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時々更新mn日記

( 2003/08 ← 2003/07 → 2003/06 )


[ ペンタくん ]
ペンタくん

京王多摩センターにある住まいのデパート「ペンタくん」に行って来ました。7月20日のことです。ここは田村亮子のコマーシャルで有名になった所で、家つくりの「選ぶ楽しみ」「つくる楽しみ」を体感していただくために誕生したとCMされています。
そこで以前から一度は訪れてみたいと思っていた所、チャンスが訪れました。今年の秋には、自宅をつくりたいと考えているので、そのことを念頭において訪れてみました。ただし時間制限がありましたので、1階の一部と4F、5Fをみただけですが・・・・

さて、1階は「戸建てまるごと展示フロアー」です。私が見てきたところだけですが、少し紹介してみましょう。
先ず、築20年の古家が展示してあり、それが坪単価別にどのように変わっていくのか実物大で展示してあります。坪20万円、25万円、30万円、坪35万円パックという風にランク別になっていました。それぞれに対して一棟が実物大で展示してあるので、ランクによる違いや自分の好みを感じ取ることが出来ます。
間取りを変えないでリフォームするものから始まり、二部屋を一部屋にして大きなリビングを作る、天井を高く取り梁を見せる、趣味の部屋を作る、など。趣向を凝らしたものがたくさん展示してあります。バリアフリーや二世帯住宅にも対応したものもあり、目で見ることができる、体感できるのはお客さんにとって大切なことだと感じてきました。


4Fは水回りのコーナー、5Fは建具や建材、壁紙材のコーナーがあり、たくさんの商品が展示してあります。商品のそれぞれに「ペンタくん」価格が表示してありました。工事費別ですが。
また材木に関してもスギの柱特一等材3400円や桧の一面上小節12000円など、比較的安い単価が書かれていました。消費者価格が手に入れる価格と工務店価格に差がなくなってきたのが特徴かもしれません。私が仕事を始めた25年程前なら、木造の住まいは大工さんが施主さん直で仕事をもらい、掛かっただけはいただくけれどそれ以上要求しない、というのがありました。それが坪いくらとなり、バブル期には工務店も利幅をハウスメーカーのように取り始め、それが一般化してしまいました。今はその反動でしょうか、中間にあるものは「抜く」というはっきりした主張なのでしょうか、価格差がなくなりました。


総じて一度見に行かれることをお薦めします。お客さんと一緒に見に行って見るのも良いと思います。どんな風に仕上げたいのか、イメージを掴むことが出来ます。ショールームとして使ってみては如何かと思います。全体の傾向を大まかに掴むことが出来ます。ユニットバスは一坪タイプないし、それより大きなものを望み、キッチンにしても2550ミリの巾のものがたくさん展示してありました。選択肢は多いようでもありますが、幾つかに収束していくのだとわかります。









2003/07/24(木) 曇り


[ 月報委員会11 ]
月報委員会11


7月18日には、新東京木材協同組合の本部会館において月報委員会が開かれました。価格の評定や9月18日に行われる「お宝市」のことなどは話されました。
今回の特徴は、会議の活性化を行うためにも、参加された方々に一分間スピーチをお願いしたことです。この6月から委員になられた方も多く、年齢的にも若返りましたのでいろんな話が出ました。中でもこのときには、ホームセンターが近くに出来て、商売が変わってきたことを話す方が多く、量販店に対する対応が大事になってきたことを皆さんが感じていることが良くわかりました。「金物屋がホームセンターに押されて潰れた」「コンパネなどよく売れるものが我々の仕入よりも安く一般の方に売られている」などなど。
この結果、量販店が出す「チラシ」を分析してみようということになりました。


2003/07/19(土) 曇り


[ 息抜き ]
息抜き



毎月17日には、地元の商店街の人たちを中心とした集まりがある。50年の歴史があり、父親の代わりに入れてもらってから4年になる。昨日の17日は納涼会ということもあり、二人で参加してきた。
飲んで騒ぐだけの集りでもあるし、それ以上のこともないのだが、飾ることもしないで気軽に話をしているし、えばる奴もいないのが特徴といえるかもしれない。
久しぶりに参加して息を抜いてきた。
今晩は月報委員会。土曜日は晴れなら新東京テニス同好会がある。まだまだ、行事は続きそうです。


2003/07/18(金) 曇り


[ 口伝我が人生の辞 ]
口伝我が人生の辞(私の本棚)


石原裕次郎著
主婦と生活社
定価1600円+税


目次

おれの小樽
黎明
狂った果実
俺はお前に弱いんだ
二人の世界
嵐を呼ぶ男
男なら夢を見ろ
天下を取る
逢えてよかった
明日は明日の風が吹く
我が人生に悔いなし
粋な別れ(最後の手帳)


