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今ごろになって思い出す言葉
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今ごろになって思い出す言葉
皆さん、二月の木材や建材の売れ行きはどうでしたか。私のところはこの一月、二月は基準をクリアーしております。ただ、月が変わってからまとまった仕事が少ないので、心配しております。
そんな折、今は亡き山芳プライウッドの前社長、古敷谷さんの言われた言葉を思いましております。もう7、8年前の話ですが。 これからの材木屋が取り組むものは、 1. プレカット。 2. サイディング材工 3. 建具 4. 水周り 5. 床暖房 といった話でした。 木材販売だけで「材木屋が成り立った」楽な時代が終了して、住まい全般に「材木屋」かかわる中で、木材を売っていく。そうした姿勢がないと、特に都市部での材木屋は成り立たないのだという教えだと思っています。
住宅に占める木材価格が3割もあった時代から、住宅を形作る資材全体で3割5分、残りの6割以上が人件費といった時代の変化に対応して、私どもも売るものや売り先を変えながら自らのファンを作り出していかねばならないでしょう。3月は少し閑なので、本も読みたいと思っています。
ところで今月の月刊誌「建築知識」3月号を読みましたか。国産材の特集が組まれておりました。大変詳しく書かれており、参考になるところが多いかと思います。(最近、国産材を売っていないなー)
2002/02/28(木)
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