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時々更新mn日記

( 2001/07 ← 2001/06 → 2001/05 )


[ 幸せ太り? ]
幸せ太り?


屋上のトランペットが咲きました。その名の通りラッパ形の白い花です。花芽が次々に付いていてしばらく楽しめそうです。



さて、今日医者に行ったら、「太りすぎ」だといわれてしまいました。そういえばここ三ヶ月間、体重は増加傾向にあり、テニスで1キロ落としたかと思えば、すぐに元に戻ります。
ダイエットなどは自分とは無関係のものだと思っていましたが、誰からも「太りましたね」といわれると幸せ太りなどとすませてはおけません。
もうすぐ7月。7月の28日には、姪の結婚式があります。それまでに礼服が着られるように少し体重を落とすことにします。結果はどうなるでしょうか。
それはさておき、7月1日にはホームページを更新いたします。「仲間たち」の所に「十四日会」を追加します。その中に5月に行なった「例会報告」のレジュメを入れました。当面はこのレジュメを中心に「mn日記」を書いていこうと思っています。

2001/06/29(金) 晴れ


[ 暑い、暑い、そして休みです。 ]
暑い、暑い、そして休みです。


月、火、水と暑き日が続き、疲れ切っています。この陽気、たぶん梅雨明けですよね。仕事の方はそんなに忙しくもないから身体は楽なはずですが、疲れています。
昨日も足の裏が痛くて、則ちゃんにマッサージしてもらっています。
あーそれなのに、それなのに。今日はもっと痛くて力が入らない。テニスを休むことにしました。
則ちゃんは夕飯を一人で食べる算段をしていましたから、買い物には私が行くのが適当だと思っています。二人で食事を作って穏やかに過ごしたい一日です。
ところで屋上の「トランペット」の花は咲いたでしょうか。

2001/06/28(木) 晴れ


[ 母親誕生会 ]
母親誕生日


6月25日は則子の母親である松本玉恵さんの86回目の誕生日です。それを祝って前日の24日、日曜日に誕生祝いを行ないました。お母さんは現在右足を悪くしてリハビリ入院中ですが、外出許可をいただいて我が家へ来て頂きました。私どもが住んでいるところは三階建ての三階で部屋に行くのに階段しかありません。そのため昇り降りが気になっていたのですが、一人が腕を支えて昇ることが出来ました。二階から三階に昇る所には手すりがついていますので、これにつかまって上れます。手すりは必要ですね。
さて、松戸と厚木のお兄さん達がみえて、誕生会の開始です。6本建てられたろうそくを吹き消すと会食です。
「おおババちゃん、おめでとう」とひ孫達。
「今年もお寿司がいただけました」とお兄さん。






一段落すると「屋上へ行って、花が見たい」とのこと。
屋上へはハイハイの要領で上がり、花をめでながら写真撮影。お母さんは花が好きなのです。下りは滑り台のごとくオシリからおりてOK。心配したほどのことはありませんでした。



定刻になり、病院に送り届けて無事誕生祝いは終了です。「疲れた?」という則子の問いかけに「そんなことない。楽しかった」とのこと。「階段は?」に対してもそれほど大変でなかったとのこと。
ともあれ松本家ほぼ全員集合の誕生会でした。

2001/06/25(月) 晴れ時々曇り


[ 新木場見学会 ]
新木場見学会


6月23日の午後から、中野十四日会では「新木場見学会」を行ないました。6年程前にもこの企画があり新木場を見に来ましたが、今回は20代の若い方々の希望で実現し、また私も久し振りの新木場を見るために参加させていただきました。
行程はこんな感じです。
前回
細田木材工業――銘木市場――山万――15号地埠頭――健康道場――丸清

今回
細田木材工業――新木場ホール――梶本銘木――尾花材木店――15号地――毛塚商店――安政木材

二回に共通しているのは細田木材工業鰍ニ15号地と呼ばれる木材埠頭です。細田木材はこの6年間で、乾燥設備と加工設備を整え、あらゆるニーズにこたえようとしている点です。(細田木材工業についてはHPをご覧下さい。)規模を縮小して行く所が多い中でこれは心強いです。



