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時々更新mn日記

( 2006/05 ← 2006/04 → 2006/03 )


[ 伊東家の人々 ]
伊東家の人々


母の旧姓は伊東久江です。今から50年程前に写した写真を紹介します。
一枚目は私がまだ赤ん坊の時のものです。母に抱かれているのが私です。



次は久江の父母にあたる伊東藤作・ちゑ夫妻を中心に、全員集合です。前列右から3番目が私です。45年程前のものだと思います。二枚とも上野の本家の家の前で撮影しています。


2006/04/28(金) 雨


[ 写真で見ると ]
写真で見ると


父の遺品を整理し始めた。祖父母から受け継いだと思われる写真が幾枚か出てきたので載せてみます。
私の父は大野喜平。母は伊東久江。喜平の父は大野省三・平沼きの。省三の父は大野波蔵、母は平沼も登。

先ずは大野波蔵さん。



その子供(次男)の大野省三さんと「きの」さんが開いたお店である「八百省」の開店の時の写真が出てきました。中央の夫婦が祖父母です。


次は波蔵さんの三男である治輔さんの「快気祝い」の写真。昭和38年に日付があります。中央が治輔さん。その真後ろが6男の鐵男さん。その向かって左横が次男の省三。その横が長男の重文さんです。



次が若い頃の父と母。どなたかの結婚式ですね。所沢の叔父さんの時かもしれません。


最後は15年程前になりますが、練馬の叔父さんの長女の結婚式のとき父の兄弟男4人が全員集合です。


2006/04/27(木) 雨


[ ガイアの夜明け ]
ガイアの夜明け


毎週火曜日の午後十時から「ガイアの夜明け」という番組が東京12チャンネルで放映されていますが、去る24日は在宅医療の問題が取り上げられていて、新宿にある「新宿ヒロクリニック」の英裕雄先生がテレビに出演されていました。
英先生には父が二年近くお世話になりました。父が心筋梗塞で佼成病院に入院し、そのときの主治医の先生から「退院した後は訪問して診察してくれる所がある」と英先生のチームを紹介されたのでした。入院中は介護する側は楽ですが、退院してくると介護する側の人間は医者に連れて行くだけでも大きな仕事になります。来ていただいて患者の様子を把握してもらえるのは家族のものにはありがたいものです。
父の場合、月、火と木金の週4日「デーサービス」に通っていましたから、先生に来て頂くのは、水曜日と日曜日の週二回が基本でした。父の調子が良ければ、週に一回になりましたが、逆の場合は一日おいて来ていただく事もありました。父の場合は心臓と腎臓を患っていましたので、塩分の制限と水分の制限があり、体重を増やさない事が大事でした。これが守られなくて二ヶ月に一度くらいの割合で入退院を繰り返す事になりましたが、先生はソフトな語り口で自宅で生活する大切さを説いていました。トイレまで患者がどのように往復するのかを見て「ここに手摺があったほうが良い」とか、転んだ時の起き方を実際に行って見せたり、してくれました。診察や注射・投薬といった事だけでなく患者と直に接し、家族と共に医療を行っていくという姿勢は共感できるものでした。

父は脚の浮腫みが引かず、「何時逝ってもおかしくない」と二回ほど英先生に言われましたが、そのたびに復活して「大野さんはしぶといから」と言われたものでした。父はあまり良い患者でなかったので命を落とすことになりましたが、在宅医療はこれからも増えていくと思います。英先生の健闘をお祈りしています。


2006/04/26(水) 曇り


[ 気晴らし ]
気晴らし

4月22日の午後から車を飛ばして気晴らししてきました。向かった先は清里の「ペンションいろり」午後一時半にこちらを出発し、中央高速に乗りました。中央道へ乗るのも久しぶりです。山から雪が消えかかっている、山桜が綺麗などと言っているうちに八ヶ岳の山々が見えてきました。長坂で高速を降りると「突き当りを左」と覚えていたのですが、突き当たりは十字路になっていました。新しい道も出来て又標識なども変わっていました。ここへ来るのも一年半か二年振りです。「いろり」までの道の途中も新しいペンションやお店が出来ていて、時の流れを感じさせます。

先ずは清泉寮でソフトをいただき、「まきば公園」へ。柳生博さんが開いた「八ヶ岳倶楽部」で休憩してペンションへ。一晩泊って、翌朝、「美し森」からキッズメドウへ。昨日は晴れていましたが、今日は曇り。富士山が顔を出しません。山から清里の駅まで降りてきて、この前来た時に立ち寄った駅近くのパン屋さんで買い物をして「黄色い橋」から広域農道を西へ。目指すは「いろり」のオーナーに教わった「神田(しんでん)の大イトザクラ」です。小淵沢町にあるこの桜の木は樹齢400年ともいわれ、畑の中に大きな太い木が1本立っています。天然記念物に指定されている事もあり支柱があちこちに建てられ支えられています。八ヶ岳の残雪を背景に満開でした。

