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時々更新mn日記

( 2005/05 ← 2005/04 → 2005/03 )


[ 再会 ]
再会



則子の友人であり、4年前の京都旅行でお世話になった大西夫妻が我が家を訪問してくれました。
我が家に入るなり、「木の香りがしていいですね」と一言。コーヒーを入れて一息つくと則子さんが部屋を案内です。といっても2LDKですので、時間はかかりませんが・・・
先ずはリビング。杉の赤味の床板に対照的な杉の白太の板張り。壁は珪藻土を用い、西側一面は作り付けの家具で纏めてあります。
キッチンは対面式を採用し、洗い物をしながらテレビを見ることが出来ます。背面は全面収納です。腰まで奥行きを650ミリにし、そこから上は奥行き450ミリです。そうすることによって作ったおかずなどを置くスペースが生まれます。キッチンと収納のあいだは800ミリを確保し、作業中に後ろを通る事が出来ます。IHヒーターを採用し老後に備えました。
トイレは内法で900ミリの巾を確保し、ゆったり感があります。洗面所は化粧台と平らに作業台をつくり、物が置けるように工夫してあります。室内で洗濯物が干せるように川口技研の「ホスクリーン」を三つつけています。この三つという所がミソです。
ユニットバスは1418を採用し、広々感があります。照明を二つつけたので明るいです。
寝室にはクローゼットを併設し、床は杉の30ミリ厚の板張りです。部屋に入る所だけ、壁にも板が貼ってあり、手で触れると暖かいです。寝室は8帖以上あり、ベッドが二つ置けます。
物が少ない家なので、平米数が無い割にゆったり感があります。先日パッシブソーラーの本を読んでいたら、「杉の板は暖かいというが、発熱体ではないので、その表現は間違っている」と書かれていました。その通りかもしれませんが、素足でいても人間の体温が床板に伝わり、ヒヤッとした感じも足の裏に戻ってきません。まして30ミリの厚さの板だと床下からの寒さも伝えませんので人間のほうが「暖かい」と感じてしまうのだと思います。暖かいというよりもヒヤッとしないといった方が良いのでしょう。

久しぶりの再会ということもあって「香港屋」で会食して旧交を温めました。






2005/04/27(水) 晴れ


[ 最近のプレカット事情 ]
最近のプレカット事情


中野支部総会の懇親会の中で竹内木材工業の社長である亀山さんと話をしていたら、「1時間あたり30坪は刻む」というのが最近のプレカットの機械だそうで、そうなると集成材以外の木材は使うことが出来ないとのことでした。集成材もホワイトウッドからレッドウッドを使う所が増えているとのこと。プレカット工場同士の競争も激しく、プレカット工場を経営している竹内木材工業も常に競争の渦の中に身をさらしているとのことでした。

街中の一材木屋である私にはなかなか理解できない厳しさがある様です。それにしても1時間で30坪刻むということは、このあたりの住まいの坪数は30坪から40坪どまりだと思いますので、単純にいうと一時間ほどで「刻みは終了です」

一時間で刻まれては、大工の出る幕はなさそうです。そうなると人の手をかけるというのは、余程、名人芸に近いとか、差別化できるものがないと、それを望む人は少なくなると思います。


2005/04/26(火) 曇り時々雨


[ 天国への片道切符 ]
天国への片道切符


稲葉稔著
実業之日本社発行
1680円

「あなたは赤木圭一郎を知っていますか」
「聞いたことはありますが、」
「見たことはない。あれは本当のスターだった・・・」

こんな書き出しで始まる小説です。赤木圭一郎は日活が生んだスターの一人で、活躍した時期は1959年から1961年の僅か2年です。スターになっていく赤木を架空の友人を登場させることによってその死に至るまでを描いています。一気に読んでしまいました。

赤木を題材にした、本格的な小説を初めて目にして感激もあります。が、少し物足りなさもあります。それは多分、赤木に関してはいろんな本や写真集、映画を見てきたからだと思います。
「この場面は映画のシーンから取ったんだ」とか「映画の友に書いてあったな」とかいうのが感じられて、間違ってはいないけれど、少し設定に無理があるかなという所もあります。「事実は小説よりも奇なり」で実際に起こったことの方が重みがあり、それを知っているので私はないものねだりをしているのかもしれません。

