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時々更新mn日記

( 2006/04 ← 2006/03 → 2006/02 )


[ 防犯意識 ]
防犯意識


犬を連れて散歩している人を見かけることは多い。早朝や夕方などは顕著である。昼間に犬を連れて散歩している老人がいる。年のころなら70代か、脚が少し悪いのか少しビッコに見える。歯は無く、よたよた歩いている。髪の毛もぼさぼさの時とさっぱりしている時とある。二ヶ月に一度くらいの割合で散髪しているようだ。よく見かけるがどこの人かは知らない。頼りなく歩いているのも見ていて「大変だなー」を何となく感じていた。
所がこの評価は一変する。あるとき大通りの反対車線の歩道を歩いていたそのおじいさんは、止まっている車の助手席側の扉を開けて中をあさっていた。すぐに人が目に入ったらしく扉を閉めた。そんなことが有ってから、そのおじいさんを見かけるたびに気にかけていた。目の前を通り過ぎてしばらくしてから振り返ってみるとやはり助手席側のドアに手をかけていた。二度三度と目撃した。こうなるとほとんど「癖」である。ほとんどの車の助手席はしまっていたが、もしドアが開いていて、人が見ていなかったら、このおじいさんは物を盗むのだろうか。
車に限らず、住まいのドアの鍵や窓の戸締りも忘れないようにしたいと思う。人に付け入る隙を与えてはいけない時代になったのだろうか。この4月からは住宅性能表示制度に「防犯に関して」の項目が追加されます。そういう時代が良いか嫌かは別にして防犯に対する意識は持っていたいと思う。

2006/03/30(木) 晴れ


[ 桜の季節 ]
桜の季節


今年も早いもので桜の季節を迎えました。あわただしい毎日を送っていますが、いつの間にか身体を動かすと汗ばむようになりました。

先週だったか、「ビフォーアフター」というテレビ番組が終了しましたが、その最終回に顔を見せたのは近所の焼き鳥屋のお兄ちゃんでした。東高円寺の鶏肉屋の息子さんだとは知りませんでしたが、いつも一生懸命に焼き鳥を焼いていました。中野新橋にはお店を出すための修業中だとテレビを見ていて知りました。このテレビ番組は参考になる部分と、こんなことはしないだろう、という二つの部分があって見始めると興味深く見るようにしていました。今回は狭小の三角地に建つ木造の二階建てがテーマで1階が焼き鳥や2階が老夫婦の住処ということでした。2階は上手くまとまっていて「さすが、リフォームの匠」と声をかけたくなりますが、1階の方は立ち飲み屋風で、ちょっと使い勝手が悪いかな、と感じていました。テレビ番組が終了したのて焼き鳥屋さんは開店しているかと思ったら、焼き鳥を焼いた「煙が吐けない」とのことで開店が延期したとのこと。なかなか上手くいかないものです。

さて、4月1日に父の納骨を予定していますが、それが過ぎると少し精神的に余裕が出そうです。どこかに出かけたいとか云う気持ちになれなくて、お風呂に入ってマッサージでも受けるかくらいしか頭に浮びません。近所の藤神稲荷の桜もこの前に見たときは蕾だったのに今朝見ると六分、五分咲きでした。急に桜の季節になった感覚です。

2006/03/27(月) 晴れ


[ 55歳 ]
55歳


22日で55歳になりました。
ここ一ヶ月あまりの激動は、私にとりましても忘れることは出来ないでしょう。昨日はほんとに久しぶりにゆっくり起きてテレビで野球観戦していました。日本は世界一になってほんとに良かったですね。個々の持ち味を出しながら、一つのチームとしてのまとまりが出来ると可能性が拡がるものだとテレビを見ていて教わりました。

さて、55歳になるとかなり感じるものがあります。
先ず体力の低下を実感します。気持ちは10代なのですが、身体は正直です。それと健康診断は定期的に行う必要が出来てきました。父の死に始まる身近な人との別れも考慮に入れて生きていかなければなりません。又自分の残された時間というものも頭の片隅に入れておかなければなりません。ゆっくりとした豊かな時間が今まで以上に必要になりました。仕事はスローモーでも人と一緒に過ごす時間を大切にしたいと思います。やっと万葉集や続日本紀に接する気持ちになりました。

