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時々更新mn日記

( 2003/05 ← 2003/04 → 2003/03 )


[ 十四日会総会開かれる ]
十四日会総会開かれる



屋上のチューリップが咲き始め、花を楽しめる季節となりました。昨年植えた20個の他に一昨年球根のままベンチの下に置いておいたものまでが咲き始めました。今年は栄養が行き届いたせいか茎太く、花も大きなものが多くて華やかな感じを楽しんでいます。白や黄色いものから咲き始め紅に、朱に紫と順番に花が咲き、今はピンクが全盛です。

さて、4月22日には十四日会の総会が開かれました。創立以来今年で12年目に入ります。今回は伊藤会長以下、役員は全員留任。今年も30代の4人が中心になって会の運営を進めていくことになりました。遊びに仕事に、友人としてまたライバルとしてお互いのレベルを高め合ってもらえると嬉しいです。
私の会社も仕事が細かくなり、動き回っている割には売上が伸びません。木材を売るためにもそれ以外のものを売っていく事が大事です。
今回、話の中でどこの「ショールーム」使っているのかが出ました。中野区の隣の新宿には、建材メーカーのショールームが沢山あります。大建工業、TOTO、ナスステンレス、クリナップ、東京ガス、ウッドワン、サンウエーブ、INAXなどです。つい最近まで松下電工もあったのですが、「汐留」に移って不便になったといった話も出ました。汐留に行った人の話ですと私どもが扱っている「建材」の割合がますます低くなってシステムキッチンなど水周り商品がメインとの事。
水周りの仕事を取るためにショールームを活用しているという話が出ました。品物を見る、決める、図面の作成、見積、納期の確認などショールームを通じて行い、後はそのメーカーの営業マンと直に話を決めて進めて行く。もちろんどこかの問屋を通さねばないませんが、物の流れとお金の流れはかなり分化しています。


ところで明日は中野区の区会議員の投票日です。今日は皆さん力が入っています。小さな地域の代表ですが、誰が当選するのか楽しみです。



屋上に咲いた花。真上から見たチューリップです。







2003/04/26(土) 晴れ時々曇り


[ やっぱり桧がいいかな ]
やっぱり桧がいいかな



自分の好きな木は何かと聞かれたら見た目の優しい杉と答えるだろうか。それとも油っけと香りの強い桧と答えるのだろうか。
昨日、近所の植木屋さんが自宅の塀を直すというので「24ミリX180ミリ」の板を買いに来ました。トーチランプで炙って焼こうと思っているんだけど何にしようかな、って言っていました。杉だけで作ろうかな、といいながらも「桧の方が持ちがいいからな」などと独り言。
結局2メーターものの桧材を4枚。3.65メーターものの杉材を2枚買って行きました。出来上がりを見てみるとL字型の塀で、正面が桧材、杉は側面に使っていました。杉の方が板目がはっきりしていましたが、それを見ながら、自分ならどうしたのだろうかと考えたのです。桧なら桧、杉なら杉だけを使い、両方使おうという気持ちになれたかどうか・・・頭が固くなっていますね。

ここの所、9日に中野支部の二班の会合、11日が十四日会の役員会、12日にズボンを買いに行ってそれを18日の中野支部の総会に着ていき、その間にテニスが3回。寄り合いが1回といった具合で身体ばかりが忙しく何か大切なものを忘れているような気がしています。

おととい高知の森澤さんと話をしている時に、生き方は自然体でいること、仕事は平均点を必ず取ることを教わりました。
森澤さんの所は桧専門の製材工場です。工業製品ならともかく自然のものを相手にして平均点を取ることは容易い事ではありません。製材する方に力と知恵がないと良い製品は生まれません。森澤さんのところもレベルを落とさないように上げすぎないように、丁度よいように工夫されているのでしょう。それを彼女はこう表現していました。「普通が一番」と。

