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時々更新mn日記

( 2003/11 ← 2003/10 → 2003/09 )


[ テニス通いの途中で ]
テニス通いの途中で

テニスに通う道筋あったコンビニ「AMPM」がなくなり、しばらく空いていた。昨日通ったら、工事が始まっていたので足を止め、「何ができるのかな」と眺めていたら関西系のチェーン店の「180円ラーメン」の看板が目に入った。ここは早稲田通り沿いで車の行き来は多いところだし、流行るかもしれない。
それにしても道路を挟んだ反対側は中華料理店だし、50メートル以内にあと2軒はラーメン屋がある。
どの商売も量販店や激安店の登場で小さな店は消滅していく運命なのか。
夕食に100円寿司を食べてきたばかりの人間がこういうのも変かも知れないが、「世の中厳しいね」



2003/10/30(木) 晴れ


[ 月報委員会12 ]
月報委員会12


10月16日に行われた月報委員会では価格表に関していくつか委員から意見が出ました。
杉並のWさんからは「組合のセンター出される仕入価格が決まっており、各商品に対しても掛け率が決まっているのだから、価格に関してこの委員会の存在価値は低い」。蒲田のKさんからは「仕入価格自体の設定が高すぎるのではないか」大森のIさんからは「この標準価格表を工務店が消費者に卸す価格表として活用したらどうか」などでした。

私もこの委員会は3年目に入り、はじめの二年間の間にいくつかの提言をしてきたつもりなどで、これらに自分なりに答えてみたいと思います。

先ず、Wさんからの質問は、「その通り」だと思うし、私としては委員会内での時間を有効に使うために先ず掛け率を決めたつもりです。

私の提案は
価格表に載せる商品を一覧表にする。(現在600品目くらいだが、いくらでも増やせる。杉や桧の羽目板材などの単価も載せる事ができる)

この表は年に一度か二度委員に提供する。(あるいはHP上の組合員の専用コーナーでいつでも見ることができるようにする)

毎月、仕入価格が変化したもののみをその月の月報委員会の資料として取り出して使う。(変化するものは木材が季節によって変動をきたすのとコンパネや針葉樹合板などの建材類であり、商品数としては数が限られている。)

掛け率は決まっているのだから、機械的な数字はその場でわかる。

そこでその単価でよいかどうかだけを委員会に諮る。(もっと高くとか、まだ様子を見ようなど。あるいは切り上げ、切り下げなど)
時間の短縮になる。

次に価格の変動しているものに対して、その仕入れ価格自体が妥当なものなのか、委員から意見を求める。委員会の前にあらかじめ各建材メーカーからの仕入価格が出ていると話が早い。今日いくらで買ったという話があると良いと思う。(仕入れ価格自体を高く設定すれば、高い金額が出てくるように作られているので、今度はどのように共同仕入れすれば「仕入れ単価を下げる事ができるか」を話す事ができる。(他の市場や組合との共同仕入れなどを探る)

新東京木材の標準価格表は組合員全員の意見を公平に取り出そうとしているために「価格自体が高く設定されている」これは組合員の地域性や取扱商品の違いなどが前提としてありましたが、それがこの頃では壊れてきていると思います。取扱商品でランクがつくものは吉野桧であるとか、天然秋田杉などどいったかなり特殊なものに限られてきました。カナダツガのKD材なら何処の市場を通しても同じ単価になりました。

また、近年のホームセンターなどの進出等により、木材や建材に関して一般消費者が入手できる金額がかなり下がっています。これに対応できるような価格に近づける必要があると思います。単純にいえば仕入れ単価が下がれば可能であると思います。(ホームセンターの価格を委員の方に知らせる必要があると思います)

もちろん、ホームセンターの価格は、特定の売れ筋のものが安く、その他の大半のものは値段が高く設定されていて、彼らなりにバランスをとっていることがわかります。商売が上手いという事でしょう。

私どもは材木屋として木材や建材を適正な価格で提供していくつもりです。安く提供できるものも追及しますが、それ以上に「価値のあるもの」を提供しなくてはと思います。木材で高級品が売れるという時代は既に過去のものになり、木材を希少価値で計っていくのは止めていきましょう。節のあるなしに関わらず木材を床や壁など見えるところに使っていただき、それが人の健康に寄与することを肌で感じ取ってもらうよう力を尽くしていきたいと思っています。

話がそれてしまいましたが、木材や建材の単価表も、もっと実践的に作り変えないといけないのだなと今月の委員会では感じてきました。






2003/10/29(水) 晴れ


[ 寒くなってきました ]
寒くなってきました。



9月は暑かったのに、10月には入って急に涼しいというよりは寒くなってきました。昨日、ホットカーペットとガスストーブを出し、早速使っています。今日は朝から雨。寒いのです。世間は忙しいのに、こちらは仕事が決まっていきません。

