[ホームへ] [他の月を見る]


時々更新mn日記

( 2004/05 ← 2004/04 → 2004/03 )


[ 標準小売価格表 ]
標準小売価格表



我々は商人ですから「品物を安く買って高く売り」その利ざやで生活をしています。物を売る時にその木材や建材に対する薀蓄を述べたり、ノウハウを付けて売ることもあります。また配達を行うことも多いのです。商品単価は仕入れの値段から適正な利幅をとって売っています。その際、参考になるのが例えば、標準小売価格表です。新東京木材の場合、600程度の品目について「これくらいの値段で売ることができる」というメルクマールを示してくれています。

さて、いくつかの木材団体が集って「どれくらいの値段で仕入をしているか」という機会に恵まれたとしたら、どんな話を致しましょうか。昔、中野に十四日会が出来た時に、私の所では耐火ボードの仕入れ単価が下がりました。仲間に大量仕入れをしてくれる所があり、そこの値段を基準にしてそことは同等ではないですが、仕入れ単価が以前より下がりました。会を作った結果実利が生まれました。十四日会を一つのミニ会社と捉えると問屋の側も値段を下げざるを得なかったのですし、下げることによって安定的な受注を今までよりも期待できると考えたからかもしれません。時としてまとまりは大きな力を発揮します。

今、例えば新東京木材の中で特定の品目について年間で計画的に仕入れることが出来るとするとかなり仕入れ単価が下がるのではないかと考えるようになってきました。幸い組合もパソコンを導入し、どういう商品がどれくらい売れるのか、月別、メーカー別など分析する道具を手に入れています。それを仕入れに活かす時がきているように思います。良いものが安く手に入ることになれば、利幅を確保することも出来るし、ホームセンターに対して対等の力を発揮することが出来るのではないかと思うのです。

数ヶ月前のことになりますが、東京木材商組合の「標準小売価格表」を目にする機会に恵まれました。こちらは191品目。新東京木材よりも数量においては少ないですが、この二つを対比するだけでも面白いことがわかります。
二つの価格表を比較してみると一割以上単価が違う品目がかなりあります。片方がKD材で今一方がグリーン材など、直接比較できないものを除いて新東京木材側が一割以上高いものが38品目。逆のケースが16品目くらいあります。

材商が高く設定してあるものは、桧の小角類、欧州赤松の造作類で、新東京木材の方が高いのは青森ヒバの土台、加工胴縁、ナラやブナのフローリング。建材では針葉樹合板やシナベニヤ、断熱材、フレキ、防水ボードなどが高いです。
また杉の柱や防注土台なども5%前後新東京の方が値段は上でした。

この結果から今一歩踏み出してお互いの組合がどれくらいの値段で仕入れをしているのかがわかると、それぞれ安い方の単価で共同仕入れできると思うのですが・・・



2004/04/30(金) 晴れ


[ 連休前の忙しさ ]
連休前の忙しさ




ゴールデンウイークを前に忙しい日が続いています。

連休前に済ませたい仕事や連休中にする仕事の段取りなどで、休憩する間も無く身体を動かしています。月、火、水曜日と連続です。今月は月末と重なるのでなおさらです。まとまった仕事は無いのですが、細かくて急ぎの仕事で、追われています。
建材や住器類を発注して納期を確認しても、問屋までの入荷が遅れてその日の内に我が社に到着しないものから、問屋の発注ミスやお客さんのキャンセルまで幅広く失敗を重ねています。
おまけに今日28日からメーカーが休みというのもありました。そうなれば諦めがついてその方がよいです。

休みが続くのは嬉しいのですが、その前後は仕事をどう纏めていくかで悩みます。今回の忙しさを乗り切るために建材や住宅機器の発注先を (株)ジューテックと橋本愛蔵商店(03-3304-9801)の2店に絞りました。我が社まで来る配達便の時間が守られるからです。

その点新東京木材の建材課(池袋住建センター)は見劣りしますね。発注してから納期の確認、単価設定、配送、どれをとっても平均点は取れていませんね。組合職員は仕事の出来る人も少ないし、仕事をする人も限られています。何時までも素人集団から抜け出していないように思えます。それは建材課に限られたことではありません。本部にもいます。

初期の職員が組合員と共に作り上げてきた「組合」だという感覚を持っているとしたら、現在いる方のうち、ここ十年くらいまでに入ってきた人にとっては単なる職場なのでしょう。職員の仕事量にばらつきがあります。仕事量があまりにも特定の人に偏りすぎてくると、仕事をする人の給料は上げて、それ以外の人は下げても良いのではと思い始めています。
もっとも、そんなことする前に「自分の給料を上げるように」といわれそうですが・・・