ともあれ、赤木を知っていただくための本としては、面白いと思います。1960年ごろには赤木圭一郎という人がいたんだ、と思っていただければ幸いです。著者の稲葉氏は1956年生まれ。1961年の2月に亡くなった赤木とは17の年の差があります。






2005/04/25(月) 曇り時々雨


[ 中野支部総会開かる ]
中野支部総会開かる


去る4月23日には、新東京木材中野支部の支部総会が三河屋にて開かれました。中野支部は現在28店舗が所属しております。そのうち出席者が17名。委任状が11名分ありました。事業案、会計報告など審議事項は滞りなく進み、役員改選になりました。その席上、私は中野支部長に選任されました。これから二年間、役員として中野支部内のことや本部理事として組合本部に行くことになります。副支部長の亀田益男氏。会計の太田裕之氏とともに3人で支部の運営にあたります。皆様よろしくお願い致します。



2005/04/24(日) 晴れ


[ 風邪をひく ]
風邪をひく


最近からだの調子が上手くない。
以前は風邪をひいてもすぐに直ったのだが、昨年の12月頃からかかり始めると直るまで時間が掛かる様になっている。年齢的なもので身体の自然治癒力が落ちてきているのだろうか。直るまで時間が掛かるということは、つまり辛いのだ。以前は一日眠れば大丈夫だという自信があったが、いまは「いつ直るのだろうか」とか「薬が弱いのか」など余計な心配をしてしまう。まして50代の半ばに近づいてくると日常の仕事以外の仕事もついて廻ってくる。予定表を見ながら、今晩もその予定を休むことにしようと気弱になってきた。
早く直したのだが・・・直りが遅いこの頃です。


2005/04/20(水) 雨


[ 昭和会記念市 ]
昭和会記念市


新東京木材商業協同組合では、4月18日に昭和会主催の記念市を催しました。参加者は昨年よりも少なく、売上げも同様だと思います。今材木屋で売れていくものは多くは下地材になり、新建材になりました。

新東京木材においてある木材は良材が多く、特に新里木材や正材の杉や桧材は安定しています。値段はやや高めですが、良い材料だと思っています。しかしそれだけでは売れていかない所にもどかしさもあります。

今3000万円の住まいを作ると計画して東京の場合、人件費に約6割が割かれます。残りの4割で木材費、建材費、サッシ、サイディング、建具、流し台、洗面化粧台、ユニットバス、トイレ、などに振り分けられます。流し台がシステムキッチンになり、トイレや風呂が豪華になれば人件費との割合は5対5になるかもしれませんが、予算として何処を削っていくのかということになると、木材や建材を落とすことになります。

この1月に八王子で改造した現場は、築6年、5億円の豪邸だということでした。もちろんそうだと思われるほど立派でしたが、柱は杉の105ミリ角、壁は9.5ミリのボードを一枚貼っただけでした。柱の中や床下は数え切れないくらいの配管や配線で埋まっていました。設備にはお金をかける時代になりましたが、設備の寿命も早ければ7年くらいで壊れ始め、10年を過ぎるとやりかえる可能性が高くなります。

すぐに壊れるものにあまりお金をかけない方が良いのではと思っています。その分構造材にお金をかけていただきたい、内装材に本物の木を使っていただいて、室内の環境を整えていただきたいと思っています。そのお手伝いに材木屋はありますし、新東京木材の問屋や組合では応えていけるだけの力を持っていると思います。

材木屋の市は芳しくありませんが、その役割を広くユーザーに知っていただけるよう努力する必要があると思いました。





2005/04/19(火) 晴れ


[ 鳳月堂 ]
鳳月堂


鍋屋横丁から十貫坂上に向かうと「鳳月堂」という和菓子屋さんがあります。ビルの1階に位置しています。ここの「どら焼」は一度食べてみる価値があります。甘さ控え目でこってりとした餡を厚く柔らかな廻りの皮が包んでいます。なかなか美味しいですよ。

