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時々更新mn日記

( 2005/06 ← 2005/05 → 2005/04 )


[ 仕事の具合は ]
仕事の具合は


5月は雨が多かった。
そのせいか、外部で仕事をしている人は仕事が思うように進まず、往生した。
いつものことではあるけれど、

仕事がなかなか決まらず、決まったかと思えば急がされてしまう。
いつものことではあるけれど

発注して納期を聞き、その日なると何時入ってくるかを待っている。
今日も発注先からは荷物が出たというが、我が社までは来ていない。
月末だから混んでいるのだとは感じていても
気持ちに余裕がない。
もう夕方だ。

昨日、二子山親方が亡くなった。55歳。一つしか違わない。
テレビでは昔の貴ノ花時代のビデオを流している。
それを見ていて、自分の記憶にあるものばかりだ。
輪島がいた。北の富士がいた。
そして少し遅れてでてきた北の湖が群を抜いて強かった。

このところ事務的な仕事が多く、パソコンに向かう事が多い。
今日来たお客さんも見積ばかりで腰が痛くなってきたという。
仕事が決まるまでの時間がやたら長くなってきている。

明日からは6月。気持ちを入れ替えていこう。

一昨日は「逆光線」という映画を見た。
最近、中野ケーブルテレビに加入したのです。
北原三枝主演のそれは1956年の作品でモノクロ。
後で調べてみると「狂った季節」の次に作られた映画で
「女性版太陽の季節」だと書かれていた。
確かにそんな感じの映画だった。
でも北原三枝は颯爽としていて凛とした美しさがある。
ラストの方にでてくる上高地の景色は昨年行ったので
48年前と比べながら見ていた。
大正池は以前のほうが大きかったようだ。
撮影時間に余裕がなかったのか、雲が尾根を閉ざしていた。

美空ひばり物語「おでとこおでこがぶつかって」もその日に見た。
ひばりが亡くなって17年。
時の経つのは恐ろしく早い。
子役は上手いですね。
よくそういう子を見つけてくると感心します。
泉ピン子のおでこがもうちょっと広ければ、題名どおりになったのに。

今月は入金の具合が良い。
それというのも売上げの金額が少ないから。

木材の売上げがこれ以上少なくならないようにしたいのだが、
建材の売上げに頼る毎日です。
材木屋が材木を売り切れないのだから、
製材業を生業とする所が少なくなっていくのも頷ける。
方や100億稼ぐ人あれば、
その対極に食えない人もいる。
同じ空気を吸って生きているのに・・・
空気の値段を所得に応じて取ろうか。

久しぶりにCDを聞いている。
「黒い海峡」「赤いハンカチ」「さよなら横浜」
裕次郎です。

箱根の雑誌を探しているのだけれど、見つからない。
見つかったのは「島ゼミ」の20周年の機関紙。
パラパラとめくっていると、第5期生の所に自分たちの回生がいる。
他の回生はいずれも集合写真があるのに、自分たちだけがない。
在学中も封鎖やストで写真をとるなどという気持ちにならなかったのだろう。
私自身、在学中の写真は幾枚もない。

その島先生も退官された。
お元気だろうか。

「夕陽の丘」を聞いていたら荷物がきた。
本日はこれで終了です。

2005/05/31(火) 曇り時々雨


[ 「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」 ]
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

山田真哉
光文社新書
700円+税


「さおだけ屋はなぜ潰れないかーー身近な疑問からはじめる会計学」という副題がつくこの本を最近買って読みました。買った理由は題名でした。副題は買ってから見ました。こう考えると題名は大事ですね。
さて、さおだけ屋はなぜ潰れないのでしょうか。答えはこの本の中に書かれています。

目次
さおだけ屋はなぜ潰れないのか(利益の出し方)
ベッドタウンに高級フランス料理店の謎(連結経営)
在庫だらけの自然食料店(在庫と資金繰り)
完売したのに怒られた(機会損失と決算書)
トップを逃して満足するギャンブラー(回転率)
あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか?(キャッシュフロー)
数字に弱くても「数字のセンス」があればいい(数字のセンス)
エピローグ


