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時々更新mn日記

( 2003/01 ← 2002/12 → 2002/11 )


[ 今年一年はどんな年でしたか ]
今年一年はどんな年でしたか。



今年も終了間近です。皆さんは今年一年どんな年でしたか。

ノーベル賞受賞者が二人も出たり、ワールドカップが日韓共催で行われるなど、明るい話題もありましたが、今年を印象付けた事件は私には「拉致」の話だと思います。
拉致事件を金正日が認めたことをきっかけにして、北朝鮮がどんな国になっているのか、その実態が明らかになってしまいました。地上の楽園、税金のない国などと学生のときに習った記憶があるのですが、実際には大きく違うものでした。

さて話は少し変わるのですが、ここ一ヶ月ほど、毎週整体に通っていました。夜の8時を回る頃に新宿駅の地下道を歩いたのですが、浮浪者の群れがあちこちにいます。あるものはうずくまり、あるものは横になり、あるものは仲間と話をしています。本を読んでいる者もいます。明らかにそれとわかる人だけでなく、身なりも顔つきもしっかりした人もいます。
彼らと私との距離はどれくらいあるのでしょうか。立場が入れ替わっても不思議ではありません。それと同様に北朝鮮の政権と日本の政権にどれほどの距離があるのでしょうか。北朝鮮ばかりを笑っていられません。日本の中でも富める者と貧しいものの差が開いて広がりつつあります。数の上でも金のない、仕事のないものが増えています。

ところで、この一年間を商売上で振り返ると木材の売上が減った年になってしまいました。売上を追求すれば、木材よりも建材類に。今一歩進めば工事物件に重点を置かざるをえません。その一方で今年は杉の羽目板を使っていただいた所がかなり出てきました。改造や増築した部屋の壁や天井に使っていただき、お客さんにも好評でした。量はまだ少ないですがうれしいものです。前者が食べるためであるとすると後者は喜ばれるためであると思います。来年はもっと喜ばれるものを売るように「面白い商品」を見つけたいと思っています。木材は人の手を借りた大地の恵みなのだから木材そのものの存在感を活かしてみたいです。

最後になりましたが、来年もこのmn日記をご覧下さい。
それでは、皆さん良いお年をお迎えください。大野



2002/12/31(火) 晴れ


[ 今年は終了が早いです ]
今年は終了が早いです。



今日は12月28日。いつもの年ならバタバタしているのに今週に入ってからは忙しくありません。後三日を残していますが、もう正月の静けさです。今年は終わりが早いですね。
さて、わが社は8月末の決算なので12月末で4ヶ月が経ちました。そこで売上を出してみた所、昨年一年間の丁度3分の一でした。昨年並みのペースではありますが、これから寒い時期が続きます。あと二ヶ月過ぎて半年の段階で同じペースなら良いと、思っています。ただ売れていくものがかなり変わりました。店の入り口に近い所に売れていくものを置くようになりました。こうしておくと私がいなくても基本的な材料がすぐにわかります。材木は下地材が中心で30X40、20X40、36X45などが多く、27X105、30X90、45X90などが続きます。建材類もコンパネや耐火ボードがメインでフロアー材が続きます。
そんな折、昨日はお風呂の蓋を取り替えたいという話がきました。その家はタイル張りの風呂で今使っている風呂フタが古くなったので取り替えたいということでした。現品を見たところヒノキ材だったので、これなら私のところにも在庫があると思い、2000x24x180のヒノキの板を加工して収めさせていただきました。
ヒノキの香りを楽しみながら、新年を迎えていただければ幸いです。



2002/12/28(土) 晴れ


[ テニスの忘年会 ]
テニスの忘年会



12月25日はテニスの水曜コースの最終日でした。今期最後ということもあって、中味はほとんど試合。パートナーに恵まれて3対1、3対1の2連勝で幕を閉じました。二週間ぶりにラケットを振ったのでほとんどあたらず、勝利に対する貢献度は低いと思いますが、勝てました。
そこでスクールが終わってから、水曜コースの仲間5人で忘年会。思えばこのコースに通い始めて、一年と二ヶ月。上手くなったと思っていますし、友人も出来ました。飲めば中心はやはりテニスの話。みんな好きなのですね。
私も来年からはガットを張りなおして続けたいと思っています。


