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時々更新mn日記

( 2007/09 ← 2007/08 → 2007/07 )


[ 日売りが少ない ]
日売りが少ない。

お盆明けになって新たな仕事も始まりましたが、仕事の絶対量と云いますか、仕事を持っているお客さんの数が減ってきています。まとまった仕事がいくつかあるだけで、この先コンスタントに仕事が出てくるのか懸念されます。ここへ来ての特徴は「日売りが少ない」ことです。前もって予定の立つ仕事はありますが、その日に取りに来る仕事が少ないですね。又現金売りも減りました。特定のお客さんだけを相手にする商売になってしまいました。

さて、8月末は我が社の決算です。今年もいくらか黒字だと思います。昨年の今ごろから秋にかけてが一番忙しかったのですが、その後もコンスタントに仕事が続いています。これも皆様のお蔭です。今後は建築基準法の改正の影響で仕事のやり方が大きく変わっていくと思います。また、木材を売る機会も減ると思います。建材や住宅機器にあるいは住宅そのものに重点を移しながらも木材の持つ暖かさを伝えたいと思います。

この秋には益子さんの本もできてくると思います。以前発行したものを全面的に改定したものです。材木屋が書いた木造住宅の本としては一番売れたものです。出来上がりましたらまたこのHPでも紹介したいと思いますのでその節はよろしくお願い致します。

ようやく暑い夏も過ぎようとしています。少し過ごしやすくなったこの頃です。

2007/08/31(金) 曇り


[ 我が家の1本柱 ]
我が家の一本の柱


我が家には柱が1本だけ建っています。見える柱が1本建ててあります。柱が見えない住まいが増えている中で私としては材木屋の端くれとして柱を見せておきたかったのです。この柱材は杉という樹種で、産地は和歌山県です。その横に2坪ばかり、杉の羽目材を張っています。こちらは三重県の木です。

さて、7月末に我が家を訪れた益子さんは「なぜ、東京の木を使わなかったのですか」という質問をされました。その時上手く答えられなかったと思いますが、私がこの仕事を始めた時にはすでに柱は尾鷲材。特に桧はほとんど尾鷲材でした。たまに吉野材を使うことがありましたが、柱といえば杉でも桧でも尾鷲材を使うことが普通でした。そのように長年自分が売ってきた木材を自分の家にも使いたいと考えていました。ですから何の迷いもなく使いました。それは羽目材についても同じでした。自分が売ってきたものを使ってみました。ですから「関東地方の木」を使うとか、「東京の木」と使うとか云う頭は全くありませんでした。勿論柱は1本だけですので、我が社に在庫として残っていたものを使っただけなのですが、そのような意識はありませんでした。
真っ黒に日焼けした柱を削ってみたら、案外きれいになったのでそれを使ってみました。製品になってから我が社に10年以上ほったらかされていたものですから十分に乾燥していてしかも狂わなかったので柱材としては良いものでした。背割りもしてあったので見える部分には今でもひび割れがありません。昔の人の「背割り」という知恵にただただ感心するばかりです。
こうして我が家には、杉の柱が1本建っています。新東京木材の問屋であった「中央木材」から買いました。もっと云うと藤原さんから買った「小島商店」の製材品です。このあたりの木材は年輪が詰まったものが多かったのと108ミリくらいに製材したものだったので我が社で加工しても105ミリに仕上がるものでした。当時はそういう製品を好んで買っていました。大工が加工していた時代の話です。

2007/08/27(月) 晴れ


[ 川島夜店市 ]
川島夜店市

去る8月24日と25日には、近所の川島商店街で恒例の夜店市が開かれました。今年で第40回と聞いてビックリしました。、私が高校生の頃に始まったイベントでした。

さて、24日には兄夫婦に加えて姪やその子供達も訪れ、夜店市に行ってみました。商店街といってもかなり歯抜け状態になってしまいましたが、それでもこの日は自転車では通れないくらいの人通りになり、夜店市を楽しんできました。



2007/08/25(土) 晴れ


[ 暑い暑い 暑い ]
暑い暑い 暑い


このところ連日35℃を越す気温に悲鳴をあげています。今朝方の雨で少し楽になりましたが雨が上がって天気になると気温もそれにつれて上昇します。特に昨日は忙しさも手伝って汗だくの一日でした。着替えを3回ほどしました。ズボンもびっしょり汗まみれになったので取り替えました。行く先々で「あったかいね」とか「おさむございます」とか挨拶も色々ですが、額から流れ落ちる汗は止まりません。

さて、この暑さを逃れるために北海道へ夏休みに行きましたが、北海道もついたその日から連日30度を越す日々で避暑とは遠いものでした。それでも道東は初めてなので見るもの聞くもの珍しく、眼一杯遊んできました。水面に山や雲が映った摩周湖。オロンコ岩の階段のぼり。地球がまあるく見える開陽台。釧路湿原の暑い中よく歩きました。知床1湖では蝦夷鹿に出会うこともでき、キタキツネや丹頂鶴もバスの中から見つけることができました。日常とは少し違った環境を経験する事で又新たに仕事に意欲を燃やしています。