2004/04/28(水) 晴れ時々曇り


[ つくば牡丹園 ]
ぼたん



このところ、気候の変わり目なのか、変な天気が続きます。天気予報と現実がずれます。現実が優先は当り前ですが、どこかで天気予報を信じすぎている自分に出会います。

さて、4月25日には、「つくば牡丹園」に行ってきました。常磐自動車道を谷田部インターで降り、約3.5キロの道のりです。牡丹480種、9000株。芍薬215種、9000株と説明書にかかれてあります。入口で一人800円を払い、中に入ると先ずは牡丹天国。赤に黄色に白に紫。9000株のうち、400株ほどが花開いていました。芍薬はまだ50株ほどしか花が開いておらず、ゴールデンウイークあたりに標準をあわせて咲かせている?のかしら。

従って今回は牡丹が中心でした。黄色のハイヌーン、八千代椿の「うすピンク」白い牡丹は花が大きいのですが、弱々しくて余り好きではありません。島大臣や新七福神などのうす紫系統の花が私のお気に入りでした。

広い園内を歩いてきたら足がかなり疲れてきました。6万平米の敷地と書かれているので、それも納得です。西洋石楠花の古木もあり、それも見ものです。








2004/04/26(月) 曇り


[ 中野支部総会 ]
新東京木材中野支部総会



去る4月24日には、新東京木材中野支部の総会が中野駅南口「三河屋」(TEL03-3381-9680)で開かれました。審議は淡々と進み、先の役員会で話されたことが決まりました。役員は全員留任。9月の店主旅行と来春の新年会が決まりました。
現在中野支部では組合員数が28名。そのうち16名が出席し、12名が委任状を提出しました。常時出席していただく人の数は16名から18名で総会といっても役員会の延長線上にあるところが悩みです。
懇親会で挨拶にたった石橋相談役も「出来るだけ支部の行事に出席してくださるようお願い致します」と改めて一言加えられました。

ともあれ、またこの一年、月報委員として支部の行事にお付き合いすることになりました。




2004/04/25(日) 晴れ


[ 「磯むら」 ]
銀座串揚げ「磯むら」



銀座串揚げ「磯むら」の中野新橋店が去る3月6日にオープンしました。
昼のランチは840円と1050円の2種類。夜のコースは、2625円のコースと3000円くらいから始まるおまかせの二つ。
先ずは初めのコースを選択して見ました。上品で小さ目の串揚げの揚げたてが10種類出てきます。お酒を飲みながら串をいただくと、いろんな食感が楽しめます。ご飯にお椀、デザートがつきますが、10本ではすこし物足りません。旬のものを追加されると満足感が増すと思います。ちなみにこの日、美味しかったのはアスパラと蛍烏賊でした。

店内はカウンターが12席に椅子席が2箇所。入口も枕木を使った小粋なつくりで中野新橋にしてはすこし上品な感じです。2、3人で食べに行くには良い所だと思います。

中野区弥生町2−29−2
TEL=03−5342−5494
火曜定休日





2004/04/21(水) 晴れ


[ 報道ステーション ]
報道ステーション



この4月から「報道ステーション」というテレビ番組が始まりました。古館伊知郎さんがキャスターを務めています。4月から始まったばかりなのにすぐにイラクの人質事件があり、緊張の中番組が進んでいます。

さて、この番組にコメンテーターを務めている加藤さんという方を見ていると松江にいる親友の顔に見えてきて、彼がしゃべっているかの錯覚に陥ります。全体の雰囲気、髪型、口の動き、髪の毛の色具合、そっくりなのです。番組を見ていると何か間違ったことをいわないかと、気になってしまい、はらはらしています。不思議なものです。

ところで5人の人質になられた方が無事に解放されて良かったですね。もう少し事実が明らかにされると全体の輪郭がわかると思いますが、初めの3人の方からはお話を聞いてみたいです。もちろん、気持ちが落ち着いてからですが・・・


2004/04/20(火) 晴れ


[ 月報委員会17 ]
月報委員会17



今月の月報委員会は4月16日に開かれました。
が、私は当日仕事が終了しなかったので、欠席しました。従って今月の委員会で話されたことや三國屋製材所の社長である渡辺哲行さんのお話も聞く事が出来ませんでした。どなたか中身を教えていただけるとありがたいのですが。