(これはルーターです)

さて15号地でも大きな変かがありました。
@ 雨ざらしの材料が減って、テント小屋の中に木材が保管されている。これは乾燥材や集成材の入荷が増えたためだと思います。



A 木材の在庫量は減っている。最大時16万立米。最低時8万立米。現在11万立米。この量だと仕入を強化しなくてはならないのに、その必要を感じていないとのこと。それだけ動きが悪いということです。
B アメリカ材が減ってドイツやスウェーデンなどのヨーロッパ材が伸びているとのこと。それもかなりレベルの高い製材品を作ってくるとのこと。カナダツガと並んで日本の杉にとっては脅威です。「MOYA」「NEDA」「SUJI」などが国際用語だと云うことも初めて知りました。また通関時に貼られるラベルを専門知識のある人が見れば、産地、メーカー名、工場名がわかり。品物のレベルの見当がつくとのこと。メーカー名だけで買うと品物が悪い場合があるとのことです。丁度「魚沼産コシヒカリ」といってもレベルが沢山あるようなものですね。


さて、その他の所のお店では、尾花材木店は米松を主とした梁材の専門店。手塚さんは秋田材を中心に商売をされています。手塚さんの所は材木が整然と並んでおり、店主の性格が現れているようでした。梶本銘木店では「目の保養」をしました。店内に床の間の展示場があり、一般の方も見学できるようになっています。一本数十万円から百万円を越える床柱や公称三千万円のケヤキの玉杢など惚れ惚れするものばかりでした。新木場に来ましたら梶本銘木店にお寄りください。



(これが公称三千万円のケヤキの玉杢です)

最後に新木場ホールから見た貯木場の写真を載せます。囲いの中にたくさんの丸太が転がっていたそうな)



2001/06/24(日) 晴れ時々曇り


[ 江山観光社 ]
江山観光社

「こころの旅」を演出するのは、(有)江山観光社の江山社長である。中野支部の旅行ではじめてお目にかかった頃は、まだ別の会社の社員だった。それが昨年独立され、再びお世話になった。昨年6月のことである。
ある工務店の旅行で幹事となった折である。バス旅行に添乗していただいて、何から何まで仕切っていただいた。車内では、エプロン姿で、ビール、水割り、お茶それに昆布茶のサービスに加え、観光案内まで引き受けて頂き、宴会では仲居さん顔負けの活躍である。
今年に入ってからも十四日会での瀬波温泉、個人旅行の京都行き、工務店旅行の昼神温泉行き、とお世話になった。
昼神温泉では、宴会中に翌日の朝に一人だけ帰ることを伝えると、すぐにフロントへ行って帰りの切符を予約してくれた。すばやい動きだった。
私もサービス業の一角にいると思うのでこれら気の使い方を参考にしたいと思っている。
団体、個人を問わず、一度試してみて下さい。

http://www.eyamax.com/

2001/06/23(土) 曇り


[ ゴルフとテニス ]
ゴルフとテニス



6月21日のこと。則ちゃんはゴルフで御殿場へ。私はテニスで中野体育館へ。
朝6時半に、阿曽工務店の滝本さんに迎えに来ていただいて、則ちゃんはゴルフ場へ。私は夕方6時から開始。でも帰ってきたのはほぼ同時。夜の八時を回る頃だった。
彼女は珍しく興奮していて話しを始めた。ドライバーが良く飛び、アプローチも決まり、後は入れるだけ。「飛ばして、寄せて」「今日は上手くいったのよ」
とても嬉しそう。年に数回もいけばいい方で、今年初めてのゴルフなのに、そこそこで回れたとのこと。
スイングがキレイで、力強さも持ち合わせているから、コンスタントに行けばかなり上手くなるのではと思っています。
話は変わって私は、二回目。前回よりすこし少ない9人でしたが、若い二人に混じって練習。コーチの繰り出す玉を追いかけていました。「手首を使わない」「力を抜いて」「しっかり横を向く」「グリップエンドでボールを捉えて」「左に重心を置いて右へ移動していく」「玉をラケットに長く乗せて」「ひじが曲がっている」「振り抜いて」など注意されるばかり。何か一つ出来ると他がおろそかになってしまいます。
それでも10球に1球くらいはスイートスポットにあたり、気持ちよさを感じてきました。
一時間を越す頃には、汗がびっしょり。折れた小指の古傷も痛くなってきて、これくらいの運動がちょうどよいかなと思う始末。
でも今日は筋肉痛にもならず、ここ一週間で太った一キロ分も元に戻ったのでまた来週が楽しみです。