2002/12/26(木) 晴れ


[ 年末合同感謝デー ]
年末合同感謝デー


12月20日の日は、東京新宿市場木材部と橋本愛蔵商店との合同感謝デーが行われた。橋本商店では、月に一度特売会を行っているが、今回は市場の木材部との合同である。場所は北沢である。甲州街道と環八の交差するあたり、今はヤマダ電器が前面にいる。その裏手に橋本愛蔵商店の本社があり、そこで特売会を行うのである。橋本商店は建材類なら何でも在庫品としておいているところで、この日はたまたま橋本商店まで引取りが出来、スタイロホームの30ミリと針葉樹合板の9ミリ厚、FC0の特類が欲しくて寄ったのである。

新宿木材が展示している木材を久しぶりに見た。新東京木材の市場で見るものと大きく違うのはごく日常に売れていくものばかり出展されていることだ。向かって右から30X60、30X105、30X120、27X105など。左側に36X45、30X40、20X40、24X48、15X45など。前者がホワイトウッド、その名のとおり「白っぽいもの」。後者が栂や赤松で白から黄色見のかかったもの。全体が白っぽいものばかりで杉や桧といったものが飾られていない。売れていくものをピックアップして見るとそれは外材であり、乾燥材であり、あるいは集成材になってしまった。隔世の感を禁じえない。市場に通うようになって早20年。改めて今売れているものを実感してきた。
さらに新しい商品も展示してあった。「ユーロスランドOSB」である。北米の粗いOSB合板とは比べ物にならないくらいきれいな商品で、素材はレッドウッド。橋本商店でも在庫品にするという。構造用合板でもあり、寸法の安定性も良い。ホルムアルデヒドの放散量も0.27mg/1以下ということで、来年法律が変わってもFC0をクリアーする。
「床暖房の下地に使っているの?」と聞いたら、
「使い始めています」とのこと。
値段も安いので、ヒット商品になるかも。
でも少し割り切れない。私の頭も古くなったのかな、と思いながらここを後にしました。



橋本愛蔵商店では、毎月特売会を行っています。パンフはこんな感じ。



「ユーロスランドOSB」はこんな商品です。




2002/12/21(土) 雨


[ 12月の月報委員会 ]
12月の月報委員会




12月の月報委員会が去る18日に開かれました。一年間かけて組合の単価表を改訂し、必要な商品を増やし、いらなくなったものを削り、また単価についてもその時々の仕入価格を反映するものに移行することが出来ました。仕入価格が上昇したからといって同じ利幅だけ小売価格を上げればよいというものではなく、またその反対でもありません。上げ下げの最終的な結論は委員会の中で計ればよいのだと思っています。
今年は細田木材工業の細田社長の講演やウッドライクマツムラ社長の松村茂さんによるホームページに関するお話を月報委員会として開催でき、有意義な一年になったと思います。いま少し、委員の方に発言をしていただけるようになるともっと良いと思っていますが。
さて、来年はこの委員会ではどんなことをするのでしょうか。行政の動きが厳しいですから、新JAS法の話や今一番頭の痛いゴミ処理のことなど、委員の方が知っておいたほうが良い情報や、あるいは実際に商売につながる安価で仕入できる商品に関する情報なども随時入れていくと少しは面白いものが見えてくると思います。もちろん、講演会もいいですね。人の話は参考になります。
ともあれ、後半は場所を移して忘年会。飲んで話して二時間余り。支部の枠を超え和気藹々でした。



2002/12/20(金) 晴れ


[ 俊介君に会う ]
俊介君に会う



12月15日には相模原に住む谷澤多栄・佳美夫妻の間に誕生した俊介君に会ってきた。佳美さんは則ちゃんのお兄さん夫婦の長女であり、俊介君は初孫になる。11月13日に生まれ、1カ月も過ぎたので則ちゃんとお義母さんの3人で会いに行ってきました。赤ちゃんはかわいいですね。抱かせてもらったのですが、15年振りなので、少しドキドキ。
3400gで生まれた俊介君は1ヶ月経った今、4950gまで成長し順調に育っていました。


ひ孫を抱いたお義母さん。


私たちはこの子からなんと呼ばれるのでしょうか。
則ちゃんは則子さんにしても私は?


