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時々更新mn日記

( 2004/10 ← 2004/09 → 2004/08 )


[ 一日中寝ていた日 ]
一日中寝ていた日



「暑さ寒さも彼岸まで」
お彼岸を過ぎると急に寒くなりました。まして本日は朝から雨。降り止みません。昼前に止みかけになったので配達にいったら、途中からシトシト降り出し、結構濡れてしまいました。帰ってきてすぐに着替えましたが、もう長袖ですね。とくに私みたいに寒がりは・・・

さて昨日は一日中寝ていました。一昨日も疲れているなあと感じていたのですが、昨日はピークになった感じでずっと休んでいました。おかげで今日は眠気も覚め、頭も働くようです。最近のんびりしているという実感が少なくなり、何かに追い立てられているかのようです。先ずは時間ですね。昨日のテレビでは「美空ひばり」の話を少し見ていましたが、彼女が亡くなったのは52歳。今の私より若いのです。私も生前のひばりはあまり興味がなかったのですが、死んでからCDを聞くにつけその偉大さを感じています。そういえばその前日には小林旭が出ていましたね。ひばりと旭の関係を知っている人も少なくなったことでしょう。彼も芸能生活50周年になるといいますから「最後の映画スター」ですね。事業に手を出しては失敗し、失敗すると歌がヒットして借金を返すというパターンを何度か繰り返した人です。返してしまえるのですから凄い人です。
今読んでいる本の1つに「二枚目の疵」にあります。「長谷川一夫の春夏秋冬」という副題がついています。朝日新聞の書評欄に出ていたので買い求めてみました。以前長谷川一夫について「これといった代表作を持たない長谷川一夫」といった書き方をした関係もあってこれをどこかで書き改めなければ、いけない」と思っていたので読みたかったのです。まだ途中ですが、生い立ち、林長二郎時代、なぜ長谷川一夫になったのか、代表作は?など運命に逆らわないしたたかな生き方、考え方とともに「女形の踊りの名手」「自分の芸を惜しみなく人に教える姿」に感動しています。


2004/09/27(月) 雨


[ ジュウテック展示会 ]
ジュウテック展示会



去る9月24日、25日の両日に東京ビッグサイトにおいて「ジュウテック」の展示会が開かれました。私は25日に仕事を終えてから出かけてみました。住まいに関するメーカーが130社あまり一同に集っての展示会です。午後3時過ぎに会場に着きましたが、「人、人、人」で入場者数はかなり多かったのでは・・・・

入口は在来躯体の展示から


その裏側は外断熱工法の紹介


ノダのブースでは電気式床暖房の実演が行なわれていました。



今年の新色は「ダークセピア系」かしら


さて、私が興味深く関心を示したのは、「ウッドピア21」の製品です。国産の杉や桧の床材や壁材を作っている三重県松坂市にある会社で、自宅に床材を使った会社です。今回会場に居た奥村部長に、ウッドピアで作っている商品やウッドピアの会社の話を聞くにつけ、「一度見学してきた方が良さそうだ」と思いました。圧密フロアーの作り方や自然塗料との相性など学ぶ所がありそうです。



2004/09/26(日) 雨


[ 二分三厘 ]
二分三厘



店舗の塀に使う材料として7ミリ厚の杉材を頼まれた。その厚さから「二分三厘」とも「四分板」ともいう材料である。長さ1820ミリ、厚さ7ミリ、幅は210ミリ、240ミリ、300ミリが基本だけれど、今回は240ミリ(幅8寸)のもので注文を受けた。節のあるものは安いし、節のないものは材木の特性からいって高い。現在の単価表に載っている種類を見ても、「赤無節、赤上小、白一無節、上小、特1等」くらいはある。これに「民木か官木か」「特一等にしても源平でよいのか」などの条件が入る。今回は「プレーナー加工してあるもの」が第一条件だった。というのも110枚も枚数があるからであった。加工に時間がかかるというのがその理由だった。
早速探してもらった。「小節程度で良い」「抜け節の少ないもの」そして加工してあるものを新里木材さんに探してもらい、新木場の「毛塚商店」さんの品物で納めることにした。