2001/06/22(金) 晴れ


[ お姉さんからの電話 ]
お姉えからの電話


姪の亜美から昨晩久し振りに電話があった。「もしもし、おじさん亜美だけど、何も聞かないで次の質問に答えて。いくよ」「1600年関が原の戦いで西軍を率いたのは石田光成。東軍は徳川家康ですが、さて、次の人の内、東軍にいたのは誰でしょう。1、宇喜多秀家、2、福島正則・・・」
「福島正則」
「ありがとう」
それで電話は切れた。
目の前にいた則ちゃんに、今こんな電話があったよ。さて問題です。「1600年関が原の・・・」と繰り返して、さあ答えは何?といったら
「さっき言ってたでしょ」
「そうでした」

一時間半ばかり過ぎて再び亜美から電話があった。「さっきはごめんね。クイズミリオネをやっていたんだ。わからないからテレフォン使っていいですか、って聞いてそれでかけたの。おかげで幕の内弁当もらっちゃった。」
ですって。

2001/06/21(木) 晴れ


[ 大建工業とTOTO ]
大建工業とTOTO

大建工業鰍ニ東陶機器鰍ヘお互いの得意な分野を生かして、このたび業務提携第一号製品をデビューさせた。「トイレリモデルパック」である。この商品はリフォーム市場をターゲットとし、より施主にわかりやすい商品として8月より発売される。
これまでのリフォーム工事では、建材、内装、トイレ器具の発注先がそれぞれ異なるため、施主にとっては仕上がりイメージがつかみにくく、また建材は坪単位の梱包のため、狭いトイレの場合には部材に無駄が生じるケースが多かった。これの解決方法の一つとして「トイレリモデルパック」が開発された。
おすすめポイントとしていくつか掲げられているのでそれを書いておこう。
1. 仕上がりイメージどおりの提案が出来ること=カタログやショールームで見た快適トイレそのまま実現できます。
2. 汚れにくく、手入れは簡単。クリーンなトイレ空間であること。(壁は防汚化粧壁材<カベライト>を使用。床はハイドロセラ、WPC耐水フローリング使用。便器はラクしてキレイ便器を使用)
3. 人にやさしいトイレ空間であること(ハンドクリップ・紙巻器付手すり。腰壁暖房。ウォシュレット)
4. 環境にやさしいトイレ空間であること(洗浄水量は従来節水型便器の約半分など)
5. きれいなトイレ空間であること(ライトナチュラルとライトブロンズの2種類でトータルコーディネートされている)
6. ラクに施工ができること(床材は薄型・分割式、腰壁は上貼り施工可能なので工期1から2日ですむ。器具品番+建材品番の2品番発注。一括到着なので発注業務もスムーズ)

空間パックプランと腰壁パックプランの二種類を予定しているとのこと。
提携はお互いの弱い所をカバーし、相互扶助する効果がある。今回の行動は大建+TOTOが生き残りをかけて一つのグループを形成していけるかどうかの試金石となろう。

大建工業鰍フURL
http://www.daiken.jp/
東陶機器鰍フURL
http://www.toto.co.jp/



2001/06/20(水) 晴れ


[ 月報委員会 ]
月報委員会

6月18日の夜には、新東京木材商業協同組合の月報委員会へ行ってきました。初顔合わせということもあり、どんな仕事をするのかを説明していただきました。それによると木材・建材の標準価格表の作成。木材需要・景気の動向などに関して委員の所見を書く。この二つが基本です。その様なことを前提にして、商売上で気の付いた事を話してほしいとのことでした。組合は本部と支部に分かれ、支部間の交流は少ないことから人的なつながりを持ち親睦を深めるという必要性に関しても話されました。
私としてはこれから気の付いた事を述べてこようと思っています