読み終わると会計学を学んだ気になります。自分の会社の事に置き換えて読んでいくととても参考になります。





2005/05/29(日) 晴れ


[ 支部役員会開かれる ]
支部役員会開かれる


5月24日火曜日には、中野支部の役員会が開かれました。この役員会で今年行う予定の従業員慰安会、婦人会の親睦会、新年会の日程が決まりました。また、本部主催で行われる行事に関しても手分けをして参加していただくように致しました。皆様の協力に感謝いたします。
中野支部では支部会はありません。その代わり班の活動が活発です。今年も班を中心にして支部活動を進めていきたいと思います。

新東京木材の本部の総会には仕事の関係で行けませんでした。が、執行部も変わり新たな体制のもと今年一年を乗り切っていくのだと思います。

話は変わりますが、松井郁夫建築設計事務所のHPに松井・横田木材のコンビで手がけた南長崎の家の完成報告が載っていました。一度見に行きたいと思っていましたが、いつのまにか完成です。そのときそのときに思った事をしていかないとドンドン時間だけが過ぎてゆきます。この一ヶ月で身体を動かす事が少なくなり、一日一時間以上パソコンの前にいます。あるいは電話をしています。昨日から腰が痛くなりました。今日は整骨院に行く予定で昼飯後に風呂に入り、さっぱりした所で行こうと思いましたら、電話が入り、仕事になりました。不思議なもので材料を積んでいるとそこにお客さんが来るし、携帯は鳴るし、思っていたよりかは忙しい日になりました。今晩は親父の所で飯を食って、夜は出かけようかと思っています。


2005/05/28(土) 晴れ


[ 聖徳太子はいなかった ]
聖徳太子と日本人



大山誠一著
角川文庫


第一章 聖徳太子は実在しない
第二章 聖徳太子研究の壁
第三章 聖徳太子の作者は誰か
第四章 「日本書紀」に見る三つの顔
第五章 法隆寺と聖徳太子
第六章 聖徳太子信仰の誕生
第七章 聖徳太子転生
第八章 聖徳太子と天皇制
終章  <万世一系>の誕生


谷沢永一氏が「聖徳太子はいなかった」(新潮新書)で依拠したのがこの大山誠一氏の論考。既に歴史学会では「厩戸王子」はいても「聖徳太子」はいなかった。作られた伝説に過ぎないという事が常識になっていたとは知りませんでした。もちろん厩戸王子自体の実像もわかりませんが・・・

小学校の頃から聖徳太子は偉い人で「17条憲法を作った」とか「冠位十二階を定めた」とか教わって覚えてきましたが、どうやら死後100年を経て作られたものであることが解ってきました。「三経義疏」のうち、「勝鬘義疏」は聖徳太子の直筆のものが伝わっているとの事でしたが、7割まで同文のものが中国の敦煌から出土して「三経義疏」は中国からの輸入品だということがほぼ確定したと言うのが最近の研究の成果だそうです。あとから作って100年前のものだとすれば、「すごい人が居たんだ」という事になります。「聖徳太子は未然をしろしめす」という伝説がありますが、未来を知っていたのは後世の作り物だからでした。後知恵なら簡単ですね。

この本に依れば聖徳太子を作ったのは「日本書紀」だという事です。「日本書紀」は最古の歴史書ですが、どの歴史書がそうであるように政治的勝者が、その立場から書いた物が「歴史書」です。特に「日本書紀」には謎が多いのです。同じ時代に作られた「万葉集」や「古事記」と少し立場が違う方が中心になって作られたものです。「日本書紀」の次の時代を表した「続日本記」が事実をかなり忠実に著しているのに対して、「日本書紀」の方は神代の時代から持統天皇まで描いていますが、何処までは事実で何処がフィクションなのか、ここを掴むのが一番厄介なのです。どうやら「書記」の解明が必要になってきました。

さてさて、ともかく「聖徳太子はいなかった」ビックリしますが、どうやらその方向が正しいと感じています。この書は一読の価値があります。





2005/05/27(金) 晴れ


[ 深大寺そば ]
深大寺そば


宮里藍さんはカッコいいですね。動きがキビキビしていて、決める所は決めて。昨日も一昨日も女子ゴルフのテレビ中継を見ていました。その関係もあり、出かけるのが遅くになってしまいました。夕方、車を飛ばしてあてのない旅に・・・