先月からの仕事も一段落して、次の仕事を見つけなければなりません。そんな折、いつもは取引の少ないお客さんから電話があり、「耐火ボードは足らなくなっているのですか」と聞かれました。「最近需要が多いので、通常仕入れると中二日から一週間くらい納期がかかるようです」と答えると「40枚確保しておいてください」との事。
一昨日もお得意さんに「耐火ボートの納期がかかります」と連絡したばかり。「またですか!」と5年前を知っている人は驚きを隠しませんでした。
納期が二日一週間と延びていくと、私も品物の確保のために予定より多く仕入れることになり、それがまた、納期の遅れをもたらすという悪循環に入ります。また、以前のようなパニックになるのでしょうか。

今日は雨が止まないとテニスは中止です。



2003/10/22(水) 雨


[ 店舗屋さんとの会話 ]
店舗屋さんとの会話


年に5、6回ほど買いに来る店舗屋さんがいる。今年は正月の8日にきて、そのあとが7月の末だった。夏休みに銀座でバーの仕事があると言われて見積をしたが、カウンター材は専門業者のほうが安く、壁の突き板も下町の工場へ直接買いに行く方が安かった。それでも下地材や耐火ボードなど買ってもらった。
その仕事が終了してしばらく姿を見せなかったが、10月になって少し仕事をくれた。
「忙しい?」と聞いたら、
「大した事ない」との返事。
「この間どうしていたの?」
「木造の内部造作の仕事を請けて、現場監督」との事。
材料は支給品で、大建のRV。
「最初の3日は、心配だったので大工を呼んだけど、監督しながら自分で出来るから、大工さんは引き上げてもらった」との事。
「お蔭で手間が12人工、浮いた」

仕事は簡単になったのです。



2003/10/21(火) 晴れ


[ 写真で見る「い木い木ふれあい祭り」 ]
写真で見る「い木い木ふれあいまつり」


11月18日に行われた「材木屋のい木い木ふれあい祭り」の様子です。




エントランス


結団式


飲食コーナー



餅つきのコーナー


ついたお持ちを丸めるのは大仕事


ゲームコーナー


問屋さんのコーナー


「モック」のコーナーでは足元にチップが敷かれ、
その上を歩きました。
足の裏で木のよさがわかります。


火起こし体験コーナー


丸太切りに挑戦の則ちゃん


十四日会が担当した木工教室です。


一時はこんなに満員でした。


少し時間が過ぎて余裕が出ました。


1時に行われた餅まきの様子です。


無事終了。

2003/10/19(日) 晴れ


[ 4坪の見積 ]
4坪の見積。



総2階の物置を作りたいという見積りがありました。大きさは1間X2間。1階部分が畳4枚分。2階も同じです。高さは5500ミリ程度、屋根は片流れ。出入口は1階と2階にそれぞれ1カ所。2階へは後から外階段を付けでは入りするとの事。外部はサイディング。・・・
以上を口頭で説明され、木拾いにかかりました。プレカットで建てたいという話だったので、早速竹内木材工業(株)の亀山さんに電話すると、4坪しかないと、「工賃は坪いくら」という訳には行かないだろうとの事。どれくらいかかるか工場に相談してみると言うことでいったん電話を切りました。
その後、返事がきて加工賃が6万円。運賃が15,000円から2万円くらいはかかるだろうとの事。早速これを盛り込み、見積った所80万円を超えてしましました。見積範囲はプレカットの材工と木材費ならびに、サイディングの材のみ。これに大工の手間を入れ、電気工事に屋根と基礎を加えてゆくと、この物置の値段はいくらくらいになるのでしょうか。水回りの内装もないのに、坪単価にすると50万円くらいになるのでしょうか。
ちなみにプレハブでも200万円くらいはかかるとの事。物置といってもバカになりません。



2003/10/14(火) 曇り時々雨


[ 木場公園 ]
木場公園




10月4日には、(株)ジューテックの展示会に東京ビックサイトまで出かけ、翌5日には、木場公園で行われていた「木と暮らしのふれあい展」に出かけました。ここには、新東京木材や東京木材ネットワークなども参加しており、毎年行われ、28回を数えているとのことです。仮面ライダーショーや辰巳太鼓などにぎやかな催しも多く、子供達にも人気でした。一昨年、ここで東京木材ネットワークの紙芝居を初めて見たことを思いだします。最初が「杉の木太郎の一生」昨年が「悲しい森の物語」でした。そして今年は東京外語大学の演劇部学生による「寸劇」は披露されるとのことを聞いて、やってきました。