短いものが「二分三厘」の板です。




2004/09/25(土) 曇り時々雨


[ 欲を少なくして ]
欲を少なくして



「40過ぎたら、1日を10日と思って生きよ」
言志四録だったか、何だったのか忘れてしまいましたが、そんな言葉がありました。40過ぎたときには気が付きませんでしたが、50過ぎるとずしっと重い言葉です。時の経つのは早く、一日一日が瞬く間に過ぎてゆき、昨年や一昨年の出来事を思い出すこともままならなくなってきました。日記をつけないと忘れてしまいますね。
この9月をみても1日に義母が松戸に帰り、2日がテニス、3日にはビアパーティー、4日には「ユア」に行き、5日が松本で、7日が2班の会合。8日は夜遅くまで仕事をして、9日にテニス。11日から18日までお義母さんが再び遊びに来ていて、その間に14日が「十四日会」15日が父親の世話。16日は晩くまで仕事。17日が無尽で、18日には松戸まで義母を送って来ました。19日には朝遅くまで寝ていて夕方から温泉に入りに行き、20日は「雅楽多屋」の二周年記念のパーティー等々。何もしないうちに一ヶ月が過ぎてゆきます。もちろんこういうときは仕事も忙しく、医者へも通うし、指圧は3回もうけてしまいました。また、通販で買った赤木圭一郎の「大学の暴れん坊」を見たり、百人一首に関する本を読んだりしています。映画も見に行きたいなあ、と思っているこの頃です。少し欲張りすぎでしょうか。食べる量も減ってきましたし、減量もしなくてはいけませんから、欲を少なくして生きてゆきたいものです。



2004/09/21(火) 晴れ


[ 見積り ]
見積り



7月から見積もりはかなりあり、今日も遅くまで追われている。が、成約にこぎつけたものは少ない。その確率はイチローの打率を遥かに下回り、松井稼頭夫も下回りそうだ。それでも決まると100万円の単位のものが多く、気を抜くことはしない。ただ、現状図と改修図、あるいはラフな平面図のみでの木拾いが増えていて、正確さも欠いて不透明な部分が多い見積しか出せない。実際改造仕事などでは壊してみないと梁や柱の補強ははっきりしないし、設計士の方が絡む仕事だと「ここは210ミリ以上の梁を使ってください」とか「特類1等の構造用合板で耐力壁をつくります」とか、後から言われることも多いので、材木屋がする見積もりは大まかでいいのかもしれない。

材木代の5割増が大工の手間でとかいう経験値もあるし、水道屋が幾ら、電気屋が幾らと概算でトータルしていっても全体が出てくる。それを大工が見積ればだいたい実行予算になる。その意味では「大工の行なう見積もりはよく出来ている」それは大工の手間がいくらかかるか、大工ならわかるからだと思う。

さて、材木屋は? 仕事全体の金額を頭に入れながら、仕事をいただいた場合に見積った金額より「多すぎず、少なすぎず」を目指す。一度見積った金額より、実際に仕事をして増えたのでは請負師が泣くし、訳なく少なすぎるとこちらの信用に関わる。(と思っている)だから、○○平米と書かれていても、ベニヤなら何枚、床板ならその大きさで何枚いるのか、枚数で拾うようにしている。無垢の床板は幅150ミリと書いてあっても実際の有効寸法幅は145ミリであったりするから、枚数で拾わないと足りなくなる。