調布まで来て、味の素スタジアムから20号線を新宿方面に戻る事にしました。お腹もすいてきたので、「深大寺で蕎麦でも」という誘いに則ちゃんが乗ってくれたので、「それじゃー」と右手に「遠州屋材木店」を見て、その先の下石原1丁目の信号を左に曲がって、目指すは深大寺。でもすぐに車を止めて、ナビに聞いてみました。
「深大寺そば」と入力すると「深大寺そば立川店」などしか表示されず、他に何かあったかなというと、則子さんが日帰り温泉の名前をかすかに覚えしていて、それがヒントになって「日帰り温泉」の本から「深大寺温泉ゆかり」が見つかりました。その電話番号を入力してナビに従って行動開始。「ゆかり」を目指して無事到着しましたが、風呂に入る予定はなく、美味い蕎麦屋はないかと聞いてみました。「もうこの時間じゃ、開いている所も少ないのでは・・」「その細い道を入って突き当たった所辺りには何軒も蕎麦屋はあるよ」という言葉に従って突き当りまで来ました。右にするか左にするかと聞かれたので、思わず左を選びました。左に曲がって二軒目に「湧水」という店があり、そこに入って天麩羅の盛り合わせと盛りそばを頼みました。私には少し堅めでしたが、なかなかおいしい蕎麦でした。

2005/05/23(月) 晴れ


[ 「カーテン・アイ」 ]
カーテン・アイ



テニス仲間である新宿の阿部伸一郎さんがお店を出しました。「カーテン・アイ」といいます。その練馬店になります。「カーテン・アイ」は首都圏最大級のオーダーカーテン専門店てす。その特徴は「オーダーカーテン1万円均一ショップ」になります。

早速行って来ました。5月15日のことです。中野から環七を北へ、目白通りを練馬方面に向かいます。西武池袋線の下を潜り抜けてしばらくすると「向山小学校前」という信号があります。右手に「ガスト」が見えたら、「ガスト」と同じフロアーにあります。2階です。この信号では右折できませんのでもう少し先まで行って、戻ってきました。

店内は広く、駐車場も完備。今までカーテンにはあまり興味を持っていませんでしたが、安くてよいものが、自分の目で確かめて選べるというのは、面白いものだと感じてきました。自宅のカーテンは「島忠」のオオダー品や、以前使っていたのをそのまま今度の家でも使っていますが、部屋の気分転換や季節感を出すのにカーテンを使う、というのも良いと感じてきました。是非行って、自分の目で確かめてください。「遮光カーテン」には自信があると阿部さんは言っていました。

「かんたん見積書」や「「カーテンのはかり方」なども教えてくれます。



「カーテン・アイ」練馬店
練馬区向山2-12-3ビブレ中村橋2F
TEL03−5987−0750
FAX03−5987−0740



2005/05/22(日) 曇り時々雨


[ 会議、会合が続く ]
会議、会合が続く


19日には、新東京木材商業協同組合の新役員候補者による打ち合わせ会がありました。来る27日の総会で新役員として活躍する人たちが選任されました。このところ、毎日、会議や会合があり、外で食事を取っています。おかげで私は冷蔵庫がなくてもあまり不便を感じないで暮らしています。昨日も外食しましたが、何が一番食べたくなったかというと肉でも刺身でも野菜でした。少し冷たい新鮮な野菜が食べたくなったのは意外でした。

ところで、本日の昼前に新しい冷蔵庫が来ました。今までよりも一回り大きなものです。この家に入って初めて買った高価なものです。今日は冷たいビールが飲みたいな。




2005/05/20(金) 晴れ


[ 冷蔵庫が壊れてしまいました ]
冷蔵庫が壊れてしまいました。



月曜日の朝に冷蔵庫を開けた妻から電話があり、冷凍室の氷が融けだして水になっていると聞かされました。専門の方に見ていただくと、コンプレッサーがいかれているので、買い替えた方が良いのではという事になりました。修理すると6〜7万円くらいかかりそうだといわれました。
そこで買い替えを検討する事になりました。修理に来てくれた近所の電気屋さんにパンフレットを貰い、量販店を訪ねる事にしました。そこでは、三菱、東芝、ナショナル、日立、サンヨーなどのメーカーの最新型が所狭しと並んでいました。
今回壊れた冷蔵庫は、10年程前の商品で、則子さんのものです。サイズは600×600でした。昨年住まいを直した時に冷蔵庫置き場の大きさを800×650にしておきましたので、ワンサイズ大きなものでも納める事が出来ます。