2001/06/19(火) 晴れ


[ 親睦旅行 ]
親睦旅行


6月17日には浦和工務店親睦会の旅行で、昼神温泉に行ってきました。天気は曇りながらやや薄日が差し、中央高速も渋滞なくスムースでした。駒ヶ根で降りて「光前寺」へ。ここは光苔で有名な所です。参道も厳かな感じが漂い、静かな風に吹かれてきました。


昼食後、水引工芸館を尋ね、宿へ。二度ほどお風呂に入り身体をすべすべにして宴会、二次会と参加して、次の日の朝に皆さんと別れて一足先に帰ってきました。

2001/06/18(月) 晴れ


[ 最後は ]
最後は

日刊木材新聞の「都市部小売店の行方」のラストは、横田木材鰍ナした。
前日の篠原商店は「プレカット工場」を持つ小売店です。同社では、「プレカット」の役目を「確かな品質、高精度の加工を安価かつ安定した量で供給すること」と位置付け、小売店がプレカット工場を持つ意義として、「限りなく施主に近い視点で住宅を捉え、細部に至る住まい方全般への提案が行なえること」としています。また現場施工で発生する廃棄物をゼロに近づけ、産廃問題など環境負荷に関する部分でも優位性を持つことが出来るのもプレカットの役割としています。
それに対して横田木材の生き方は、そういうものを前提にしながら年間数棟、「材木屋の建てる家」を建てます。そこでは構造材は手刻みを中心に据え、若い職人への技術の伝承をはかり、また造作材は無垢のものを積極的に提案、採用していただくとのことです。
これからの課題としては同社のように母体としての小売業は維持しながら、建築を行なう業者間が情報交換できるようなネットワークつくりをあげています。これの構築により遠隔地での受注分担や技術面での相互交流を木材需要の促進に生かしていきたい考えだという。
「腕の良い大工」を貸し借りなども検討対象となるのだろうか。

2001/06/16(土) 曇り時々雨


[ テニスする ]
テニスする

昨日は朝起きるのが辛かった。則ちゃんにマッサージしてもらってから寝たのにふくらはぎが痛い。それというのも昨日からテニスを始めたからです。中野体育館で初心者コースです。靴は自前ですが、ラケットは則ちゃんのもの。二十年ぶりにストレッチをやってラケットの握り方から教えてもらっています。
さて則ちゃんは鈴木さんと二人で同級生の吉羽さんの所に行って、お食事会。その帰り道に私の練習姿を見学に来ました。「思っていたより当たったわね」「周りが女の人ばかりで嬉しそうだったね」と言われました。そうなのです。このコースの今回の参加者は同年代の姉いさん、少し若いおねいさんが9人で、娘のような若い人が2人という環境なのです。さて来週も行けるかな。



写真は吉羽宅。

2001/06/15(金) 雨


[ 一つ忘れていました ]
一つ忘れていました


一つかどうかはっきりしないのですが、忘れていました。6月14日付けの日刊木材新聞に載っていた「住林・建材メーカー4社で有力建材店核に工事店工務店支援」という記事を読みましたか。
住友林業と建材メーカー4社(旭硝子・三協アルミ・ヤマハリビングテック・永大産業)が住宅資材販売に関するシステムの共同開発を目指したメーカー連合である「ホームアシスト」はウエブサイトを利用して住宅資材流通のネットワークつくりを開始、と書かれています。地域の有力建材販売店を核とした支部を作りその傘下に工務店や工事会社を組織化、住まいに関わる消費者向けの情報を提供しながら住宅資材を拡張する狙い、とのことです。住林の住宅本部傘下の工務店や関連業者は除くとのことです。(当たり前ですね。もう組織化されているのですから)また、傘下建材メーカーも7月までに10社が新規に加入、最終的には20社程度になるとのことです。
早速ネットにつないで見ると「住まいを建てるまでを見てみよう」「間取りプラン検索」「各メーカーの商品紹介」や「気になるお宅拝見」などがあり、面白く出来ています。見てみて下さい。
これで、「トステム=INAX」「松下電工」「ナイス」「大建工業=TOTO」「日本ベニア」など重層的ながら色付けが決まってきたようだ。