さて、今回欠席せざるを得なかったのは、まず第一に忙しかったからであり、それに追い討ちをかけるように16日の金曜日中に到着するはずの荷物が積み忘れて、私が聞いた時にはまだ埼玉県の久喜市にありました。3時頃のことです。そのため、どうしたら今日中に配達できるのか、万が一出来なかった場合どこまで引き取りに行けばよいのかを頭に入れながら、相手と交渉していました。「直接会社に入れてくれないか」とか「引き取りにいく」とか、話していたのですが、結局問屋さんが持ってきてくれることになりました。到着は6時半過ぎでした。
今ひとつ、外壁の下地材に使うTP1のベニヤを用意してくれと注文を受け、それを揃えていたら、これからもらいに行きたいという話に進展して待っていました。そんな風に過ごしていたら7時になってしまい、やめました。

人が来る時はそんなものです。
忙しくて嬉しい悲鳴です。

今日(月曜日)になって先週の金曜日に発注していたリフォーム用の階段部材が一部「欠品中」との連絡を受け、その手配のため、何度も電話をしていました。最初の回答は、「欠品中のため納期はわかり次第連絡」次が「5月6日」連休明けです。それでは仕事が間に合いません。
そこで、「色を替える」「巾を変える」代用品があるか」問い合わせました。それでも駄目ならメーカーをかえてみようと思いました。
色を変えても駄目、代用品も駄目なので、違うメーカーを探していたら、初めに探していたものが見つかりました。
「4枚入りなら、4セットあります」と連絡が来たのです。「初めの答えは何だったの?」といいたいですが、すぐさま、「発注しました」。何とか仕事に穴をあけないですみそうです。

また、大建工業のRVシリーズのドアや床板の注文を受けました。「連休を控えているので床は欠品している可能性があります。お急ぎですか」と営業マンに言われ、「急ぎで」と答え発注しました。それは23日に入荷いしてきます。ドア材は中2日で来るものから、受注生産品で10日間かかるものまで様々です。時間が掛かるのを承知しているものは良いですが、一番厄介なのはセット品番で発注したのに初めに使いたいものが欠品の場合です。
たとえばドアの枠材は初めに使うのでこれが無いと仕事になりません。そこで急ぐ場合はドアの巾を変えたり、見込みを替えたり、それこそメーカーを替える場合もあります。仕事の流れがわかる人が営業マンなら「欠品中なので変更しますか」くらい電話をしてきてくれたものですが、今はそんなことは無いですね。みんな忙しいから。

こうなると受発注のシステムが欲しいですね。メーカーの在庫が見たいですね。自分で確認しながら発注していかないとスムースに仕事を進めていけません。

4月のこの時期は5月の連休を見越して「仮発注」して品物ものを確保する所が多いのです。そのため欠品が発生しやすいのです。夏休みや正月も同様です。商売をやっている宿命みたいなものです。明日は松下電工のフロアー材の注文を受ける予定なのですが、在庫があるといいのですね。先ほど電話で今月中に終わらせる仕事だと言われましたので・・・




2004/04/19(月) 曇り


[ 十四日会総会 ]
14日会総会



4月になり、年度が変わって総会の季節になりました。
去る4月15日には14日会の総会が開かれました。会が出来てから13年目になります。今回は会長の伊藤政孝さんと副会長の石橋一義さんが留任されて、30代を中心とした役員によってこの一年の会運営をして頂くことになりました。

私は役員の方と共に来年春の旅行幹事になりました。「どんな所に行きたいのか」皆さんにお聞きしながら、行き先を絞ってゆきたいと思っています。

これまで十四日会では、福島県の小名浜に始まり、製材工場や建材問屋、寺社仏閣に地方色豊かな場所に行っています。原点に返って製材工場を見てくるのか、建材メーカーの工場を見てくるのか考え始めたいと思います。木曽の桧も見ていないし、秋田杉も吉野桧も見ていません。松下電工やトステムの工場見学もしていませんし、木造ドームなどもまだ見ていません。行っていない所、見ていない所が多いのに気付きます。

さてどんな所が候補に上がってくるのでしょうか。



2004/04/16(金) 晴れ


[ 石川啄木(私の本棚) ]
啄木歌集(私の本棚)



はたらけど
はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり
ぢつと手を見る


中学か高校の教科書に載っていたかと思うのですが、「ぢつと手を見る」という一言でいまだに人を縛る啄木はやはり天才なのでしょう。最近なぜか、啄木歌集を買い求め、読み始めています。
第一歌集「一握の砂」の冒頭の歌

