機的な状況になっていると思います。
今日は三十日です。支払いに来てくれるお客さんも多くありましたが、「仕事が少ない」「仕事したけれどお金を3分の1しかもらえない」など、苦しい台所事情も話してくれます。私も安全な仕事をしたいのですが、それだけでは売り上げが足りず、ちょっと無理をすると、今度は支払いが滞るという経験をしています。もらえないお客さんも大変ですが、滞っている間は現金で支払いします、と言ってくれる人はまだいい方なのでしょうか。なかなか難しいことになっています。
また、こんなことも考えました。中野の材木屋さんの全体としても売り上げがたとえば50億円だったとしましょう。組合員が26社。材木屋さんとして機能している所が18社。そのうち、上位2社で売上の6割を占め、上位7社で9割近い売上になります。残り11社で1割を占めます。このような偏った構成になっています。こうなると、上位2社ないし、7社にだけ売ってあとは切り捨ててしまった方が仕事を進めていくうえで、楽になるのでは、と思います。この傾向はすでにかなり前から起こっていて大手の建材問屋では囲い込みが進んでいます。建材メーカーでもそうです。
売り上げ確保だけを考えるとそれが一番いいのではと思います。そうしたいのでしょうね。
眠れないときには、ろくなことを考えないのがよくわかりました。綾小路きみまろのCDをいただいたので、それでも聞いて気楽に過ごすことにしましょう。ともあれ、4月は終了です。明日からは五月。気持ちを切り替えて落ちた体力の回復から始めたいと思います。
2008/04/30(水)
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