この本は昭和62年7月17日になくなった石原裕次郎が生前に残したテープを掘り起こし、年代順に並べたものである。死後16年今なお多くのファンを持つ裕次郎の口調がそのまま聞けるので読みやすく、その飾らない人柄を偲ぶことができる。

私が一番気にいったのは、お父さんとの繋がりだった。
長い引用だが・・・

「兄貴は優等生だから親父に手をあげられることは、先ずなかった。
殴られ役は、僕が一手に引き受けていた。いや、親父は殴るだけじゃないんだ。水を張ったバケツを両手に持って、庭に立たされるんだから。
真冬――それも夜だぜ。雪がチラチラ降ってさ。身体は寒くて震えるわ、脚は感覚がなくなるわ・・・
でも親父は僕が立っている間、晩飯を食べないで、じっと待っているんだよ。何時間でも。それでお仕置きが解除になった所で晩飯になるんだけど、その時間には兄貴もおふくろもみんな寝ているんだ。そうすると、親父は僕と一緒に冷たくなったご飯を食べるんだ。
(親父、偉いな)
と、このとき思った。
怖い親父だけど、こういう親父の姿を見て、親しみというのか、
(近づけたな)
ってね。
そんな親父と高校生のころまで、一緒に風呂に入っていた。」

そのお父さんが高校二年のときに脳溢血で急死した。52歳だった。裕次郎も同じ年齢で逝っている。私もその年齢にとどいている。








2003/07/17(木) 晴れ


[ 行事が続く ]
行事が続く



楽しいことも多かったけれど、身体が忙しい1週間でした。先週は則ちゃんのテニスの試合に始まって、二班の会合、テニススクール、月報委員会の役員会。十四日会主催のバーベキュー大会。父の80歳のお祝い。
さらには空いてしまったアパートのリフォームを開始したり、則ちゃんと私がこれから住む予定のマンションのリフォーム計画のための設計士の方との打ち合わせなどなど。

今年は身体が忙しく、またこれまで何気なく過ごしてきた分だけいろんなことが変わってゆき、どんどん変化していく年になりそうです。(もう既になっている)

HPを見て取引したいという会社からの電話や近くの改造仕事が出たので配達をしていただきたいという工務店さんの仕事なども絡まってあわただしく一日が過ぎて行きます。富山の橋本さんが作っている「旅想」も届きました。

今日は滞っていた売掛金が回収でき、支払に回せたのでホッとしています。
さて、東京では「お盆」です。そういえば、お墓参りにいっていないし・・・
時間はあるのだけれど、上手く使えていない感じです。気持にゆとりが出来てくるとようのですが。
そうだ、明日中の見積もりが残っていました。岡山県の設計事務所の書かれた図面でした。何かの伝でこちらまできたのでしょうか。何処に建てるのかも知りません。さあ、決まるのでしょうか。そういえば、銀座のバーの店舗改造話も音沙汰ありません。仕事は上手くいっているのか、そうでないのか良くわかりませんが、とにかく忙しく過ごしていることだけは確かです。個人的にはこれから歯医者に行く予定です。ではまた。




14日会バーベキュー大会時の伊藤会長の挨拶


父との会食 新宿は「ねぼけ」で土佐料理をいただく。




2003/07/14(月) 曇り時々雨


[ 仕事の話 ]
仕事の話


外注加工を頼んでいる製材所に昭栄木工所さんがあります。今月は3万円弱の支払があり、行って来ました。行けばいつものように話し込んできます。一向に上向きにならない景気の状況やこの商売の行く末など、いつものように話しては、また頑張ろうかと思い直してきます。

思えば製材所も少なくなってきました。私が子供の頃には、坂を降り切った所の右にも左にも100メーターも行かないうちに製材所がありました。横に置かれた大きな丸太の上を飛び跳ねたり、かくれんぼなど私も良く遊びました。中野もただの田舎だったのです。最も45年程前ですが。
ひとつの製材所は火事で焼け、今ひとつは人に騙されて場所が3分の1になり、それでも続けていたけど今から二十年程前に辞めてしまいました。それからは昭栄木工所さんにお世話になりつづけています。そこも5人ほどいた職工さんは一人になり、いまでは社長と二人で仕事をしています。
「長男も勤めたので、気が楽になった」「あと十年は出来ない」など、いつも率直に話をしてもらっています。
その反面、「食えるくらいの仕事はある」
ただ、ジリ貧になりそうなのがいやだね、といわれます。

この思いは同じで、仕事は曲がり角に来ていて、事業全体を見直さねばならないと思っています。私のような小さな所でも土地を含めた資産の有効利用を優先して考えないと、好きだけではやっていけない所に所に来ています。

