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再会
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再会
則子の友人であり、4年前の京都旅行でお世話になった大西夫妻が我が家を訪問してくれました。 我が家に入るなり、「木の香りがしていいですね」と一言。コーヒーを入れて一息つくと則子さんが部屋を案内です。といっても2LDKですので、時間はかかりませんが・・・ 先ずはリビング。杉の赤味の床板に対照的な杉の白太の板張り。壁は珪藻土を用い、西側一面は作り付けの家具で纏めてあります。 キッチンは対面式を採用し、洗い物をしながらテレビを見ることが出来ます。背面は全面収納です。腰まで奥行きを650ミリにし、そこから上は奥行き450ミリです。そうすることによって作ったおかずなどを置くスペースが生まれます。キッチンと収納のあいだは800ミリを確保し、作業中に後ろを通る事が出来ます。IHヒーターを採用し老後に備えました。 トイレは内法で900ミリの巾を確保し、ゆったり感があります。洗面所は化粧台と平らに作業台をつくり、物が置けるように工夫してあります。室内で洗濯物が干せるように川口技研の「ホスクリーン」を三つつけています。この三つという所がミソです。 ユニットバスは1418を採用し、広々感があります。照明を二つつけたので明るいです。 寝室にはクローゼットを併設し、床は杉の30ミリ厚の板張りです。部屋に入る所だけ、壁にも板が貼ってあり、手で触れると暖かいです。寝室は8帖以上あり、ベッドが二つ置けます。 物が少ない家なので、平米数が無い割にゆったり感があります。先日パッシブソーラーの本を読んでいたら、「杉の板は暖かいというが、発熱体ではないので、その表現は間違っている」と書かれていました。その通りかもしれませんが、素足でいても人間の体温が床板に伝わり、ヒヤッとした感じも足の裏に戻ってきません。まして30ミリの厚さの板だと床下からの寒さも伝えませんので人間のほうが「暖かい」と感じてしまうのだと思います。暖かいというよりもヒヤッとしないといった方が良いのでしょう。
久しぶりの再会ということもあって「香港屋」で会食して旧交を温めました。

2005/04/27(水)
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