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時々更新mn日記

( 2003/02 ← 2003/01 → 2002/12 )


[ 中野市場開設49周年市開かれる ]
新東京木材中野市場開設49周年記念市開かれる


1月28日、午後一時より、中野市場において市場開設49周年市が開かれました。私は午後2時くらいから参加してきましたが、入場者は61名。現況を反映して少ないですね。また売れていくものは並材ばかり。問屋さんが苦労して集めたヒノキの造作材などかなり残ってしまったのではないでしょうか。
私の所でも、従来のように大工が木材を加工して使うことが極端に少なくなり、既製品の枠材を使うか、加工場で作ってもらったものを大工が取り付けることが増えました。削る事が少ないのですから、造作材が捌けないのは仕方ないですね。

さて、昨晩は久しぶりに旧友と会いました。大学時代からの友人で丁野君とです。場所は新宿の「世代屋」。生ものの美味しい店でした。一年半ぶりに会ったので、立て続けに話して、飲んで。飲んで話して。あっという間の3時間でした。おかげで今日は何となく元気。一日中走り回っていました。夜はテニスだし・・・

仕事も少しずつ決まり始め、二月は一月よりも忙しいと思います。




「世代屋」の入口





2003/01/29(水) 晴れ


[ 近況など ]
近況など


赤木圭一郎のCDを昨日買いました。「今日限りの恋」や「風・灯・女」などを数十年ぶりに聞くことが出来、感激しています。これで以前のCDと合わせて25曲全曲揃いました。初めて一人で買ったレコードが赤木。初めて一人で見た映画が「紅の拳銃」。よく考えてみると私の人生に影響の大きな人です。高校生の時には授業中に詩を書いていました。それも彼の影響です。
今日はCDを聞きながら仕事をしています。暗い時世ですが、赤木の歌を聞いていると気持ちが落ち着きます。
これが小林旭だと、声に反応して仕事が進まないのですから不思議なものです。

ここ一週間貴乃花の引退など中野新橋もにぎやかでしたが、それも収まりました。次なる人がこの街にも出てくるのでしょうか。今日の夜はお義母さんのおごりで中野新橋にて会食の予定。一日が過ぎるのが早いです。
昨日はテニスラケットとシューズを買ってもらったので、気持ちはウキウキ。早くテニスがしたいと思っています。それよりも仕事もたまってきたので、そちらを優先しなくては・・・

さて、久しぶりに「日本木材総合情報センター」のHPを開いたら、木の文化創造指針(森林資源の循環を軸とした新しい木の文化を創造するために)及びそのアンケート調査のことが載っていました。以下転載してみます。


当センター(情報センター)と木材利用推進中央協議会では、林野庁の委託事業である木の文化創造指針策定事業において、「木の文化創造指針」を作成しました。そこで、広く一般の方々を対象に、「木の文化創造指針」に関わるアンケート調査を実施し、今後の木材利用の推進の参考資料にしたいと考えています。つきましては下記によりアンケート調査に、ご協力下さいますようお願い申し上げます。
アンケート回答は、ホームページ上のアンケート用紙を印刷して、ご記入の上、FAXで平成15年3月末までに、送信してくださるようお願いいたします。

木の文化創造指針に係るアンケート調査票
我が国の文化は、長い間「木の文化」と言われてきましたが、20世紀は化石燃料を中心とした大量生産・大量消費の時代で、伝統的な「木の文化」が忘れられようとしています。
 このようなことから、木のもつよさを再認識し、木材の利用を促進することで地球環境の保全等を図るという観点から、21世紀型の「木の文化」を創造することを目指して「木の文化創造指針」を策定しました。このアンケートは、木材利用の推進を図るための参考資料とするものです。


質問は以下のとおりです。

指針の内容が理解できましたか。
指針の中で、一番興味のあった項目はどれですか。
木材利用の推進を図る施策を大いに進めるべきであると思いますか
今後、あなたは木材・木製品をできるだけ使おうと思いますか。
森林・木材と地球温暖化防止との関係が理解できましたか。
木材が循環型資源であることが理解できましたか。
あなたは、このパンフレットをみて、木材の利用推進を友達に勧めたいと思いますか。


詳しくは情報センターのHPをご覧下さい。

http://www.jawic.or.jp/


HPを見ると
1=木を使って、地球温暖化の防止を
2=木を使って、循環型社会と国土保全を
3=木を使って、健康で快適な生活を
4=木と上手なつきあいを
5=21世紀型「木の文化」を
という5つの指針に沿って詳しい解説がなされています。そんなに長くないので読んでもらえれば幸いです。

一つの世代が伝えないと途切れてしまうということが世の中、多多あります。「木の文化を伝えること」は材木屋さんの使命です。私も協力しますが、私のHPをご覧になられた方にもこのアンケートに答えて下さるよう、お願い致します。