でも長年仕事に携わってきて、材木屋の見積りはかなり正直なものだと思っている。これが実は材木屋がここ何十年か伸び悩んでいる一因かもしれない。昔我が社と取引のあったM工務店の見積もりはひどいものだった。バブル期だったから、と言うのもあったかもしれないが、柱や梁の本数は水増ししてあるし、造作材も数でごまかす時と、幅や厚みを膨らまして2割から3割ほど増やしてあった。木拾いの数量は出来ているし、私としては、単価をいれて計算するだけという、楽な見積もりであったが、実際に仕事をする段になると、柱の数から違うし、タルキの大きさや数量も適当で、材料を納めさせてから返品するという彼らしいやり方で家まで建てた。

自分とは合わないと思い、退場を願った。中野区のハートビートという商店街のホームページでの我が社の会社案内に「真面目に仕事をする、そんな職人を応援する材木屋」とうたったのは、そんな反省からである。




2004/09/16(木) 晴れ


[ 新東京木材商業協同組合 ]
新東京木材商業協同組合


我が社の木材の仕入先として、一番多いのが 「新東京木材」です。
今では木材の仕入れの80%以上はここから買います。

第一の理由は我が社から近いということです。第二に優良材を小口で分けてもらえると言うことです。近くて便利でしかも建築資材として優良であれば、買うのは当然でしょう。

私がこの業界に入ったころは、新東京木材の他に東京新宿木材市場や東南市場、練馬相互市場などがあり、また新木場の問屋さんも主要な仕入先でした。それが今では新木場には年に数度、新宿木材市場にも二ヶ月に一度くらいになってしまいました。木材の売れ行きが激減していることもありますが、前もってわかる材料は電話で発注して配達してもらうというのが一般的になったためです。普段良く売れていく下地材はほとんどこのパターンです。市場に引き取りに行くのは、急ぎの材料か品物を自分の目で確かめてから買うものに限られてきました。

私の主要な仕入先である「新東京木材」では来る9月17日に「第五回お宝市」が開催されます。価値のあるものだけれども材木屋の倉庫に眠っている「お宝」を一堂に集めてセリにかけようという企画です。ウッドライク・マツムラの松村社長が提案して開催してから今回で5回になるとのこと。初めてこの企画を聞いたときの「面白い企画だなー」という感動が甦ってきます。




10月16日には「材木屋のい木い木ふれあい祭り」も開催されます。





2004/09/14(火) 晴れ


[ 久しぶりの休日 ]
久しぶりの休日


毎週日曜日は休んでいるのに、遊びに行ったり、用事が入ったりして、身体を休める余裕がなくなってきた。
遊びに行かなければ、身体も疲れないし、お金もかからないのですが、それでは人生つまらないし、今なら遊べるので張り切って遊んでいます。寸暇を惜しんでと言っても良いほどです。
でも時々、疲れの方が遊びたいと言う気持ちより上回ってしまい、休むようになってきました。昨日は全く起きることが出来なくて朝寝に続いて昼寝。
おやつを食べるころから、ようやく起き出して外の空気を吸ってみました。何もしない休日も必要な年になったのかも知れません。



2004/09/13(月) 晴れ


[ 写真が出来てきました。 ]
写真が出来てきました。


去る8月21日、22日に軽井沢で行なった「新東京テニス同好会」の写真が出来てきました。ご覧のとおりのメンバーで2日間ともテニスを楽しみました。
窪寺夫妻との夫婦対決では、苦戦をしたために全くの初心者である窪寺伸浩さんに対してバック側でエースを取り、顰蹙を買ってしまいました。それにしてもよく動いた二日間です。
2日目の朝、目覚めると鉄砲か花火の音がしていました。後で聞くと猿が二十頭くらい出てきたとのこと。車のフロントガラスは猿の足跡がくっきり。餌がないのでしょうか。


全員集合です。


2004/09/10(金) 曇り時々雨


[ このところの仕事 ]
このところの仕事


9月になっても毎日暑い日が続いています。

この所、一日おきにめちゃくちゃ忙しく、仕事が来れば、「どうやってこなすか」そればかりに頭を悩ますし、仕事のない日はぼんやりCDを聞き、本を読んでいます。仕事が行き当たりばったりになってきて「急に仕事が決まり、すぐに材料を手当てして、納入して」その繰り返しが定番になってきました。