さて、杉と桧、どっちがいいのかな。杉は暖かいし、桧には艶と香りがある。私はピンク色が好きだから、色につられてやっぱり桧がいいのかな。
年を重ねると好きな方ばかりに足が向いて嫌いなことはやらなくなる。これではいけないと思うのだけれど好きなことをやっていないと明日の活力が沸いてこない。好きなことも嫌いなことも満遍なく出来る「普通が一番」なのだが。


2003/04/22(火) 晴れ


[ LICCが取り持つ縁 ]
LICCが取り持つ縁



4月20日は代々木公園で行われていた「アースデー」に行って来ました。あいにくの空模様でしたが、人出はかなりあります。すこし晴れ間が続くとわーっと人が押し寄せます。
今日ここに来たのには訳があります。高知の森澤さんに会うためです。
森澤さんとは、LICCが縁でメールのやり取りを始めました。見知らぬ友人です。お昼過ぎ、腹ごしらえをして早速「LICC」のコーナーを目指しました。
先ずそこにいたのは中島さん。信州大学の院生で二年程前に我が社を訪ねてきてくれた方でした。
中島さんの担当は「流木」。流木が出来るまでを展示した「流木物語」と電力会社から買い求めた流木を使って椅子や机の展示・販売が主なものでした。
その話が一段楽した頃に、森澤さんが挨拶に来られました。向こうはHP上で私の顔がわかっていますが、こちらはイメージの中。
「あっ、この方が森澤さんかー」
メールでは謙遜されていましたが、実際にお会いしてみると綺麗な方で初対面なのに一時間くらい(もっとかな)話し込んでしまいました。お互いの連れ合いを紹介して写真をパチリ。シャッターは中島さんに押していただきました。



「LICC」は榎戸正人さんという方が中心となって作り出した組織で、国産木材を通して生活環境や地球環境を見直そうとしている運動体です。3年が経ちました。彼は行動力と文筆力に優れた方で木材業界を変えていく一つの方向性を持っているのでその活躍が期待されています。



2003/04/21(月) 晴れ


[ お寺の増築が始まりました。 ]
お寺の増築が始まりました。



お寺の増築が始まりました。といっても4坪の建て出しですが・・・
下小屋で刻んでいると大工仲間が来ては「刻みとは、珍しいね。誰の仕事?」と声をかけていきます。それくらい大工さんが刻む仕事は少なくなってきました。
新築はプレカットですし、マンションのリフォームでは、刻むことはありません。刻む光景が珍しくなってしまいました。
私も久しぶりに国産材をメインにした仕事に取り組んでいます。桧の土台に、杉の柱、梁はドライビームですが、破風や広小舞も桧材です。内装材も床は桧のフローリングで、枠材も桧です。
刻んだり削るたびに、桧の香りが飛んできます。通りを歩く人に分けてあげたい気になりますね。
なお、施工は篠原工務店さんです。私の街の建築業者をご覧下さい。



2003/04/11(金) 曇り


[ 「素っ裸の年齢」 ]
「素っ裸の年齢」


4月8日に銀座シネパトスで見てきた映画です。夜の9時からのレイトショーで観客は40人ほど。快楽亭ブラック師匠も見えておりました。

1959年9月8日封切りの赤木圭一郎初主演映画。監督は鈴木清順。

「大人はいいよなー、何でも自由に出来て」
ファーストシーンはオートバイを見つめる中学生の言葉から始まっている。そこへ一人の青年。すらっとした赤木がバイクに乗るために登場する。思わずカッコいい、とつぶやいてしまった。
だが、役柄は不良少年。19歳と11ヶ月の設定。実年齢も20歳と4ヶ月だから、ほぼ同じ。役の中の彼は二十歳にこだわり、二十歳になったらこの世界から足を洗うことを目標に生きている。船乗りになりたい、そんな夢を抱いている若者でもある。そんな彼はオートバイを乗り回し、不良少年少女達を操るリーダーでもある。盗んできたものは公平に山分けするカッコの良いリーダーでもある。そんな彼も裏では・・・・