東海の小島の磯の白浜に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる

は有名ですよね。この歌から始める一連の歌群は甘ったるい感じがしていて青年期に好んで読んでいたように思います。「我を愛する歌」と小題がついていますが、ここの中には

柔らかに積もれる雪に
熱てる頬を埋むるごとき
恋してみたし

友がみなわれよりえらくみゆる日よ
花を買い来て
妻としたしむ

などがあり、このあたりは好きですね。
啄木歌集を読んでいると言葉の魔力を感じます。

こころよく
我にはたらく仕事あれ
それを仕遂げて死なむと思ふ

いま少し歳が若いときならこんな感じを持っていたのですが、いまなら

月に三十円もあれば、田舎にては
楽に暮らせると
ひょつと思へる
(悲しき玩具より)

こんな気持ちにもなります。

第一歌集である「一握の砂」は幼年期から24歳まで書かれたものを纏めたものですが、第二歌集である「悲しき玩具」は貧窮の中での闘病生活を歌ったもの中心であり、啄木の死後に発表されたものです。子供を亡くした時の歌や生活苦を表現した歌もあります。また社会主義思想を表したものもあります。啄木自身のラストを綴ったものが多く、少し暗いですが、本屋で手にとり読んでみてください。
私が今回読んで心に残った歌を掲げておきましょう。

児を叱れば
泣いて、寝入りぬ。
 口をすこしあけし寝顔にさはりてみるかな。

そんならば生命が欲しくないのかのかと、
医者に言はれて
だまりし心

その親にも
 親の親にも似るなかれ
かく汝が父は思へるぞ、子よ。

考へれば、
ほんとに欲しと思ふこと有るやうで無し。
煙管をみがく。

昨日まで朝から晩まで張りつめし、
あのこころもち、
忘れじと思へど。

3行で書かれた絵づらをみるとこれは歌ではなく、やはり「詩」だと感じてしまいます。
啄木は93年前の4月13日に27歳で亡くなっています。


岩波文庫「啄木歌集」
(定価760円+税)



2004/04/14(水) 雨


[ 4月から ]
4月から


4月から消費税込みの価格に統一されました。セブンイレブンのご飯が231円。飲み屋に行っても半端な数字のお酒になりました。私の会社は相変わらず商品に1.05を掛けて請求しています。それというのも木材は相場で動くものであり、定価というものが流動的だからです。建材類に関しても同様の請求をしています。住宅機器なども定価から値引きをしてその数字に消費税をプラスしています。段々こういう請求も出来なくなるのかもしれませんが、とりあえず、今までと変化はありません。

さて、今月からテニスのスクールに週2回通うことにしました。夜出かける日が一日増えるだけですが、夜の日程がすぐに埋まってゆきます。先週は6日に中野支部2班の会合があり、7日、8日とテニススクールに通いました。2日連続で少々きつい時もありますが、無理をせずに体力の低下を防ぎたいと思っています。テニスは楽しいです。

仕事は見積ばかりの先月でしたが、いくらか動いてきました。細かなものが多いですが、仕事用の身体を使えるので気持ちよいです。

ところでこのところ、朝起きるとベランダに出て一掴みの玄米を小皿に載せるのを日課としています。スズメが来ては突っ突いてゆきます。それを眺めながら朝食をとり、それから出社です。徒歩1分で会社に着きます。7時に店を開けますが、今朝はお客さんが待っていました。月に数回はそんな感じです。



テーブルの上の小皿にスズメが寄ってきます。



2004/04/13(火) 曇り


[ 新東京モックの研修会 ]
モックの研修会



4月10日は「新東京モック」の研修会でホームセンターや新木場の問屋さんを回ってきました。(総勢13名)

先ずは、千葉ニュータウンにある「ジョイフル本田」です。1階が生活館と資材館。2階に住宅機器メーカーの展示がしてありました。2時間ほどの見学では、木材と建材類を見るのがやっと。全体から見ればそのごく一部を見ただけですが、品揃えの豊富さや単価の安さには目を見張るものがありました。

木材や建材類に関していえば、例えば私の所で通常使われるもの、良く売れるものは大抵ここで揃います。ホームセンターの戦略がプロの業者向けに傾いているのを感じます。防腐土台に始まり、梁、桁材柱、間柱、タルキ、根太、床下地、床材ボードにベニヤ等々。樹種は杉や栂が基本ですが、大工が仕入れに行く気持ちがわかります。法人用のカードも発行していて、決済は翌月と書かれていました。掛売りに対応するようになるとこの流れはますます大きくなるでしょう。我々も安く仕入を出来るようにならないと後手を引きそうです。

それでもここで取り扱っていないものもかなりあります。先ずは国産の桧材。値段の関係か全くありませんでした。次に現在不足がちな45X90ミリ材や45X105材。これは無かったと思います。尤も多分2X4材で代用するのかもしれませんが。