以前はかなり売れたそうですが、近くにある和菓子屋さんである「T屋」がテレビに出てから売れ行きが落ち、最近ではあまりたくさんの量と作らなくなったたとのことです。

ここ何回か売り切れ状態ですが、早めに行ってまた食べたいと思っています。「T屋」さんのものとは実際に食べ比べてみるとその違いはわかります。

店の規模や売上げではなく、どっちが美味しいかという視点も大事だと考えています。

中野区本町4-31-10アンサンブル新中野1F
03-3384-0466


2005/04/18(月) 晴れ


[ 中野十四日会総会 ]
十四日会総会


去る4月12日には、十四日会の総会が開かれ、新会長に石橋一義氏、副会長に亀田和男氏が、会計には広瀬公男氏が選ばれました。この会は14年目に入ります。今期をもって会長を退かれる伊藤政孝氏は創立の呼びかけ人の一人でありました。今回の人事で創立時のメンバーの役員はいなくなりました。世代が新しくなったのが今回の特徴です。相変わらず厳しい仕事の状況ですが、知恵を出しながら楽しくやっていきたいと思っています。



2005/04/15(金) 晴れ


[ クボデラ(有)の快進撃 ]
クボデラ(有)の快進撃



クボデラ(有)ではサイトを開き、その中でインターネット販売を始めています。クボデラ(有)は国内外の無垢の床板や造作材を取り扱っている会社ですが、その中でも得意技のひとつである「神棚セット」「上棟セット」をネット販売しています。
窪寺社長によると「これがなかなか売れる」ということでした。当初は材のみの販売でしたが、とりつけこうじまでたのまれることが多くなり、「追加のお金が発生する可能性を了承していただけた所だけ」工事まで請負うようになったとのことです。
確かに実際の現場を見ると下地が必要であったり、ひとつ取り付けるだけでも、時間が思ったよりかかったり、上手くまとまらなかったりします。私も工事まで言われたときは極力現場を見せていただき、細かな点まで留意してから、工事にかかることにしています。現場は一つ一つ違うので甘い考えで向かうと失敗します。
クボデラ(有)では、ネット販売しやすい商品を数多く持っていますので、この快進撃は当分続くと思っています。

クボデラさんのサイトはこちらから。
http://www.kubodera.jp/




2005/04/14(木) 晴れ


[ 花見 ]
花見


今年は昨年、一昨年に比べると桜の花の咲く日が遅くなりました。
先週行った新井薬師公園は桜の花がまだ二分咲きくらいでした。一週間経ってあちこちの桜は満開です。
「今年も桜を見に行こうよ」と9日の土曜日に杉並にある「大宮公園」へ足を運びました。この日は暖かく、春らしい陽気の中で花見です。っとその前に武蔵野園という釣堀屋で一服することにしました。釣堀屋に二人でくるのは初めて。釣り自体も「戸田」以来です。一時間のつもりで始めましたが、思ったほどかからず、30分延長しました。しばらくして私が金魚を釣り上げ、もうすぐ時間切れというところで彼女が30センチ大の鯉を釣り上げ、今回の釣りも彼女の勝で幕を閉じました。
日も暮れ初め、寒くなってきたので暖かいものを口に入れ、桜を見ながら一度家に帰ることにしました。善福寺川のその川沿いを桜の木が覆っています。花見客も大勢います。川にせり出すように広がった桜を見ながら写真を一枚。





夜になって夜桜見物に出かけることにしました。といっても珍しい所へ行く知恵もないので先日まで通っていた現場の近くにある桜を見に行くことにしました。場所は成城です。いつもの道を通って先ずは現場に着き、そこから10メートルくらい行った所を左に曲がると20年位前に直した家があります。そのまま真っ直ぐ20メートルくらい行って比較的大きな道に出ると左に曲がります。曲がると数本の桜の古木が道までその枝を伸ばしています。さらに数十メートルいくとライトアップされた桜の木が目にとまりました。車を降りていま来た道を戻りながらの桜見物です。このあたりはまだ区画も大きく、庭も広く、玄関までのアプローチもあります。「こんな所に住みたいね」「住むだけならすぐにでも出来るよ」そんな会話をしながら、車に乗り込み、成城の街をあちこちドライブです。小学校近くの桜のトンネルや道路に植えられた桜の数々。幹が太くなり車にぶつけられて保護用のわらをかぶせているものもありました。庭に桜、道路に桜、何処に行っても桜ばかり。