さてさて、夏休みがあけてから、増築や改造の仕事が始まりました。店舗関係はぼちぼち終了です。今週末には川島通りの夜店市が始まりますし、夏祭り・秋祭りのシーズンです。体を壊さないようにと昨日は「谷川」の鰻で精をつけてきました。もう少しがんばる事にします。

2007/08/23(木) 晴れ


[ 夏休みに北海道へ行きました。 ]
夏休みに北海道へ行きました。


今年の夏休みには北海道へ行きました。今回訪れた所はすべて初めてのところばかりです。


晴天の摩周湖


鱒の滝登り。桜の滝です。


「オシンコシンの滝」


ピュニ岬からみたオホーツク海


遊覧船からカムイワッカの滝


知床5湖のうちの知床1湖


知床峠から国後島を望む


地球がまあるく見える開陽台


阿寒湖


オンネトー


釧路湿原


美しい景色を見てきました。

2007/08/17(金) 晴れ


[ 今週は暑い ]
今週は暑い


梅雨が明けて夏がやってきました。今週は肉体労働者にとってはかなりハードな日々でした。日曜日に静岡県の富士宮市へ墓参りに行って、雨にあたりましたがその時以来良い天気に恵まれました。仕事は進みましたが、1日に3回は着替えをし、シャワーを浴びています。シャワーを浴びていると恵まれた環境だな、と思っていますが、暑い日々に変化はありません。一昨日くらいから夜眠れなくなってきました。

また、昨日は大月まで配達がありましたが、高速に乗る頃から事故渋滞の情報がはいり、渋滞の長さが増えていきます。マニュアル車のトラックではクラッチを踏む機会が増え、左膝が痛くなってしまいました。予定より1時間ほど余計にかかりましたが、何とか無事に配達を終えました。

さて、明後日から夏休みに入ります。16日までを予定しております。休み明けに少し涼しくなっているといいのですが・・・

2007/08/10(金) 晴れ


[ 8月 ]
8月


梅雨が明けて暑い夏がやってきました。毎日大粒の汗を流しながら仕事をしています。特に額から落ちる汗はメガネの所で一度止まり、そこがかぶれてしまいました。

さて、7月の忙しさはひと段落です。お盆開けが忙しくなりそうですが、それまで出来るだけのんびり過ごしたいと思っています。

7月の末に新東京木材の建材課が中心になって勉強会がありました。旭化成建材のチーフの方が「断熱」についての説明をされました。旭化成では住まいは勿論建てていますが、建材類も販売しています。我々に身近なものは「サニーライト」という名前の断熱材です。床下や壁などに充填するものです。

今回説明されたものは「ネオマフォーム」を使った外断熱工法です。テレビコマーシャルでおなじみになりましたが、柱や梁の外側を断熱材ですっぽり包んでしまう工法です。計画換気が普通になる時代にはこの工法はすぐれていると思います。旭化成ではこの工法をオープン化して、そこに商機を見つけ出すようです。多分成功すると思います。値段は坪当たり5万円から6万円かかり、安いものではありませんが、他者と比べると断然安く、又材木店でも取り扱う事ができます。とりあえず「ネオマフォーム」が我々でも買えるようになったのはありがたいと思っています。


2007/08/04(土) 晴れ


[ 材工販売」 ]
「材工販売」


日刊木材新聞にマルシン建材グループの「材工販売」の記事が載っていました。これからはこの部門が伸びそうです。

さて、先日設計士の方から「ユニットバス工事」をご注文いただきましたが、(株)ジューテック経由で「材工」で行なっていただきました。既存撤去から設置。電気工事や配管工事。壁を作ってクロスまで張って仕上げていただきました。

又、店舗の玄関先のウッドデッキ工事も「材工」で決まりそうです。

一方で需要があり、その一方で頼む側はどこに頼めばよいのか、悩む所です。身近に知り合いの大工さんや、工務店さんがいればよいのですが、そうでなければ材木屋さんに聞いてみるのもひとつの手です。仕事の中味に応じて一級建築士の方を紹介するなり、大工さんを紹介することも出来ます。あるいは材工で材木屋さん自身が仕事を纏める事もできると思います。

「リフォーム詐欺」などが後を絶たないという事は、需要があるということです。供給する側がこれを掴めば、仕事はあると思います。勿論、現場を見に行って決まらない仕事もたくさんあります。先日も私を訪ねていただいた方が、古い住まいなので簡単な耐震補強をしたいとのことでした。数日後、大工さんを二人で見に行き、打ち合わせをしたのですが、かなり古い住まいで、その方が思っていたよりも金額がかかりそうなので仕事は白紙になりました。

決まったり決まらなかったりしますが、素材だけの販売では限界点に来ていると思います。


2007/08/03(金) 晴れ


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[ 管理者:大野満生 ]


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