ホームネットはこのアドレスです。
http://www.home-asyst.net/


2001/06/14(木) 雨


[ 細田木材工業 ]
細田木材工業


新東京木材商業協同組合の中で、いち早くホームページを立ち上げ、それを活用すべく奮闘中の会社である。本社は新木場にあり、もともと天井材や床の間材、ラワン材などを得意としていた。それが今では、無垢の床材や集成材から工事物件まで、幅広い業務内容となっている。最近では乾燥施設を整え、「乾燥・製材・加工・集成・塗装まで一貫生産、あらゆる特注に迅速に対応」と自社のインフォメーションは語る。社長のやる気が見えてくるようだ。
(木材の人工乾燥についての項を読んで下さい)

http://www.woody-art-hosoda.co.jp/


2001/06/12(火) 曇り


[ 昨日の一日 ]
昨日の一日

日曜日は久し振りにテレビを見ていた。昨日の夜のことである。先ずは「知ってるつもり」の「米百俵—小林虎三郎」である。小泉首相の演説で有名になった方の話である。米百俵の話は今回初めて知った。ただ、このテレビを見ていて小泉首相が使った意味と少し違うような気がした。首相は、「将来のために、今を我慢する」という意味合いに受け取れたが、虎三郎の場合、「世界に通用する人材を育成する」ために米百俵を使おうという目的がはっきりしているのではないだろうか。師匠である佐久間象山が「我が子を委託して、教育せしむ可きは独り小林子のみ」と言うくらいだから、この方は教育に熱心な方だったのだと思う。
次に見たのは「おしゃれ関係」。ゲストは宍戸錠だった。三月に行なったオルガノーゲン摘出手術後、テレビ初出演で手術後の顔を見ることが出来た。頬に入っていたオルガノーゲンを摘出したら、かえって若い感じになったのには驚いた。こちらの予想では、ずっと年寄りになるのかと思っていたのだが。
さて最後は、ニュース番組。例の小学校での惨劇である。この話題にも触れねばなるまい。私が感じたのはテレビはいつも残酷だという事。テレビは作られ方が下請け制度だから「どうしたら視聴率を稼げるのか」がテーマである。あまり子供に目の前で起きた出来事を語らせるのはどうかと思う。それにしても子供はよく覚えているものだ。これが心の傷にならなければいいのだが。

2001/06/11(月) 曇り時々雨


[ 住宅デー ]
住宅デー

東京土建中野支部では、5月の27日から約一ヶ月間「住宅デー」を開催しております。毎年この時期に近くの公園を利用して「住宅無料相談、包丁とぎ、まな板削り」などを行なっています。6月10日には中野区弥生町3丁目の「パンダ公園」でも開催しておりますので、よろしくお願い致します。
なお。ホームページはこちらです。
http://www.Tokyo-doken.or.jp/




2001/06/10(日) 曇り


[ 則子、高校の同級生と ]
則子、高校の同級生と

則ちゃんが高校生の時の同級生4人が我が家に遊びに来てくれた。結婚式に参加していただいた方々3人と初対面の方お一人であった。
則ちゃんは前日から料理つくりに励んで、ロールキャベツ、カボチャの煮物、赤唐辛子入りのピリ辛きんぴら、大根と厚揚げの煮物、各種ハムとアボガド入りのグリーンサラダ。それに豆ご飯にアサリのおすまし。たくさん作り上げた。
皆さんは12時頃から見えてくれて、私が挨拶に行ったのが、3時過ぎだった。女5人でどんな話があったのだろうか。旅行に行く話はまとまったみたい。
リラックスできる仲間はいいものですね。またいらして下さい。