600×600のものでは少し容量が足りないかと思い、一回り大きな400Lのもので探しました。店員さんの説明を受けること一時間。どうにか「これか、こちら」といった風に絞込みが出来ました。「値引きはどれくらいするの?」「週末になると値段が下がる事があります」という返事。そこで、別の量販店へと出向きました。目的の物の値段を見るとひとつは大体同じ、今ひとつは5000円ほど安いのです。

さて、どうするか。先ずは一番初めに修理に見えた近所の店に電話をして品番をいい、幾ら位になるのか連絡していただく事にしました。

あなたは冷蔵庫が我が家に来た日を覚えていますか。テレビには思い出があっても冷蔵庫となるとはっきりとした記憶はありません。幼い頃、夏のスイカは氷を買ってきて冷やしていたし、「渡辺のジュースの素です、もう1杯」と榎本健一がCMしていた頃には、粉末ジュースの素を水で溶かして冷蔵庫で冷やした記憶がありますから、小学校の高学年の時には冷蔵庫があったかも知れません。今から40年以上前の話です。

大学生の時には京都で下宿していました。テレビもネー、電話もネー、エアコンもネーの世界で、もちろん冷蔵庫を持っている下宿生などいませんでした。畳1帖あたり1000円くらいが相場で仕送りが3万円といえば最高でした。30年程前の話です。大学のゼミの先生である島一郎教授もこの春に同志社を退職されました。時の流れは早いものです。

さあ、冷蔵庫は何処から買って何時来るのでしょうか。冷蔵庫のない生活は今日で4日目です。



2005/05/18(水) 晴れ


[ 嬉しいプレゼント ]
嬉しいプレゼント


5月17日に大西夫妻から思いがけず嬉しいプレゼントをいただきました。
赤木圭一郎の死後、最初に発売された「ソノシート」です。

その中には死後半年経った1961年7月30日、大手町産経ホールで開かれた「赤木圭一郎を偲ぶ集い」の模様も載っています。入場しようとする長蛇の列。かまやつヒロシ、平尾昌章、西田佐知子や小森和子。それに何よりも赤木の父、赤塚俊之さんもマイクの前で挨拶している写真もあります。

私などは亡くなった時からのファンですから、当時はまだ小学校5年生。こういう集いがあった事すら知りませんでした。自分の時間を作って赤木コレクションを始めたくなりました。嬉しいプレゼントをありがとう。




2005/05/17(火) 晴れ


[ 時乃栖 ]
時乃栖(ときのすみか)


河口湖で一泊したあと、帰り道は東名高速を使うことにしました。河口湖にある「かちかち山ロープウェー」を降りる頃にはお昼過ぎでした。そこで「昼食は?」ということになり、お昼を東名高速の御殿場インター近くに設定しました。東富士五湖道路を使い、御殿場まで降りると私が「出来れば御殿場ビールを売っている所」とリクエストしたので、「それでは」ということになって、御殿場からさらに15分ほど南下しました。
そこは「時乃栖」といって、温泉、宿泊施設やスポーツセンターが完備したリゾート施設です。その中の「グランテーブル」というところで、「御殿場高原ビール」を飲みながら、「真鯛の姿揚げ」「スペアリブ」「桜海老のピザ」「サラダ」に「ちりめんジャコの炒飯」などをいただいてきました。もちろん私は運転手ですから、コーラにしましたが、ビールはお土産で買ってきました。
安くて量が豊富で、すぐに出てくるところが気に入りました。また来て見たい所になりました。ビールも美味しかったです。





2005/05/16(月) 晴れ


[ お風呂の改造 ]
お風呂の改造



お風呂の改造には、ユニットバスに入れ替えてしまうのもが多くなりましたが、壁や天井だけを直す場合既存の壁や天井の上から貼る仕事もあります。

アイカ工業のセラール浴室用や松下電工のバスカベといった商品を使う仕事が最近入りました。本体と見切りや廻縁といった部材に専用の接着剤などカタログに従って拾っていきます。使用部材は一覧表が出来ていて、この色の本体には、それに見合う部材が表示されています。
お客さんから注文をいただくと、品番の確認をします。電工のバスリブを使う仕事では、ホワイト系の色の本体にベージュ系の見切り材の品番が拾ってありました。
「あれっ」と思い、お客さんに確認した所、「ちょっと雰囲気変えようと思って」と。