20日に日には新東京木材豊島支部の役員会にお招きを受けて出席してきました。新東京木材は支部体制をとっていますので支部には自主性がありますが、他の支部がどのような支部活動をしているのか分かりません。お互いに興味があったみたいです。私にとっては刺激的な一日でした。

豊島支部では班の集まりがあって、それを経て役員会が毎月開かれます。役員会ではお金集めに始まり、月報委員の報告、理事会報告と続き、それが終ると会食しながら自由に話をしています。月報委員会の報告では、栂材の値上げの話やラワン材がいよいよ無くなってきたこと、それに伴いフロアー材の値段も上がって行くだろうということでした。理事会報告では、13日の理事会報告を丁寧に報告し、それぞれに意見を飛び交わしていました。もう何十年とこのスタイルらしく中身も濃く刺激的でした。このHP上では書けませんが、一ついい意見だと思ったのは「支部長会議を開いたら」というものでした。各支部それぞれの支部のやり方、過ごし方は尊重するとしても各支部がどんな感じなのかを知っておくことは必要だと感じました。

21日には私の誕生日の前祝いで中野の北口にある「玄品」でふぐを食べてきました。父が退院していれば3人で食べに行ったのですが、そういう機会もなくなりました。時の流れは早いものです。ベランダのチューリップも花を開きました。確実に春はそこまで来ています。暖かくなるに従って身体も動いてきます。あと10年仕事も頑張りたいし、ライフワークを続けるためにも健康第一で生きて行きたいと思っています。

仕事のほうは増築の仕事が終わり、耐震工事が終わり、店舗の改造も終わりと終ってばかりですが、新しい見積もりも出始めました。ここ一ヶ月あまりで生きることや仕事への取り組み方、人への接し方など自分の気持ちに変化が出ました。頼るものがなくなって、頼られて生きていくしかなくなりました。




2006/03/22(水) 晴れ


[ 「わくわく」 ]
わくわく



手料理と酒の店「わくわく」は今、新宿の歌舞伎町でお店を出しています。この店は一年程前まで中野新橋で「雅楽多屋」として人気があったお店です。3月11日に新宿に出た際に寄ってみようということになり訪れてみました。以前にも二回ほど来ましたが、初めは定休日。二度目は貸切でした。この日も土曜日とあって「貸しきり状態」でしたが、店長の石黒さんが「狭い所でよかったら」と招き入れてくれました。
料理は中野新橋時代と変わらず、無国籍の創作料理です。刺身に厚焼き玉子、生春巻に肉豆腐などを食してきました。中新時代のほうが量があったかな

ともあれ店長とは一年ぶりの再会でした。平日ならすいているとのことでした。

新宿区歌舞伎町1−6−6橋本ビル2F
03−5272−3108


2006/03/12(日) 曇り


[ 運転免許の更新 ]
運転免許の更新


3月9日、5年ぶりに運転免許の更新に行ってきました。場所は都庁にある運転免許センターです。5年前は新宿警察署で更新した記憶がありますから、ここは初めてです。その前も新宿警察でした。その頃は申請の書類を書いてそれに6ヶ月以内の写真を貼り手数料を支払ってから視力検査をするという段取りでした。その書類を書くのが嫌で代書屋に頼んでいた時期もありました。それはあまり意味のない書類だったと思っていました。だから今回もそんなつもりで行きました。

ところが、受付で更新のお知らせと自分の運転免許証を差し出すとそのコピーを撮り、それが申請書になって以前と比べて手間が掛からなくなっていました。当然といえば当然のことですが、やっとスピーディーにことが運ぶようになって納得して帰ってきました。

ところで私のすぐ後に並んだ叔父さんは二種免許を持っていたのですが、目の検査で何度かやり直してやっと合格してきました。検査官も「あと一歩、頑張れ」の声援を送っていました。免許が無ければ仕事に支障をきたすでしょうし、眼が見えないのに免許証を交付すれば事故に繋がりかねません。今回何とか通ったので良かったですが、眼は大事にしましょう。