2002/12/17(火) 晴れ


[ 弥生町近況 ]
中野区弥生町「放火犯に刺され、重体」



ここの所凄惨な事件が相次いでいる。私の街、弥生町でも放火犯を捕らえようとした若者が刺され、重い傷を負ったという報道がなされている
事件が起きた場所は、私の会社から直線距離にして200メートル。市場や配達帰りには必ず通る所である。それが今日はロープが張られて通ることが出来なかった。私は昨日東京にいなかったので事件がおきたことは後から知ったが、全く恐い話である。
新聞によると15日の午前4時45分ごろ、放火犯を捕らえようとした25歳の男性が放火犯を目撃して班員を追跡し、格闘になったものと見られている。目撃者によれば逃げた男は40から50才くらいで黒っぽいジャンバーに黒っぽい帽子をかぶっていたという。現場近くでは不審火のほかに路上に駐車してあった乗用車など2台のタイヤが刃物のようなもので切られてパンクしているものも見つかり関連を調べているという。
今年は7月にも夜中に若い女性が硫酸をかけられるという事件がおきたが、まだ、未解決である。
弥生町も恐い所になってきたのだろうか。




2002/12/16(月) 晴れ


[ 雅楽多屋(中野新橋紹介) ]
雅楽多屋(がらくたや)(中野新橋紹介)




創作春巻工房という副題のついた居酒屋さん。今年の夏から開店した。現在、年忘れスペシャルと題して色々なサービスをしている。この中に「午後6時までに来店した方はお料理全品半額」と書いてあったので、早速義母と則ちゃんと3人で出かけた。
お通しがミニ肉まんで始まり、お刺身に「マグロと山芋のサラダ」、「ひき肉、キムチ入りの卵焼き」生牡蠣、特製ピザなど。
いつもは生春巻や焼き春巻を頼むのだけれど、今回はそれ以前にお腹が膨れてしまい、断念。ちょっと気の利いた料理が食べられます。ただ店内が広くないのでタバコを吸わない人が長時間いるのは、大変かも。今回は料理が半額ということもあり、飲んで食べて3人で5000円といったところでした。暮れまでこの企画はやっているとの事でした。


中野区弥生町2-32-16ピープルビル2F
03-3384-2777
営業時間5:30PM〜3:00AM



2002/12/14(土) 晴れ


[ 新東京木材の記念市 ]
新東京木材の記念市


12月13日には、新東京木材商業協同組合の池袋市場で記念市が開かれました。10年ほど前までは3のつく日、8のつく日あるいは毎週金曜日などという風に木材の市が開かれていましたが、どの市場でも月に一度ぐらいのペースで「記念市」を行うくらいが精一杯となってしまいました。記念市が開かれると100人くらいの買い方が集りますので、魅力的な商品が各地から集められます。それに見合った仕事を抱えていると優良品が安価で入手できるので具合が良いのですが、そのような仕事をつかんでいません。物つくり、家つくりが規格化された関係で使う材料も規格品ばかりになっています。
もちろんそれが悪いというのでありません。規格品に+αの部分を作り出したいと思っているのです。今回も杉板の加工品が出ていました。




素材を並べているだけなので、わかりづらいと思いますが、写真のような佐川産業と二宮製材の商品があり、ここ池袋市場の新里木材で取り扱っています。
ここの商品を使った仕事が今年はいくつかありました。来年はもっとこれらを売りたいと思っています。HPで香りや手触りを伝えられると良いのですが、リアルな世界なので、現物を見て仕上がった現場があれば、仕上がり具合を実際にご覧になっていただくのが一番だと考えています。
ともあれ、今年も新東京での記念市は終了です。

全落コーナーのセリの様子




2002/12/13(金) 晴れ


[ 清里で年忘れ ]
清里で年忘れ



「6年3組」のミニクラス会が12月7日、8日の二日間を利用して行われました。宿泊先は清里です。昨年5月にも行った事のある所です。前回大好評だったので今回も、同じ場所に泊まることになりました。「6年3組」から青井、大矢、根本、上村、水谷、それに私と則ちゃん。「6年4組」から長村君がゲスト参加してくれました。今回の参加者は8人です。