更に石油価格の上昇に伴い関連商品は値上がりし始めました。その前に品不足も目立ってきました。ベニヤ、フロアー、赤松のタルキなどです。仕事が決まると材料をすぐに手配しますが、フロアー材も「欠品中」というのが増えています。また新築マンションが我が社の周りを見渡しただけでも5箇所はあります。一か所に付き床材250坪、耐火ボード2000枚と考えても大量に消費される所を数多く抱えています。今年もなくなるものが数多く出てくるのではないかと思っています。

お客さんは仕事を取る方だけで忙しく、仕事の質を問うだけの余裕がありません。私らのレベルでは、仕事を取れば確実に忙しく、取れなければ遊びになってしまいます。お客さんから仕事が取れなかったと聞いてはがっかりし、仕事が取れたと言われると
「材料が間に合うかな」と心配になります。

今マンションリフォームの見積もりをしています。フロアー材を一番安いものと、少し値段の高いものにした二種類の見積を出してきました。その差額6万円。実行予算に余裕があれば、少しでもいいものをお薦めしたいです。さて決まるでしょうか。

工務店さんは手間がいくらかかるか心配で、なかなか材料にお金をかけなくなりました。頭が決められている仕事が多く、余裕がありません。3日ほど前に大工一人で一日で終わる予定の仕事がありました。実際は2人で2日かかりました。単純に計算しても7万円余計に請求しなければ、元を取ることが出来ません。さてどうするのでしょうか。材料にお金をかけるだけの気分になれないのは工務店の立場からすれば、当然かもしれません。「良いものを使って喜ばれる」のは昔の話になってしまったみたいです。




2004/09/08(水) 晴れ


[ 味川 ]
味川



銀座の100円寿司でこの所テレビでよく紹介されるようになったお店の1つに「味川」があります。ご夫婦2人で営んでいるこじんまりとしたお店ですが、美味しいと聞いていってきました。

通常二十貫で一人前。これを食べきると「お好み」で注文できます。一つ一つがお酒のつまみのごとくに出来ていますので、食べやすく美味しいのです。昆布締めに始まり、赤貝、こはだ、イカに鮪とスイスイとお腹の中に吸い込まれていきます。中でも雲丹と穴子は絶品。二十貫食べ終えてイクラと塩辛を追加してここを後にしました。ビールも飲んで二人で6000円ですから 安いですね。

とても100円寿司とは思えない味です。満足感がありました。いつも行列が出来、この日も夕方4時前から8時過ぎまで満杯。私たちは大雨の中、8時過ぎに店に入りました。多分食べられると確信しての行動です。私たちのあとから入ってきた二組でこの日の営業は終了してしまいました。ちなみに「雲丹と穴子」は追加注文できません。





2004/09/05(日) 雨


[ トク・得大セール ]
トク・得大セール


9月3日には新東京木材池袋住建センターにおいて「納涼ビアパーティーとトク特大セール」が開かれました。当日、仕事を早めに切り上げ、則ちゃんと2人で駆けつけました。4時半からの開始で着いたのが5時半過ぎ。ビールのお代わりはしたものの、食べるものはおにぎりくらい。協賛したメーカー用に取ってあった「ホタテ」を一つ分けてもらいましたが、腹は減ったまま。

それでも中野からは大田、城守、井上、伊藤、広瀬、窪寺、勝又さんなどかなりのメンバーが出席。全体でも80名を超す盛況でした。セリもほろ酔い加減の中、ふだんより競り上がる場面もあり、問屋さんからは思わず、「普段でも夕方一杯飲ませてから、セリ始めないといけない」と冗談の出るほど。盛り上がったままお開きとなりました。





2004/09/04(土) 曇り時々雨


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[ 管理者:大野満生 ]


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