逆に感心したのは、杉の板材。長さが4mあって、しかも加工してありました。使いやすいと感じてきました。

ジョイフル本田は売れ筋のものを置いているので利用価値はかなりあると思います。金物、工具、カーテン、石、ガーデニング材など、こういうところから仕入れが出来ると違った展開が生まれると思います。使う立場になりたいです。






次は新木場に戻って細田木材工業。新東京木材商業協同組合の中の問屋さんです。私がここを研修で訪れるのは3回か、4回目です。来るたびに取扱商品が変わってきています。初めに来た時には床の間材や長押などの在庫品が山積みだったと思いますし、加工も始めたばかりで「手加工」の部分が沢山残っていたと思います。それがルーターが入り、機械が主役となり、人間が行う仕事に変化がおきています。取扱商品も集成材が多くなりました。
細田木材では最近ウッドデッキ材に力を入れています。皆さんも「海ホタル」に行かれたことがありますか。そこのデッキ材は「イペ」で、細田木材工業で納材したとのことです。

さらに同じ新木場にある鴨川商店(TEL=03−3521−5521)に行きました。
ここは無垢の木を取り扱っている所では第一人者です。無垢のカウンター材が欲しいなら一度は連絡をとってみると良いと思います。栃、イチョウ、タモ、花梨、神代杉、米松など、集成材でない本物の木が在庫として置いてあります。ホームページで紹介せずに、来て見て頂いて、自分の目で確かめてもらって商談進めてゆくという姿勢をとっています。本来本物の木はそういう風にして取り扱って来ました。私が仕事を始めた30年前を思い出します。


この景色をどこかの雑誌で見かけませんか。鴨川商店の貯木場を写したものです。

さて、鴨川商店の本社工場だけでなく、第2倉庫や展示場も見せてもらいました。展示場の所には新潟県は松之山町のケヤキが置いてあります。今から20年程前に倒壊したために伐採され、東京都銘木組合が競り落としたとのことです。この世に二つとない逸品です。玉杢の上に玉杢が重なっていました。
また霧島杉の巾6尺の板など、置いてある一つ一つのものが高級品で、目の保養としては最高のものでした。自分から売り込んでいかないで「身に来て貰う」という商売には憧れを持ちます。それこそ、材木屋は少し前まで「売ってやる」の世界でした。そこまで行かなくても売り手と買い手は対等であるべきだと私は思います。対等になれるだけの材料を豊富に在庫している鴨川商店の名前は覚えていて損はないと思います。


鴨川商店にて


私はここで皆さんと別行動して、新木場から銀座へ出て「YOUR」でスポーツ指圧を受け、帰って来ました。






2004/04/12(月) 晴れ


[ 4月は ]
4月は




4月になり、今日は暖かな日です。
穏やかな気候は人を和ませます。
ぽかぽか陽気に誘われて今日はドライブを予定しております。

調布市と府中市の境にある武蔵野の森公園に行ってきました。則子さんの運転です。中野通りから甲州街道、東八道路経由です。ここは近藤勇の墓のある竜源寺の少し先で、調布飛行場が隣りになります。ただいま造成中で特別なものはありませんが、遠くの桜を眺めてはのんびり。和菓子を口に入れ和やかなひと時。丘の上まで昇っていくと滑走路が見えます。ここから大島まで35分。新島まで40分です。近いですね。そうこうする内にグライダーが一機、二機と下りてきます。飛行機もお帰りの時間になったので我々もここを後にすることに。


武蔵野の森公園にて

帰りに三鷹市新川にある「松坂屋肉店」(0422-46-2953)に寄って夕飯のおかずを仕入れてきました。ここは6年3組の同級生である小島得志君のお店です。肉だけでなく野菜や飲み物も置いています。最近では餃子がよく売れるとのこと。ヒレカツにコロッケとすき焼き用の肉を仕入れて帰ってきました。

さて、仕事は大きな見積もりはなかなか決まりません。
今ひとつ見積っているのはマンションリフォームなのですが、床材やドアの色が未定です。さらに総額で施主の希望する金額に迫りましたが、追加工事を匂わされしかも追加したものや変更したものについては「決めた金額内で処理して欲しい」と言われています。不動産屋の紹介で見積もりを始めたのですが、施主と大工さんの信頼関係が出来ていないので、大工さんもこの仕事は決めた方がいいのか、止めておいたほうが良いのか、迷っています。

テレビ等で「追加変更した際のオプション金額が高い」ということが頭をよぎっているのでしょうが、情報過多の悪影響を感じています。


2004/04/03(土) 晴れ


( 2004/05 ← 2004/04 → 2004/03 )


[ 管理者:大野満生 ]


- CGI-Island -

Thanks to CGI-StaTion & 手作りCandy