2003/01/24(金) 曇り


[ ほったらかし温泉PARTU ]
ほったらかし温泉PARTU



ほったらかし温泉の番台は外にある。最初に見たときはおばあさんがすわって居り、風呂に入ろうと思ったときには若いお姉さんに代わっていた。外だから寒いだろうと思う。そんな時、すぐ横で、建て増しが行われていた。近づくと6畳一間、平屋である。
番台を中に移して、冬でも夏でも雨でも座る人が寒くないようにするのかな、などと勝手に想像しながら材料に目をやると、土台・柱・桁は栂の90ミリのKD材、間柱・窓台はSPFの2X4材である。屋根がコンパネで、国産材は皆無。
既存の建物は地元の木材を使っているように見えたが、その対比に時代を感じるのである。



2003/01/16(木) 晴れ


[ 霧笛が俺を呼んでいる ]
霧笛が俺を呼んでいる



1月14日は「銀座シネパトス」のレイトショーを見てきました。そこでは「銀座の夜が熱いぜ 日活ダイアモンドラインVOL.1」と題して、40年程前の日活映画を再映しています。夜の9時からということもあり、則ちゃんと夕食を共にした後、ひとりで見にいきました。
私が見たのは「赤木圭一郎は生きている 激流に生きる男」と「霧笛が俺を呼んでいる」の二本です。11日から14日までが赤木の特集ということもあり、この日を逃すわけにはいかなかったのです。日本とも船乗りを主人公にした映画です。

「激流に生きる男」は未完の映画で、この撮影中に赤木は事故を起こし、一週間後になくなります。赤木のファンの要望などにより死後6年経った1967年に作られ、生前撮影されたフィルムとゆかりの人たちの座談会で構成されています。しかし、この映画を見るのは辛いですね。こちらは後知恵がありますから、「あと何日で事故になる」ということが分かっていて前日、三日前の撮影などと余計なことを考えてしまい、映画として客観的に見ることが難しいです。ただ、この映画の主人公は赤木そのものと重なり合って消えていくのが印象的です。
主人公、槙竜太郎にはこんなセリフがあります。
「過去を忘れるってのは、明日に向かって強く生きるってことじゃないでしょうか?。激しい川の流れは一秒も一カ所にとどまっていないように、絶えず自分自身を前へ前へと押し進めること、そういう生き方が今の僕には必要なんです。海の上の生活に新しい自分の全てを賭けよう、そう思って、僕はここへやって来たんです。僕に後ろを向かせないでください」
彼はこの世に生まれて生きて、使命を果たして地上を去ってしまったかのようです。

一方、「霧笛が俺を呼んでいる」は赤木の代表作の一つになります。監督山崎徳次郎、脚本熊井啓、音楽山本直純、撮影姫田真佐久。共演者は芦川いずみ、葉山良二、吉永小百合、西村晃などです。「第三の男」を下敷きにかかれた脚本だと聞いています。久しぶりに大画面で見ると迫力があります。改めて見ると、筋書きにも記憶違いがありました。また見方も変化しています。初めは赤木ばかりに注目していましたが、今回は共演者、特に芦川いずみの存在感が注目です。可憐で芯強い女性を演じさせるとこの人は光ります。西村晃の刑事も同様です。それにもまして私を喜ばせたのは40年前の日本の風景です。横浜が舞台の映画ですが、高い建物が少なく、はるか彼方が見えます。海が映っても山が見えても、当時の日本の風景は綺麗だなと感じてきました。

ところで、この映画の見所は何といっても冒頭に映る濃い霧の夜のシーンです。それにも増してラストの赤木と芦川いずみの別れの場面がいいですね。ほのかな慕情を互いに感じながら口に出来ない二人。最後に交わす二人のセリフはカッコいいですよ。それを持って私の昨日の出来事も締めくくりとしましょう。


(赤木)「めまぐるしい数日で、悲しい事も多かったけど、あなたと一緒で楽しい時もありました。最初の霧の晩ホテルの窓辺で初めてあなたにお逢いした時の霧笛が今でも耳に残っています」
(芦川)「さよなら」
(赤木)「ご機嫌よう」



このセリフはここのページから聞くことが出来ます。
http://www.tsuyamaoa.com/spark/virtual/tony.html

芦川いずみさんといえば、このサイトですね
http://yokohama.cool.ne.jp/omugi/index.html


「激流に生きる男」のあら筋はこちら。
http://miwako-f.hp.infoseek.co.jp/nikkatsu/gekiryuuniikiruotoko.htm