ここを後にすると次はこれも「いろり」で教わった桃の里へ。県道17号を穴山から少し下った新府城址近くにある桃源郷へ。道の両側に桃の花が見えてくるとその先に「新府共選場」があります。その中にある桃の花は今が真っ盛り。身近で花が楽しめます。今年は季節感のない日々を送っていましたが、それを吹き飛ばすかのような花園を見てきて、良い気晴らしになりました。


清泉寮から見た景色。2日前に降った雪で富士山も冬景色に。


まきば公園


ペンション「いろり」


木々も芽吹きだしました。


清里の駅の南にある「パンや」さん


「黄色い橋」です。この道路は昨年6月17日から無料になったそうです。


神田の大イトザクラ。近くに臨時の駐車場が何箇所もありました。


新府共選場の桃の花。

2006/04/24(月) 曇り


[ このところ ]
このところ


父喜平の死去から早いもので2ヶ月以上経ちました。この間出かける事も少なくなり、私も体調不良です。医者からは肥りすぎと言われ、減量を始めています。

さて、喜平さんの確定申告を済ませ、4ヶ月以内に行うという準確定申告にも目途がつき、あとは当面相続の事だけになりました。父の金庫の中にある書類を点検したり、相続財産の目録(というほどのものではないが)を作ったりしています。ひと一人亡くなるとその人の身分を証明するものは必要なくなるし、そのほとんどが意味のないものになってしまいます。これから必要なものと処分するものを決める作業に移ります。金庫の中の書類を整理していると「念書」が何通も出てきました。落ちなかった「手形」なども保存してありました。これらも私にわかるものは少なく記念にとっておくか、この際だから捨ててしまうか、思案のしどころです。

父と母は、昭和24年に当地で材木屋を開きましたが、昭和30年過ぎまでは食べられなかったと聞いています。昭和33年頃からの約十年間で場所を広げ、土地を買い増しし、アパートを建てて事業を拡大しました。昭和52年を境に商売が下火になるにつれてアパート収入や土地の売却で得たお金で生活してきました。借金もたくさんしましたが、昨年夏に全額支払終えました。父も母も借金は無しでこの世を去りました。借金がないのは気が楽です。

事務的なことも一段落しそうです。少し気晴らしがしたいと思うこの頃です。

2006/04/22(土) 晴れ


[ 昭和会記念市 ]
昭和会記念市


4月18日は、新東京木材の「昭和会」記念市が開かれました。場所は中野市場です。市売りの記念市でも来場者は毎年少なくなっています。今日も少ないと思います。このところの材料の値上げや品不足、特定の商品が不足しています。例えば、栂の3メーターの9センチ角。これは来月一杯入ってこないようです。米栂やカナダ栂は米国の景気のよさを反映してそちらに向けられています。日本へ入荷する物自体が少なくなっているようです。

この記念市ではいつものように最後に抽選会を行いますが、一番違いで商品券を逃してしまいました。



2006/04/18(火) 晴れ


[ 中野支部総会開かれる ]
中野支部総会開かれる


去る4月15日、中野駅南口「三河屋」において新東京木材中野支部平成18年度の定期総会が開かれました。現在支部員は27店舗です。このうち14名が出席され、12名の委任状をいただきましたので、総会は成立しました。
昨年一年間の事業に関して、又これからの一年間の事業に関してご審議をいただき、議案は全て承認していただきました。
今年も秋以降行事が重なります。10月の店主旅行に始まり、11月の「い木い木祭り」11月28日を中心とする「組合創立60周年記念イベント」各班の忘年会を挟んで支部新年会を箱根で開催します。この前後には組合本部の新年会もあるので、秋以降は各班の班長さんの協力を仰ぎながら、進めていきたいと思います。今年一年、よろしくお願い致します。



2006/04/16(日) 曇り時々雨


[ 仕事では ]
仕事では


4月7日に中野支部第2班の会合が「らんまん」でありました。年に5回ほど集るこの会が一番落ち着ける所です。全員で7人ですが、みんな揃うのは久しぶりでした。ここの料理は心がこもっていて、しかも普段家では食べられないようなお魚が出てきます。私がもう少し若いときは量的に物足りなさを感じましたが、今は丁度良くなりました。美味しいものを少し食べるのが身体に良いようです。

8日と10日の日には雨の降る中、15日に行われる中野支部総会の準備をして、支部三役で集り、又会計監査も受けました。これで支部総会の準備はほぼ整いました。13日の本部理事会では、少し遅刻してしまいましたが、一ヶ月前の赤字報告から一転して黒字を計上するという話になっていました。以前聞いた時に赤字の額が大きかったので狐につままれたような感覚に陥りました。ともあれ、黒字になると聞き、ホッとしている所です。