初主演ではあるけれど、本当に主役は子供達で、赤木の役は悪役です。あと5ヶ月経つとヒーローになっていくのですが、まだこの時点ではそこまで行かずにいろんな役を演じています。ただ、この映画は見ていると泣けてきます。というのもラストの方で赤木はオートバイの運転を誤って崖から転落死してしまうのです。一年半後に事故死しますから、何かこの映画は彼の運命を物語っていて少し後味の悪いものでした。

この映画ではカンけりしながら「目標を定めて打たないと駄目だ」と子供を諭す、左卜全の脚の悪い老人役が光っています。





2003/04/10(木) 晴れ


[ 「狂った脱獄」 ]
「狂った脱獄」



1959年4月8日に封切られたこの映画が赤木圭一郎初のクレジット作品である。それから44年を経た昨日、「銀座シネパトス」のレイトショーではじめて見ました。
監督小杉勇、主演岡田真澄、共演香月美奈子です。

あらすじは、
新婚のトラック運転手の岩上(岡田真澄)は、ある日帰宅すると妻(香月美奈子)は何者かにレイプされた後だった・・。逆上した岩上は、妻に聞いた犯人の特徴から、戦友の関根だと判断、その男を勢いで殺害する。しかし警察に収監された後、「殺した男は無実で、レイプ犯は他にいる」と聞かされ衝撃を受ける。そして、その頃から妻は面会に来なくなってしまう。病気になったと刑事から聞かされ、妻の身を案じる岩上。ところが運転手仲間が面会に来て「妻が昔の男と歩いていた」と教えられる。岩上はいてもたってもいられず狂ったようになり、たまたま同じ房にいた詐欺容疑の男に誘われるまま、脱獄する。そして嫉妬に狂う彼は妻の元へ駆けつけるのだった・・。

ラストの方にどんでん返しがあります。妻の行動や考え方が謎を呼ぶように配置されていて飽きさせません。脱獄した二人が野を駆け、川を渡り、走り逃げ、トラックを奪い妻のところに駆けつけるシーンかなり続き、これも見ごたえがあります。
が何といっても物凄いのは、このトラックの同乗者が本当のレイプ犯だと気付いた妻が、走り去ろうとするトラックのヒモにすがりついて引き摺られていくシーンです。香月美奈子さんは美形の女優さんですが、「あなたー」と絶叫しながら泥水の中を車で引きずられていきます。それも和服姿で。これがまた何カットもあって長いのです。夫を思う女の愛の深さを異様な感じで表現していました。このシーンは一度見ると忘れないですね。

さて、赤木は何処に出ていたかというと、留置所の看守役で、脱獄する二人に縛られてしまう役でした。台詞もあり、名前も載っていますので、初クレジットですが、ファンとしては少し情けない役でした。


銀座シネパトスでは、いまレイトショーですが、1960年前後の日活映画を上映中です。




2003/04/09(水) 晴れ


[ さくら 桜 ]
さくら・桜




春爛漫ともなるとあちこちで花見です。昨年はお彼岸の時に既に満開で花見の時期を逃しましたが、今年は4月に見ごろがやってきました。
4月4日の昼間には近くの栄町公園へ行き、桜を見ながらお昼のお弁当を二人して食べてきました。既に陣取りのシートもいくつか敷き詰められており、今夜が見ごろですね。
というわけで、その日の夜には中野駅から北に向かい新井薬師公園や早稲田通り沿いの桜のトンネルを車の中から行ったり来たり。その後さくら並木沿いのレストランで食事をしながら、夜桜見物をしました。
その時、ポツリポツリと雨の音。天気予報が当たり、翌5日の日には一日中降り続いていました。止まぬ雨は無いといいますが、6日に日は朝から快晴。少し風があるものの気持ちの良い朝を迎えました。
この日は立川市で花見を兼ねて「テニス&バーベキュー&手打ちそば」というイベントに則ちゃんが誘われており、私も運転手で参加してきました。場所は総合グランドで野球場一面とテニスコートが4面あり、その南側の塀沿いに桜の木がぽつん、ポツンと10本ほど植えられていました。その一本一本が大きく育っていて桜の花びらをたくさんつけ、朝よりも日差しが強くなるにしたがって花びらが開いてきた様子でした。
また、一本だけ枝垂桜があり、やや濃い目のピンク色であでやかな姿を映し出していました。この桜は今一週間経つと満開になると思います。
この場所は遥か彼方に奥多摩連峰が見え、沢筋には雪も残り、雄大なロケーションの下、9時から5時までテニスに興じ、美味しいおそばをお腹一杯に食べ、楽しい一日を送ってきました。
今年は桜をめでる機会に多く恵まれ、ラッキーでした。