2003/01/15(水) 晴れ


[ ほったらかし温泉 ]
ほったらかし温泉


いいネーミングですね。
12日13日の連休を利用して清里でスキー。その帰り道に寄ったのが、ここ。場所は甲府駅の北東あたり。牧丘町にあります。
清里を後にして、今回は高速に乗らずに、下の道を走ることにしました。韮崎を目指し、20号線に出て甲府の先で左折して140号線に入りそこを目指します。笛吹川フルーツ公園内を通り抜け、小高い丘のような山を登っていくと着きます。途中「ぷくぷくの湯」という最近有名になった日帰り温泉を横に見ながら、いま少し山を登ります。ほぼてっぺんまで来たら到着です。ここは見晴らしの良い所で、北は金峰山や甲武信ヶ岳、東には大菩薩などの山々が一望できます。そして南側には富士山。この日は穏やかで風もなく、ましてお昼時。軽く食事をして早速温泉へ入ることにしました。
中には三つの露天風呂に小さな内湯が一つ。露天風呂は熱い目とぬる目の二種類があり、一段下がった所には岩風呂。ここはいま少しぬるかったのでゆっくり浸かれます。いつもならすぐに出てきてしまうのですが、この日ばかりはのんびり温泉に浸かって、考え事もせずにボーっとしていました。このまま寝ていこうかと思ったくらいです。目の前にある富士山を見ても良し、お湯に浸かっているだけでも良し。暖かな日差しを浴びて至福の時を過ごしました。



入口にて


全景はこんな感じ。




2003/01/14(火) 晴れ


[ 餅つき ]
餅つき



1月11日には、新東京木材の池袋市場で「新東京モック」主催の餅つきに行ってきました。昨年に続いて二回目の企画ですが、前回行くことが出来なかったので、今回は行きたいと思っていました。ところがすっかり忘れており、前日「白栄会」の新年会がお開きとなり、帰りのバスの中でふと思い出しました。
「11日に何かあったなー」「そうだ餅つきだ」
そんな感じで思い出したので、則ちゃんと二人で行ってきました。
午後1時からと書いてあったので少し前に行くと、もうすっかり進んでいていました。会員とその家族が参加して、組合や問屋の方が応援に来て和気藹々と行っていました。
そこで私たちも参加。




さて、その会場で平成15年1月9日付けの日刊木材新聞にモック」を初めとするいくつかの若手会の特集を見せていただきました。そこでは「業界の明日を担う若手会団 理論と実践、着実に」という題名の元に「丸宇西浜MJクラブ」「つくば緑友会」「新東京モック」「相互吹上・栄和会」「鎌ヶ谷木材センター緑志会」が紹介されていました。
「新東京モック」に関しては内田会長の話が載っていました。「モック」は「業種が多様で木材販売業だけでなく、リフォームやDIY、住宅建設など様々な業種が居り、会員同士がお互いに刺激しあってフランクに話が出来る」ところに特徴があります。昨年には初めて市場開放も行うことが出来た。これには会員多くが参加して、一般の方との垣根を外す事が出来たのが成果であった。また、「TOKYO木材ネットワーク」の存在があればこそ、ここまでこられたと付け加えていた。
業界自体がどうなっていくのか、そこで若い人達がどうしていくのか、課題も多いと思います。今回の「餅つき」のような参加すれば楽しい企画を会員やその周辺にどう広げていくのか、来年はもう一捻りしてみてもらいたいと期待している。



2003/01/12(日) 晴れ


[ 本年もよろしく ]
本年もよろしく


今年のお正月は初詣で始まりました。12時を回る頃から藤神稲荷、神明氷川神社、本郷氷川神社と三箇所でお神酒と甘酒をいただき、すっかりいい気分。朝方までテレビを見ていました。元日は大野の家で顔合わせをし、二日の日には「たそがれ清兵衛」を見に銀座へ。3日は則ちゃんの実家に行き、4日からは志賀高原でスキー。5日には雪の中を20数本滑りました。2回ほど転びましたが、昨年のお正月に行った時に下りてこられなかった所を今回クリアできたのが私としてはうれしい所です。
さて、7日の朝には「七草粥」を食べ、仕事始めです。今年はどんな年になるのでしょうか。お得意様に挨拶に行って言われることは「今年も厳しい」という言葉です。売上の目標に届くまで何でもやるしかないだろうとか、内装関係の仕事が増えるだろうなどと言われました。また下職の単価の見直しをして、切り詰められる所はもっと切り詰めていくという方も居られました。無垢の木材も使って見たいのだがと付け加えてくださいましたが・・・
昨日今日と店を開けてお客さんがそこそこ見えています。ただ、売れていくものはベニヤとボードばかりです。プレカットの仕事は決まりそうですが、在庫の木材は出て行く気配が少ないです。
のんびり遊んできたので、しっかり仕事をしましょう。今年もよろしくお願いいたします。




雪の中の初滑り。志賀高原にて。

2003/01/08(水) 晴れ


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[ 管理者:大野満生 ]


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