ラストは環七から、沼袋から新青梅街道、中野通り、新井薬師公園の桜のトンネルを経て自宅に戻ってきました。いつも見慣れた所の桜が一番心にフィットします。お疲れさまでした。




2005/04/13(水) 雨


[ ミルクロール ]
ミルクロール


青梅街道を新宿から荻窪方面に向かうと鍋屋横丁という信号があります。これを左折して500メートルくらいの所にある小さなパン屋さんです。十貫坂上という信号の近くになります。
ここのパン屋さんの特徴はとにかく安いことです。アンパンや蒸しパンが1ケ100円しますが、それ以外は20円から50円が基本です。お昼近くになると20人くらいの行列が出来ます。お店の奥ではパートのお姉さんがパンを焼き、焼きあがるとすぐに店に陳列します。
が、買っていかれる方も安いという事がわかっていますので、こちら5つにこれ10個などと大量に買い上げられてしまうので、自分の所まで残っているの不安になります。売り切れると次の焼き上がりを待つしかありません。
15個買っても千円しません。一食200円程度で満足します。食べ盛りのお子さんをお持ちの方やお年よりの方には朗報です。勿論私のところでも助かっています。ちなみに私はカマンベールチーズの入った胡桃パンが一番好きです。則子さんはイチジクパンが好きです。が、最近は出ていないので一個30円のクリームパンを好んでいます。





2005/04/11(月) 雨


[ 本物力を感じてみませんか ]
本物力を感じてみませんか


自宅を作って二回目の春がやってきました。床暖房のない住まいですが、床材に本物の木を使っているので床下からの冷たさが上がって来ません。スリッパを履いて生活していますが、脱いだとしても「ヒヤッとしません」特に寝室は厚さ30ミリの杉板ですから尚更です。足元が暖かいと血圧が安定し、穏やかな暮らしが出来ます。

本物力を感じてみませんか。

最近、杉の板や桐のフォローリングを扱う事が増えています。一度使って頂くとリピートがあります。杉や桐は保温性に優れ暖かいと思います。床暖房はブームですが、ランニングコストや保守の費用がかかります。杉や桐の床板は一坪あたり二万円から五万円くらいしますが、後は自分の手入れ次第です。柔らかい木なので傷がつきやすいという欠点はありますが、寒がりの私がお薦めできる木材です。

さらに自宅の場合はリビングの壁を珪藻土にしてありますから、空気が柔らかです。


ベランダのチューリップも咲き始めました。


2005/04/06(水) 晴れ


[ 花見 ]
花見


3日の日曜日は、朝お客さんが見えることになっていて店を開けることにしました。材料を持っていってくれるというので開けたのです。30分で数万円の売上げになりましたから効率は良いですね。これで利益率がよければ、この商売も面白いのでしょうが、対抗するものが多く、そこの所は難しいです。日曜日も店を開ければ、売上げも期待できるし、一般ユーザーとの接触も増えるでしょうが、我が社では今の所現実的ではありません。

というわけで、日曜日は休むことにしました。4月には行って暖かな日が続き、今晩からは雨の予報。そこで今日は花見をすることに。自宅から自転車に乗って中野通りを目指します。中野通りの中野駅から北の方には桜並木が新青梅街道に交差する所までおよそ二キロぐらい続き、新青梅街道を左折した所にも約一キロ桜のトンネルが出来ます。昨年は3月下旬が見ごろ、一昨年はお彼岸の時が真っ盛りでした。今年はご承知のようにまだ二分、三分咲き、日当たりの良い所に植わっている木ではほぼ満開という木もありましたが、大半は咲き始めでした。