2001/06/09(土) 晴れ


[ フィルムライブラリー ]
フィルムライブリー


楽天市場を使って本を購入した。三省堂や紀伊国屋書店クラスでも在庫になっていないものも、三日以内で着く。今回購入したのは、「赤木圭一郎『光と影』二十一歳のフィナーレ」というものである。1997年3月5日発行となっている。著者は野沢一馬氏である。この本の存在を知ったのは、楽天市場にアクセスしたからである。そのきっかけは全木連にいる細貝さんから以前に「まとまりのあるHPは、文字情報だけでも確実に意思を伝える」という主旨のメールをいただいたことがあったからである。楽天市場は気になるHPである。
さて話は戻る。今回購入した本は、赤木圭一郎の生涯を未公開写真も交えてつづるフォトストーリーである。周りにいた友人、先輩、共演者、監督、実兄などが赤木圭一郎の素顔を語るという形式をとっている。その合間に立て看板のポスター、映画の中のワンシーン、レコードジャケット、そして赤木自作の小説や詩も載せている。
私は「渇望」という詩が好きである。

渇望
黄昏の渚で
ふと拾った炎の
かけらが
心の中で
ぱちんと
はじけた
その時から
なのです
海が
白い牙をむいて
怒ろうと
僕の
涸いた魂は
煌めく
水平線の彼方で
めらめらと
燃えつづけている

この詩に初めて出会ったのは、高校2年生だった。私も海を見るのが好きだった。一人になってボーっとしているのが好きだった。そんな35年も前の気持ちにさせてくれる。どこかでこのスターと自分を重ね合わせていたのだろう。
さて、赤木が活躍した時期は、昭和34年4月から、36年2月までである。二年弱である。この本を読んでいると最後の一年の「チョー多忙さ」が描かれている。彼が精神的に追い詰められていたようなそんな印象を受ける。
この本の白眉は美輪明宏さんの話である。二人の中は当時注目されていて、「私もなんでこんな人と」(失礼!)交友関係にあるのだろうかと子供心に疑問に思っていた。それがこの本を読んで氷解するのである。美輪さんの言葉を借りれば、「たった三日間の付き合いでも密度が濃ければ一生の思い出になるんですよ。私も何百人の人と出会いましたけど、大切な人だなと思うときがあるわけ。そんな中でもトニーは(赤木の愛称)間違いなく十人のうちに入りますね」である。
その他赤木が入院している時、慈恵医大に変装して会いに行ったが会えなかった事、葬式にも出られなかったことなどが語られている。ではどんな関係だったのでしょうか。興味のある方は買って読んで下さい。
ともあれ、赤木は生きるべくして生き、死すべき時が来て死んでいった人だと思う。そして死んでからの方が人に受け入れられ、伝説の人になったのである。

2001/06/08(金) 晴れ時々曇り


[ 楽しみです ]
楽しみです

昨日、一昨日と鼻血が4回出てきて、驚きました。則ちゃんの手厚い看護で止まっていますが、鼻血が出ることなどはここ三十年近く記憶にありません。おかげで昨日の夜は元気が無く、今日もそれを引きずっています。
 それでも、日刊木材新聞の「都市部小売店の行方」には、組合関係の方が登場されて楽しみです。
 初めが新宿の「阿部材木店」。ここは以前より扱っていたカーテンやカーペットなどのインテリア商品を生かせる業態として増改築・リフォーム部門を創設。経営を多角化し、業績をあげているところです。商圏を半径一キロ県内を商圏と想定し、月一回のチラシ発行を行ない、受注に繋げている。
 二回目は蒲田の「トーイツ」さん。この会社は、ズバリ凄い。業績不振から建築やリフォームに乗り出す会社とは裏腹に、「物販で事業規模の拡大と業績を残している」都市部の小売店である。そこでは材木屋の役割を明確にし、工務店との相互協力に最大の力を集中させる。これを維持していくために、絶えず顧客を保持・開拓を目標とし、またこれに伴う商圏の拡大も視野に入れている、という。
 今日付けの三回目は、松村さんでした。すでにホームページも立ち上げ、私のところからのリンク出来るようになっています。
「ウッドライク・マツムラ」さんでは、木材・建材の販売以外に、「木版画商品販売」という武器があります。松村社長の趣味から発したものと思いますが、従来の版木用合板の不備を是正し、満足感の高い商品を作り出すことで、売上を伸ばしてきました。私も版画の材料などの注文が来ると松村さんにお願いいたしますが、山桜や桂などの単板を豊富に在庫されていますので、一度来店してみては如何でしょうか。
まだ三回目ですが、この企画は楽しみです。 

