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恵那では
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恵那では
恵那では天気に恵まれ、気持ちの良い日を過ごしました。 私が材木屋だということは参加された方々もご存じの人も多く、「景気はどうですか」などと聞かれ、それなりに答えたのですが、案外現在の改正建築基準法がもたらした問題を知っている人が少なく、びっくりしました。 まあ、これから住まいを建てようとしていたり、現在建築中などという方には「やきもき」する話ですが、そういう立場にいなければ、関心が薄いのは仕方のないことです。私も世間的なことで知らないことが多いものですから。
そうはいっても、この問題はだんだんと深刻化しています。まず仕事が止まってしまったために競争力のないメーカーは、つぶれ始めています。次に建材メーカーも減産を強いられ、中間決算では赤字を計上したところが増えています。またベニヤ類は値段が下がった分荷動きが出ています。次に木材市場などでも木材の動きが悪くなっています。良材は量が少ない関係で値上がり気味ですが、Bクラス以下の材料の動きが悪く、ここをさばかないと問屋さんはやっていけないので投げ売りに近いところが出ると思います。木材店では、新築需要のあるところは少なく、リフォームで売り上げをカバーしています。これもなかなか纏まったものを取れずにいるのではないでしょうか。次に私たちのお客さんですが、仕事があったり、なかったりといった状態で、かなり経営が厳しくなっているように思います。12月10日まではあるけど、それ以降がないなどと言っている方もいます。このようになってきたので支払いが溜まって来始めました。売上が少なくなり、また仕事が平均していないので、毎月固定的に出るものを差し引くと支払いに回せるものが減っているためです。(と思います)
改正建築基準法の影響は夏明けぐらいから出始め、11月になって私たち末端まで来ました。このままの状態で今年は終わるのでしょうか。
2007/11/28(水)
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