途中の新井薬師公園では桜祭りの開催中。早速ここへ入ってビールに焼きそば。自転車で動いていると良い事があります。


新井薬師公園での桜まつり

新井薬師をお参りして家に戻りました。

2005/04/04(月) 雨


[ 久しぶりに映画に ]
久しぶりに映画に



週に一度は映画を見に行きたいと言ってはいるものの、現実には一ヶ月に一度も行っていません。そこで2日の夕方から映画を見に行くことにしました。上映中の映画の中では「あずみ2」「鉄人28号」などが目に付きましたが、二人で行きたいので「オペラ座の怪人」にしました。新宿まで出れば、二ヶ所で上映中なので早速目指すことに。新宿まで20分、ほんとに良い所に住んでいると思います。地下鉄新宿三丁目で降りて映画館を目指しましたが、こちらは既に立見席だけです。そこで今ひとつの「ジョイシネマ2」へ。こちらは歌舞伎町です。「夫婦50割引」を使って二人で2000円。これで二時間遊べるのですから安いものです。

今回の「オペラ座の怪人」は原作に忠実だとのこと。全編オペラ仕立てだったので少し疲れましたが、主演を張る3人の声のすばらしさに感動してきました。役名でしかわかりませんが、ファントム(怪人)、ラウル、クリスティーヌ、それぞれにすばらしさを感じてきました。クリスティーヌは純真な乙女の声。恋人のラウルは逞しさを感じるそれ。ファントムのテノールは甘く切なく、哀しく心の中に入り込んできます。

冷静に考えれば矛盾の多い映画ですが、歌と音楽で十分楽しめました。映画を見た後は食事。今日は「餃子の大陸」へ。靖国通り沿いの4階にあります。中野新橋の居酒屋「雅楽多屋」が店を閉めて6月からこの「大陸」の近くに来ます。久しぶりの「サタデーナイト」は人込みの中。普段あまり人のいない所に住んでいるのでめまいがしそう。

「大陸」では焼き餃子、水餃子、酢豚、焼きそば、などを注文しましたが、あまり美味しくありませんでした。二年程前なら焼き餃子もパリッと揚がっていたのですが、今回はあまりこれといったものに辿り着けませんでした。


2005/04/03(日) 晴れ


[ 4月になりました。 ]
今日から4月になりました。


4月になりました。桜はまだですが、富山和子さん作成のカレンダーは奈良県桜井市の「れんげ草」の風景に変わりました。

「先祖たちは、秋、刈り入れが終ると
レンゲ草の種をまき、
春、花が大地を虹色に染めると
そのまま鋤き込んで田植えにかかり、
それを毎年繰り返しては
土作りに励んできたのだろう。・・・」

暖かくなって大地が花で染まる風景は身体も心もウキウキしてきます。私も春生まれなので、この季節が一番好きです。今年は我が家でも3人が就職しました。私を取り巻く環境が変わり、私の生活も変わっていくでしょう。今年は変化の年のようです。

さて、毎朝、雀に一握りの玄米をあげていますが、雀は第一陣、第二陣、三陣と来ます。朝起きてベランダのカーテンを開けると2メーターくらい離れた電線に雀が10羽近く止まっています。窓を明けると一羽を除いて隣の家の屋根に移ります。そこでベランダのテーブルの上に置いてあるお皿に玄米をあげ、窓を閉め、カーテンを引くと一斉に雀がお米を突っつきにやってきます。その音のにぎやかなこと。その音を聞いてから私は顔を洗いに行きます。着替えをして食事をとる頃にベランダを覗くと、お皿の上にはまだお米が残っています。そうすると次の部隊がやってきます。さらにもう一陣。まだまだやってきますが、流石にその頃までは残っていません。少し突っついては次の所へ移動していきます。早い者勝ちですが、自分に必要なもの以外には手を出しません。人間とはえらい違いです。

欲を少なくして生きる。
生き物の基本ですね。

今週は体の忙しい週でした。



2005/04/01(金) 晴れ


( 2005/05 ← 2005/04 → 2005/03 )


[ 管理者:大野満生 ]


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