お目当ての寸劇まで時間があったのとウッドライクマツムラの松村社長と出会ったので、近況を話したり、一緒に展示されているものを見て周りました。近況はいずこも同じ。版画の方はどうですかと聞いたら、好調との事。不況下でも趣味にはお金をかけますね、というところで意見が一致。

さていよいよ寸劇の始まりです。タイトルは「森からの伝言」。
猿さんとウサギさんが狂言回し役です。
間伐がすすまないのは国産材の利用が少ないからだと知った森のウサギと猿さんがその理由を探るために町の材木屋さんに聞きに行くという話で、杉の木の親子が間伐の大切さを教えたり、木材の価格が安い事を材木屋さんが教えたりしています。
なかなかよく出来ていたと思います。



杉の木の親子に間伐の話を聞く猿さんとウサギさん


木材の価格を大根やミルクと体積で比べると、かなり安い事を
材木屋さんが教えています。


じっと聞き入る子供達。


お話が終了して、ぬいぐるみに集る子供達


製作者集合=都木連の庄司橙太郎氏を中心に製作者の内山信一さんや
篠崎純一、岡部孝明さんの顔もあります。



2003/10/10(金) 晴れ


[ 戸田に行く ]
戸田(へだ)へ行く



去る9月22日と23日を利用して静岡県の戸田へ行ってきました。
22日は月曜日でもあり、朝は店をあけ、10時を回る頃に仕事を終了して二人で出かけました。何日か前から「午前中だけだよ」とお得意さんに声をかけていたせいか、スムースに出かけることが出来ました。おまけに東名高速も順調で二時間足らずで沼津インターにつき、沼津港を目指しました。
ここで遅い昼食をとる事にしたのです。今晩泊まる所は「いその屋」さんといって食事のおいしいところだと聞いていましたので、軽く摘める寿司にしようかと思っていました。地元の人の薦めもあって「双葉寿司」に入って見ました。
落ち着いた店内には、赤松を天井や壁に貼ってあって、しかも年季の入った色合いになっていました。カウンターに座ると「中トロ、穴子」などと注文しながら食べていると、いつのまにかお腹一杯になってしましました。このところ100円寿司しか縁がなかったので則ちゃんにもお寿司らしいお寿司を食べさせる事が出来、一安心。でもお腹が一杯。

それでも、戸田を目指しました。三津浜のシーパラダイスから西浦に出て、山越えして戸田へ。「いその屋」には4時ころに着きました。ここの近くに「壱の湯」という温泉があるというので、早速旅の汗を流しました。駐車場が10台分くらい。10畳大の風呂に同じくらいの洗い場があり、少ししょっぱい温泉で熱かったです。温泉スタンドもあり、地元の人が多く通っているとの事です。

夕方6時を回る頃、宿に戻って食事をいただく事にしました。この宿を紹介してくれた武山さんは則子の昔の同僚で戸田で水泳指導の先生をしている人です。夕食は3人で食べました。おかみさんの作ってくれる海の幸を中心とした料理は盛りだくさん。高足ガニを一1パイ。鯛の刺身にてんぷら、サザエ、タラバカニ、オコゼの煮付けに自家製のさつま揚げ。タコの酢の物にイセエビの活きつくり。これにご飯と吸い物に静岡茶が出て身体を右にしても左にしても食べきれませんでした。お昼を軽くしておけば良かったと後悔後悔。夜の9時を回った頃には外に出る気にもなれず、寝ることに。

翌日の繋留船での釣りを予約して、早々と寝ました。翌朝、6時に朝食をいただき(これがまたたっぷり)、7時には、「たか丸」へ。
7時半頃から釣りをはじめました。朝のうちは風があり、肌寒い感じでしたが、ウインドブレーカーを着込んでしばらくすると則ちゃんは鯖を二匹、続いてソウダ鰹を二匹と好調でした。私はというと全くかからず、10時を回る頃になって鯖をゲット。20センチくらいのものでしたが、やっと釣れてホッとしました。この頃から日差しも強くなり、昼寝をしたり、お話をしたり、ボーっとしていたり、のんびりとした時間を過ごしました。此処へ来るまでのあわただしかった日々が嘘のように、気持ち良く時間が過ぎてゆきました。ホンの二、三時間で終了する予定が午後二時となり、ぼちぼちお終いにする事に。途中舟主さんに昼食の出前をしてもらえたハプニングもあり、二人っきりの船上人でした。

再び、「いその屋」に戻り、3時のお茶にお萩をいただいて帰路に着きました。


いその屋
0558−94−2368
静岡県田方郡戸田村戸田827−3









2003/10/04(土) 晴れ


( 2003/11 ← 2003/10 → 2003/09 )


[ 管理者:大野満生 ]


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