今日はまた、新東京木材の池袋市場に行ってきました。ここは一部借地だった部分を地主に返すことになり、今までよりも縮小して事業を展開しなければならないので、模様替えをはじめています。どんな感じで今後市場を維持していけるのでしょうか。
曲がり角に来ていることを感じた一日でした。



2003/07/04(金) 晴れ


[ 鶴田浩二 ]
鶴田浩二


鶴田浩二が亡くなって15年以上経つ。だから知らない人も多いと思うが、昭和の20年代から50年代まで映画スターとして数々の主演作がある。昭和40年代には東映のやくざ映画路線で高倉健と共に東映を背負って来た。少し屈折した役柄が多く、それは特攻隊上がりということも絡んでいたのだろう。スターになる前に作った子供をいじめ抜いた話や隠し子騒動などもあるが、日本映画界の代表的なスターである。また歌う映画スターの走りとしても有名である。その鶴田浩二のCDを買ってきて仕事の合間に聞いている。

赤と黒のブルース
好きだった
さすらいの舟歌
弥太郎笠
ハワイの夜
哀愁酒場
街のサンドイッチマン
東京詩集
無情のブルース
忘れじのブルース
流転夜曲
名もない男のブルース
傷だらけの人生

上海ブルース
琵琶湖周航の歌
蒙古放浪歌
同期の桜

何曲ご存知ですか。18曲の内3分の1を知っていればかなりの通だと思います。私もそのくらいならわかります。わたしも「赤と黒のブルース」や「好きだった」などはカラオケで歌いますし、「同期の桜」は台詞のみのもので、昭和48年にかなりヒットしました。映画スターだけあって、台詞のあるものは言いまわしも上手く、聞き手を引き込みます。
だが、なんと言っても代表作は「傷だらけの人生」ではないでしょうか。
左手を耳に当てながら、「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるものでございます。どこに新しいものがございましょう。生まれた土地は荒れ放題、今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか」というのを覚えていませんか。
私が大学2年のとき(昭和45年)の歌ですが、今聞いても古さを感じさせないのには驚きです。私の頭の中の時間が止まったままなのか、それとも時代が一向に前向きになっていないのか、あるいは歌が時代を超えて息づいているのでしょうか。

さて、今回CDを聞いていて、感じたことは歌詞の意味や言い回しの上手さです。

酒は飲めても 酔えない人が
肩を寄せ合う 身を寄せる
それでなくても 淋しいものを
誰が呼んだか 哀愁酒場・・・
(哀愁酒場より)

何も知らずに 咲いてた頃が
俺にゃいちばん 花だった
夢を見ながら 飲む酒ならば
何でにがかろ 今のように
思い出してる カウンター
(名もない男のブルース)

何にも言わない 街角ひとつ
泣かないつもりの 涙を指そう
遠い夢 遠いひと
君の名呼べば 風にふるえて
落ち葉がむせぶ
(忘れじのブルース)


何から何まで 真っ暗闇よ
すじの通らぬ ことばかり
右を向いても左を見ても
莫迦と阿呆の からみあい
どこに男の 夢がある
(傷だらけの人生)

七五調の文章にここしばらく出会っていなかったせいか、口ずさむことができる歌詞はいいですね。声に出して読みながら「そうだよな」などと独り合点しています。こんなことを書く私もやっぱり古い人間でござんしょうかね。





2003/07/03(木) 晴れ


[ 細田木材工業株式会社 ]
細田木材工業(株)


細田木材工業は、新木場に本社のある材木問屋です。嘗てはラワン材や床の間材を主に販売しておりましたが、最近ではウッドデッキ材など時代に合わせた形の商売を展開しています。この度ホームページを全面的にリニューアルしたというお知らせが入ってきました。そこで開けて見ると従来の会社案内から一変して自社の主張をしながら商品を紹介していくという方法をとっていました。
中味は

木の環境つくり
木の内装つくり
木の加工
木材製品紹介
という4つの柱に沿って細田木材工業が薦める事業展開が示されています。

シックハウス問題を引き起こすホルムアルデヒドを発散しない製品つくり。トルエン、キシレンを全く含まないウレタン塗装。VOCをほとんど含まない画期的な水性塗装。ウッドデッキ等、屋外環境製品やその技術の紹介。木材の熱処理による殺虫、消毒、など。健康や環境をコンセプトに作られています。
今日、7月1日より改正建築基準法が施行されましたが、そのタイミングにあわせてリニューアルしていくのは流石です。


http://www.woody-art-hosoda.co.jp/

細田木材工業株式会社のHPはこちらからどうぞ。



2003/07/01(火) 曇り


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[ 管理者:大野満生 ]


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