2006/03/10(金) 晴れ


[ 住まいにまつわる話 ]
住まいにまつわる話


私は材木屋だから木を見える所に使って欲しいと願っています。

実際に木の住まいに暮しているとその良さを実感できます。例えば床材に本物の木を使うとベニヤ板で出来たフロアーと違い、温かさを足の裏で感じることが出来ます。我が家では寝室の壁の一部に杉の板を張っていますが、私はたまに手で触れたり、眼でその板目を楽しんだりしています。クロゼットの床に青森ヒバを使いましたのでその部屋に入ると仄かにヒバの香りがします。住まいにはそんな楽しみ方もあると思います。ですから木は見える所に使っていただきたいと思います。また、構造材に木材を使うのであればしっかりしたものを使ってください。柱であれば桧材がお勧めです。値段もかなり求めやすくなっていますので、お近くの材木店や大工さんに相談されるのが良いでしょう。木材は新築住宅を建てる場合でも総工費の10%から15%くらいで収まるものです。それで30年以上の耐用年数がありますので、構造材にはお金をかけるのが良いと思います。

ところで、11年程前に建てた家の水周りが痛んできたという指摘がありました。その際たるものは洗面化粧台です。その時には経済的な商品を使いましたが、そのためか壊れていくのが早かったようです。洗面ボールにヒビが入り、化粧台を留めている金具がバカになり、ガラスが落ちてきたということです。これから直しますが、安いものは簡単に作ってあるので、その分耐久性は低いと考えていなければいけないと思います。今回は大丈夫だと思いますが、配管のL字の部分からや洗面ボールのオーバーホールの所から水漏れが起こるコとが良くあるのでそのあたりについても気をつけておくとよいと思います。3/7

2006/03/07(火) 晴れ


[ 丸5年経ちました ]
丸5年経ちました。


このHPを立ち上げてから丸五年が経ちました。皆様方のおかげで維持できております。今年は1月に私の膝痛に始まり、父の死や義母の骨折などめまぐるしい日々を送っています。私も健康には留意していますが、疲れが溜まっているこの頃です。そんなわけで暇を見つけては整骨院に通い、又先週は和光市にある「極楽湯」でのんびりしてきました。気持ちに余裕のない毎日を送っていました。

そんな中、同志社大学時代の恩師である島一郎先生がメインとなって進めている「寒梅会」のHPが立ち上がりました。35年以上の教師生活の全貌が良く出ています。このHPに負けないように私も頑張りたいと思います。

寒梅会のHPはこちら



2006/03/05(日) 晴れ


[ このところの状況は ]
このところの状況は


1月21日に膝を痛めてからいろいろなことがありました。膝の痛みは無くなりましたが、この一ヵ月半めまぐるしい日々を送りました。
仕事の状況は店舗の改築や部屋の建てだし等、多いとはいえませんがそこそこあります。以前はメールでの単価の問い合わせなどもありましたが、それもなくなり、直接電話をかけてくる方が、増えています。これに即答することはかなり難しくて、意を尽くせない時が多くなりました。相手は何かはっきりとした返事を聞きたくて電話をかけてくるのでしょうが、こちらはそれが飲み込めないままに答えているように思います。住まいつくりがリアルな世界だけにここに対応する方法を考えていかないと自分の意見だけを押し付ける結果となり、心配です。

さて、景気は上向いているのでしょうか。株価も上向くとマイナス要因が働き下がり始めその変動が激しい滑り出しです。この一年はそのような状態が続くように思います。我々の木材業界もその取り巻く状況は大工・工務店が二十年前に占めていたシェアが極端に減り、その中での競争になっているので上向くようになりません。別の要因別の仕事からはじめないと「木材自体を売る」まで至らない用に思えます。

目で見た美しさをアピールするか、香りの強い木材を使うことで木材に慣れてもらうことが大事になったと感じています。我が家の玄関には手作りの椅子があります。その脚には青森ヒバの木を使っています。雨の日になるとその香りが強くなってきます。疲れた私を迎えてくれます。その時木の良さを再認識するのです。



2006/03/03(金) 曇り時々雨


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[ 管理者:大野満生 ]


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