そういえば、以前はアクセントをつけるために床の色と巾木の色を変えたりしました。そうすると既製ではないオリジナルなものを作り出すことが出来るからです。年を重ねて大分頭が固くなりました。気をつけないと・・・


2005/05/15(日) 曇り時々雨


[ 寒い日が続く ]
寒い日が続く。


5月に入ってから、そう連休が過ぎた頃から肌寒い日が続いています。寒さに弱い私などは長袖の下着、シャツ、トレーナーと三枚重ねをして、さらにジャンバーを羽織っています。28度にもなった日は半袖で過ごしましたので、このところの気温の変化には身体がついていきません。

4月の中野支部総会で中野支部長を担当することになりました。その関係で支部内のことを少しずつ勉強しています。中野支部は4つの班を基本にして成り立っています。支部の規約に依れば、この4つの班を中心にして日常の活動があります。これは大体把握しました。あとは支部総会、臨時総会、役員会、慰安会などです。その他に本部の理事会と各種の催しがあります。本部理事は3人いますので、交代制で中野支部から誰も出ないような事態は避けたいと思っています。もうすぐ、本部の新役員の顔合わせと本部総会があります。初めてですので、楽しみにしています。中野支部に属する材木屋は28店舗。少なくなりました。昨日の池袋市場での「新緑市」なども参加する人数が減っています。現状を把握しながら、現状を変えていきたいと思っています。小数になるのにはそれだけの理由があります。少数になったからこそ、精鋭を育てたいと思っています。

今年も野菜をプランターで育てることにしました。少しでも陽が多くあたり、育って欲しいものです。寒い日は今日でお終いにしたいものです。


2005/05/14(土) 晴れ


[ 時はいま ]
時は今 


「日刊木材新聞」には時評のコーナーがある。そこに去る10日「今やらずしていつやるか」と題した「櫛形山」氏の時評が載っています。
そこでは、以下のような事が書かれています。
「いい家は無垢の木材と漆喰で建てる」が7刷まで増刷を重ねているように一般消費者が良質な住宅に強い関心を持っていること。過日開催されたシンポジュームで、あるインテリアデザイナーは、自分自身が改築した書斎のことに触れ「木と人間の精神とは深い繋がりを持っており、木は居住空間に使うことが最適な素材であることが経験からもいえる」と賞賛していたといいます。

このように木のよさを一般消費者が強い関心で迎え、設計士が、デザイナーが、木材に関心を寄せている今こそ、木材PRの絶好時ではなかろうか、と結んでいます。同感です。

内装材を中心に自分たちが売りたいものを先ずは設計士の方にPRしていく必要があると思います。都内の材木屋ですぐに間に合うものは何か、市場で常時在庫しているものにはどういったものがあるのか。そのサイズと設計価格、使い方、それくらいはパンフレットとして作り上げても良いのではないかと思っています。


2005/05/11(水) 晴れ


[ 河口湖 ]
河口湖


今年のゴールデンウィークは河口湖にあるペンション「ラベンダーファーム」に行って来ました。ここへ来るのは私が三回目、彼女はもっと多いです。今年は義母と厚木のお兄さん夫婦の5人旅です。
5月4日にラベンダーファームで待ち合わせをして、河口湖沿いの「ほうとう屋」で昼飯を食べ、河口湖大橋を渡って御坂にある「天下茶屋」を目指しました。ここは太宰治のゆかりの地でもあり、この茶屋から見る富士山の美しさに惹かれて、たびたび訪れています。ここでお茶をいただきながら写真を一枚。

(御坂峠の天下茶屋より映す)

下ってきて河口湖の北側にある「大石公園」で休憩し、ここでも富士山をパチリ。


その後宿に入って温泉に浸かって、会食。ここの食事はボリュームがあって美味しいのです。が、生憎この日は満員で暖かいものを暖かいうちにという訳にはいきませんでした。


翌日、河口湖の南側にある「ワインセラー」に立ち寄り、ワインを試飲。した人もいました。お土産を買い、次は「河口湖野猿公園」へ。ここからの富士山もイカスのです。小鳥や孔雀なども見せてくれる所で子供連れが目立ちます。坂道を登ること約20分。猿山に辿り着きました。ここへ来る事になったのは、ラベンダーファームでタダ券を貰ったからです。ここも遮るものがなくて富士山が綺麗に見えます。