近所の栄町公園です。
金曜日のお昼休みでもお花見客がかなりいます。



2003/04/07(月) 曇り


[ 4月になりました。 ]
4月になりました。


早くも4月になりました。今年も三分の一が過ぎたとは。時間の進み方が早くなってきたようです。それにあわせて私の人生も早歩きです。
昨日は映画を見てきました。「007 ダイ・アナザーデイ」です。久しぶりに新宿歌舞伎町のミラノ座へ行きました。期待を裏切らない面白い展開と手に汗握るアクションの連続で楽しんできました。カーアクションが良かったですね。
ところで「映画の日」を知っていますか。毎月一日が「映画の日」でした。この日は大人一人1000円で映画が見られます。私も知らないで行ったのですが、安売りショップで買うよりも300円お得で、お蔭でコーヒーを買い込み二人して楽しんできました。
帰りには近くの「あそう」で一杯。ここは大海老が美味しい所です。

そうだ、その前に小田急デパートで小学校の同級生の青井君とばったり出くわしました。去る12月の清里以来で、中野の実家に来ていたとの事。又皆で「遊ぼう」といって別れました。それから則ちゃんに靴を買ってもらい、昨日はご機嫌な一日でした。

さて、ここの所、テニスやら委員会と共に雑用が多く、二人とも忙しかったので夕食はお弁当か外食が多かったです。外食はほとんど中野新橋でしましたが、一皿100円の回転寿司屋が良いです。3月半ばにオープンしましたところ、名前を失念してしまいましたが、ここはネタが大きく新鮮です。寿司の握りなどは素人ぽいですが、安くて美味しいです。

中野車庫の「おかだ」にも行きました。ここは松本人志や今田耕司が来たことで知られたお店で、「生姜焼き」が美味しいとの事。以前来たときは休みにあたってしまったので「やっと食べに来られた」所です。でも3月31日で閉店。ビルの取り壊しのためとの事でした。でも何とか一度来られたので、少し満足。

本郷通沿いのトンカツ屋「かつ味」も美味しい所です。駅から少し離れた所にあるので場所的に不利ですが、出される料理は「美味い」と思います。ひれカツがいま少し大きいともっといいのですが・・・また、サンドイッチもお勧めです。

また、赤木圭一郎を偲ぶ会のHPがリニューアルされました。
http://www.af.wakwak.com/~coba/tony/
ここを開いていて一つ発見がありました。現在彼のお墓が静岡県の大石寺にあるとの事。今まで読んだ彼に関する本の中には、お墓の移転をめぐってファンが騒いだということは載っていたのですが、現在のお墓については書かれていませんでした。それがリニューアルされた初めのページに詳しく書かれていました。灯台下暗しでした。大石寺は母方の祖父母が眠る墓所です。今年は田舎に行く楽しみが一つ増えました。

ところで仕事の方は細かいながら始まりました。今日はリフォームの仕事ですが、F☆☆☆☆の建材を使う仕事が入ってきました。一部屋を改造する仕事ですが、これから、「☆幾つの商品が欲しい」という注文のされ方になるのでしょうか。値段の折り合いがつけば在庫の全体を「F☆☆☆☆」にしていきたいですが、どうなることやら。
それでも3月の18日に講習を受けていて大まかなことは教えてもらっていたので、対応できました。人の話は聞いておくものですね。






2003/04/02(水) 雨


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[ 管理者:大野満生 ]


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