14日には中野十四日会の総会が開かれ、昨年一年の事業報告をしていただき、また石橋会長以下役員は全員留任しました。この4月から高木製材所の高木英男さんが新たに入会され会員数も15名に達しました。この日も中野市場の会議室を使っての会合でしたが、食事は寿司の折り詰めです。私の住んでいる中野新橋から北へ700メートル行くと青梅街道にぶつかりますが、ぶつかった真正面にあるお寿司屋さん「まとい寿司」のものです。なかなかイケてます。

15日には中野支部総会があります。これを無事乗り切ると少しゆっくり出来ます。仕事では、見積が決まりそうですし、熱海の現場も始まりました。今月の仕事は細かなものばかりで身体は忙しかったのに比較して売上げは少なく、仕事で苦戦しています。FAXは沢山来ますが、どれもこれも値上げの話ばかりで、お客さんからのものが少ないのが気にかかります。そういえば、建売りを行っている業者さんがこんなことを話していました。「土地の値段が上がって材料費が上がる。でも販売価格は据え置きだから、結局人件費を詰めることになる」
これから建てる建物は人件費の削られたものになるのでしょうか。ますます住まい造りが「簡単な」方向にシフトしていきそうです。


2006/04/15(土) 晴れ


[ 値上げと品不足 ]
値上げと品不足


4月に入ってから、住宅資材関係の値上げのお知らせが沢山届くようになりました。原材料の値上がりや石油の値上げに端を発した運賃の値上がりなどを受けてサッシ、合板、輸入木材などが値上がりをはじめました。ラワン合板なども量が少なくなり、品物の質も落ちています。赤松や栂材も同様の傾向です。
値段が上がっていくのは仕方ないことだと思いますが、商品の品質が落ちていくのは情けない気がします。ここの所、米栂、カナダ栂材の品不足が云われ、9センチ角や105センチ角が思うように入荷しません。また、質が落ちています。昨日入荷した根太材などもその前のものより確実に品物が落ちています。代替品を探すか、どのメーカーのものならそこそこの品質を維持しているのか、又調べなおさないと良い商品を届けることが出来なくなりそうです。

今日は曲がってしまった木材を短く切って使えるようにしておきたいと思っています。


2006/04/05(水) 晴れ


[ ナイスの展示会 ]
ナイスの展示会。


4月2日はゆっくり起きて、お昼過ぎにナイスの展示会に行ってきました。場所は東京国際展示場です。ここの展示会は規模が大きいのと一般の方々の来場が多いと思います。それというのも企画もいいし、普段目にすることの少ない銘木や床の間材。そして何よりも「木材」そのものを見ることが出来ます。ヒノキの太角。6メーターの長さで240ミリの角等も展示してあり、実際に眼にすることが出来ます。木材は太いというだけで存在感があり、安定感があり、人にやすらぎを与え、畏敬の念を持たせてくれると思います。今回の私の目的もそういう木材を実際に眼にしておきたいと思ったので出かけてきました。材木屋を長いことしていても都内の木材市場ではほとんど眼にする機会はなくなりましたので・・・

さて、ヒノキや杉の柱をこの展示会では3種類ずつ並べて価格や見た目を比較できるように工夫されていました。基本はみなKDと呼ばれる人工乾燥品でした。乾燥も高温で乾燥したものとやや低温でゆっくり乾燥させたものを展示してあり、低温で乾燥させたもののほうが、木の色や艶を比較的損なわない気がしました。又集成材が大量に展示してあり、その種類の多さにも感心してきました。

いい刺激になりました。




2006/04/03(月) 晴れ


[ 納骨 ]
納骨


父の納骨を無事に終え、一段落しています。雨の中のお通夜から一転して桜が満開の様相を呈しています。季節の移ろいは早いものですね。4月1日小平にある霊園で親族や父の兄弟、甥や姪に集っていただき無事納骨できました。父親の介護から開放された気持ちもありますが、それとは別の感情が胸に湧いてきてぼんやりしていることが多くなりました。父との思い出らしきものもほとんど無く、ただ仕事を30年近く一緒にしてきただけでした。思い出は配偶者と作るものなのだと感じています。

さて、通夜・告別式を通して多くの方々に会葬いただきました。改めて御礼申し上げます。又多くの親戚の方とも顔を合わせることが出来ました。今度は嬉しいお知らせでお会いしたいものだと思っています。ホッとしています。4/2

小平霊園にて


2006/04/02(日) 晴れ


( 2006/05 ← 2006/04 → 2006/03 )


[ 管理者:大野満生 ]


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