7日の朝東京を発ち、中央高速は石川のサービスエリアで合流。先ずは昇仙峡を目指しました。ナビ搭載車に先導されてスムースにグリーンラインを走り、静観橋へ到着。ここで車を置き仙娥滝へ。滝をバックに先ずは写真を一枚。
その後、遊歩道を石門まで下りました。巨大な花崗岩に囲まれた石門は先端が僅かに離れていて崩れてきそうで、スリルがあります。



昇仙峡でおそばを食べた後、サントリー白州蒸留所へ向かいました。工場を見学した後、美味しい水割りの作り方の講習を受けました。それによると氷をグラスの線までたっぷり入れる。氷はミネラルウオーターで作った大き目のかち割り氷がお薦めとのこと。そこへウイスキーをツーフィンガーほど注ぐ。マドラーで13回転半かき混ぜる。溶けた分の氷を足し、冷えたミネラルウオーターを適量注ぎ、3回転半かき混ぜます。この13回転半と3回転半が大事で、これだけかき混ぜるとまろやかで美味しい水割りが出来上がるとのことでした。



山荘につき夕食時に早速試してもらい飲んだ所、確かに飲み安く美味しいと思い、お代わりしました。今回の料理は河豚とカニをベースにした鍋、鯛の刺身、イクラのみぞれ和え、カニミソの酢の物、ヒラメの一夜干しの焼き物、河豚のから揚げ、牡蠣の卵合えなど盛りだくさん。プラス鍋の後のおじや。これは格別でした。
美味しい料理とワイン風呂。気のおけない友人とゆったりした時間を持ち、心も体重も豊になりました。夕方から降り始めた雪が山荘を覆い、静寂の内に朝を迎えました。



則ちゃんと私は当初、二日目はスキーをするつもりでいたのですが、スキー場がオープン前だったので、テニスに切り替えていました。それも天気の具合でやめになりました。そのかわり雪道運転の練習をしながら清里山荘を後にしたのでした。また来年行こう。





2002/12/10(火) 曇り


[ 12月の状況は ]
12月の状況は


今年も残り僅かです。
ここの所、高尾、日野市、北野台と八王子周辺の仕事が出てきました。仕事で中央高速に乗るのは久しぶりです。いつのまにか富士山も雪化粧になりました。明日からは清里で「6年3組」のミニ忘年会です。11月の16、17日は中野支部の第二班の忘年会でしたし、11月の30日には十四日会の忘年会もありました。

また、11月は身近で亡くなる方も多く、毎週黒いネクタイを締めていました。11月の30日には新東京木材の中野支部長を務めたことのある西尾和夫さんが帰らぬ人となりました。68才でした。お通夜は西尾氏の人柄を反映して参列者も多く訪れ盛大なものでした。中野からまた優秀な方が世を去ってしまいました。

さて、私もここのところ少しお疲れで、二回ほど続けて整体に通っています。「YOUR指圧センター」(03−3370−2751)という所で新宿にあります。おかげでだいぶ楽になってきました。

則ちゃんとも遊んでいないので、昨晩は「ハリーポッター」を見てきました。彼女は本を読んでいるので、話の流れがつかめているのですが、私には飲み込めない所がいくつかありました。何ともないような場面でも後半のところでの伏線になっていたりするので、注意してみると良いと思います。家族で楽しめる映画が少なくなりましたね。また昨晩は空席が目立ちました。いま歌舞伎町でホストクラブを改修している人の話によると映画館も平日が全く駄目で、事業転換を迫られている所がたくさん出ているということです。

私の所の商店街を見渡しても、閉店する店が目立ち始めました。売れ行き不振です。人の顔から笑顔が消えるのは恐いですね。
私どもの業界を見渡しても、12月1日からは焼却炉の規制が強化され、焼却炉の構造基準を満たさないものは使用できなくなりました。その関係で、焼却炉を撤去した所もあります。私の会社では15年程前に焼却炉を撤去していますので、直接的な影響はないのですが、この数年を見渡しても住宅に関する法律や建築に関する規制が強化され、規制が緩和されるどころか逆の方向に進んでいるように思えます。良い方向に進んでいるとは思えないこの頃です。




2002/12/06(金) 晴れ


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[ 管理者:大野満生 ]


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