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ペンタくん
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ペンタくん
京王多摩センターにある住まいのデパート「ペンタくん」に行って来ました。7月20日のことです。ここは田村亮子のコマーシャルで有名になった所で、家つくりの「選ぶ楽しみ」「つくる楽しみ」を体感していただくために誕生したとCMされています。 そこで以前から一度は訪れてみたいと思っていた所、チャンスが訪れました。今年の秋には、自宅をつくりたいと考えているので、そのことを念頭において訪れてみました。ただし時間制限がありましたので、1階の一部と4F、5Fをみただけですが・・・・
さて、1階は「戸建てまるごと展示フロアー」です。私が見てきたところだけですが、少し紹介してみましょう。 先ず、築20年の古家が展示してあり、それが坪単価別にどのように変わっていくのか実物大で展示してあります。坪20万円、25万円、30万円、坪35万円パックという風にランク別になっていました。それぞれに対して一棟が実物大で展示してあるので、ランクによる違いや自分の好みを感じ取ることが出来ます。 間取りを変えないでリフォームするものから始まり、二部屋を一部屋にして大きなリビングを作る、天井を高く取り梁を見せる、趣味の部屋を作る、など。趣向を凝らしたものがたくさん展示してあります。バリアフリーや二世帯住宅にも対応したものもあり、目で見ることができる、体感できるのはお客さんにとって大切なことだと感じてきました。
4Fは水回りのコーナー、5Fは建具や建材、壁紙材のコーナーがあり、たくさんの商品が展示してあります。商品のそれぞれに「ペンタくん」価格が表示してありました。工事費別ですが。 また材木に関してもスギの柱特一等材3400円や桧の一面上小節12000円など、比較的安い単価が書かれていました。消費者価格が手に入れる価格と工務店価格に差がなくなってきたのが特徴かもしれません。私が仕事を始めた25年程前なら、木造の住まいは大工さんが施主さん直で仕事をもらい、掛かっただけはいただくけれどそれ以上要求しない、というのがありました。それが坪いくらとなり、バブル期には工務店も利幅をハウスメーカーのように取り始め、それが一般化してしまいました。今はその反動でしょうか、中間にあるものは「抜く」というはっきりした主張なのでしょうか、価格差がなくなりました。
総じて一度見に行かれることをお薦めします。お客さんと一緒に見に行って見るのも良いと思います。どんな風に仕上げたいのか、イメージを掴むことが出来ます。ショールームとして使ってみては如何かと思います。全体の傾向を大まかに掴むことが出来ます。ユニットバスは一坪タイプないし、それより大きなものを望み、キッチンにしても2550ミリの巾のものがたくさん展示してありました。選択肢は多いようでもありますが、幾つかに収束していくのだとわかります。
2003/07/24(木)
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