私には是非行ってみたいところがありました。それは河口湖の東側にある「ロープウェー」に乗りたいと思っていたのです。来るたびに距離はなさそうな「ロープウェー」が気になっていたのです。今回は90才になる義母連れですが、頭数もいますので何とかなるかと考えていました。メイン通りから少しあがった所に駐車場があり、そこまで車をつけて乗る事にしました。ロープウェーですから急斜面に作られています。則とお兄さんが義母の両脇を抱えて乗り場まで。めでたく「たぬきさん号」に乗りました。ここは「カチカチ山ロープウェー」といっておとぎ話「かちかち山」の舞台になったところだということです。100メーターほど上がると頂上ですが、上がるに従って河口湖が一望できます。

(眼下に河口湖)


さらに頂上に展望台まで登ると尾根を隔てて富士山が見えます。富士山のすそ野の形が美しく映し出され、富士山はこういう形をしていたんだと改めて感動してきました。

(頂上より映す)



こうして河口湖の旅は富士山を見る旅に変身したのです。


2005/05/08(日) 晴れ


[ 床直し ]
床直し


畳の部屋をフローリングにするという仕事が増えています。
以前はそのような仕事の場合遮音性能が問われることが多く、「LL―45」という値をクリアーするために遮音性能の高い「直貼用のフロアー」多く用いましたが、最近では「予算」をクリアーすることが出来ないのでもっと単価のこなれたやり方をすることが増えています。
例えば、数日前に行なったのは畳を取り外し、荒床の上に根太を敷き、12ミリ厚のベニヤを、6ミリのゴム、フロアーといった順番で床を完成させました。根太の下にもゴムのパッキンを入れて音が階下に届かないように工夫しています。
さてどれくらい効果があるのでしょうか。

いま私が住んでいるマンションは3階建てです。その3階に住んでいますが、先日2階の方が出られたときに、2階と3階に人をおいて3階の音が階下にどのように伝わっていくのか実験してみました。私のところはコンクリの上に「万協」のフリーフロアーを用い20ミリのパーチクルボード、15ミリのコンパネ、6ミリのゴム、15ミリの無垢のフロアーといった順番で出来上がっています。
歩く音、床をドンドンと叩く音、物を引き摺る音、杖で叩く音(年寄りがいますので)などを試してみました。初めに私が2階に降り、携帯電話で順番に試して見ました。その後彼女と交代してみましたが、杖で叩く音や床をドンドンとする音は聞こえましたが、あまり気になるという範囲ではありませんでした。ちなみにトイレの水も流してみましたが、聞こえませんでした。
思っていたほどではなかったので一安心しました。
逆に2階の音が聞こえてくる時があります。襖や引き戸を閉めたときの音は躯体に伝わり、「ピシャ」とか「バン」とかいう音になって跳ね返ってくることがあります。生活音に敏感な人であれば、気になるのでしょうね。

さて、今度2階に入られた方は音楽好きとのこと。先日挨拶に見えて「音楽好きですが、うるさかったら言って下さい」と言葉をかけて行かれました。その一言で、うるさければ言えるし、そうでなければいわなくて済むという「楽な関係」が生まれました。言葉は大切です。




2005/05/07(土) 晴れ


[ 5月の爽やかな風 ]
5月の爽やかな風


5月になりました。今年は10連休の方も多いかと存じますが、私の所はカレンダー通りです。一日でも多く店を開けないと働く日が少なくなってしまい、売上げに多大な影響を与えてしまいます。4月は売上げがかなり凹みました。
それでも月が変わり、5月の爽やかな風を感じると自然と身体が動き始めます。少し動くと汗ばむくらいの陽気が私は一番好きです。

話は変わって。
JR西日本の脱線事故や羽田空港での管制塔のミスなど、戦後の日本が培ってきた技術力が落ちていることを実感しています。仕事には緊張感を持って望みたいです。



2005/05/02(月) 晴れ


( 2005/06 ← 2005/05 → 2005/04 )


[ 管理者:大野満生 ]


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