2001/06/07(木) 晴れ


[ つくばセミナー ]
つくばセミナー

つくば緑友会のセミナーに参加してきました。6月3日のことです。当日は良く晴れ、また土浦第一木材市場を会場にしたことから、エンドユーザーの関心も高く、一般の方だけでも150人を超える賑わいでした。そうです。これから住まいを作ろうという方が150人も来たのです。セミナーの前半部分は、「つくば緑友会」の考え方を中心に、後半は市場の見学です。
前者は、緑友会の4つの提言、「木材の本当の価値は樹齢」「建築用木材のいのちは乾燥」「住宅建築は地元の産業」「住宅は買うものではなく建て主とともに造るもの」をわかりやすく話ししたものです。
材木屋が関わる住まいなら、土台にはどんなものを使うのか、柱はどう選んだらよいのか、造作材の選定基準は?予算との兼ね合いで優先順位はどう付けたらよいのか、など詳しく話されました。



また後半では、実際に市場の中の木材を見て廻りました。「構造材、下地材、造作材」に分けられた木材には、それぞれ「樹種、産地、サイズ」などが書き込まれ、その木材の使われ方や同じサイズのものなら「どの樹種の方がおすすめなのか、それは何故なのか」など緑友会のメンバーとユーザーとのやりとりがありました。
中でも関心が高かったのは、杉檜の造作材や檜の縁甲板などの値段です。値段が高いと思われているせいか金額をメモしている人が多く目立ちました。使いたいという方が多いのだと思います。緑友会の方は節のある無しや長さによって値段に開きのあることなど、「造作木材単価の基本は希少価値」であることを説明していました。
ともあれ関心の高い人はどこかで本物志向です。受付横に置かれた佐川産業の「アトピーキラー号」の中で木の香りが嗅ぎ、「やっぱり木はいい。壁には節があった方が落ち着く」など話しておられました。
緑友会の毎月の地味なセミナーの積み重ねと市場を見てもらおうという問屋さん側の意思が重なり合って今回のセミナーは成功裡に終わりました。皆さんご苦労さんでした。




2001/06/05(火) 晴れ


[ おしりを触ると ]
おしりを触ると


つくば緑友会主催のセミナーに行ってきた。ここへ来ると材木屋の原点を想い出させてくれて楽しい。
さて、@木の本当の価値は「樹齢」A建築用木材は乾燥が命(いのち)などすばらしい命題が飛び出すと、「そうだったなあ、見てくれだけがすべてではないんだ」と思い、妹の住まいを作ったときのことを思い出すのである。一階の階段脇の柱には節はあったが、目がつんでいて素直。大工さんが刻んでいる段階で「この柱は見せよう」ということになり、手鉋をかけてもらった。その結果、80年生の檜のその柱を私は今でも見ることが出来るのである。まるでまっすぐに生きてきた事とゆっくり年輪を重ねたご褒美のように。
話がそれてしまったが、建築用木材は「乾燥が命」。一度乾くと含水率が後戻りすることはないという。乾けばカビることもないし、腐ることもない。木は乾かして使う、という基本を再確認した。
では、どうしたら乾いているかどうかを調べることが出来るのだろうか。講師であった益子さんは、「ここを触ってもわかりません。おしりを触って下さい。おしりを触れば乾き具合がわかります」と教えてくれた。
そこで、家に帰って「今日はこんなこと教わってきたんだよ」と則ちゃんを横に置いて実演したら、「何考えてんの。頭でもいいでしょ」・・・
それでもマッサージをしてもらい、気持ちよく床につきました。かくして結婚後初めての単独行動日も無事に終了したのであります。

2001/06/04(月) 晴れ


[ 6月になった ]
6月になった

6月になった。これから梅雨が来る。それに備えて、いくらかではあるが、在庫を増やした。杉の羽柄材をである。俗に「貫」とか「ラス下」とか「間柱」といったように用途で呼ばれるものの中には、杉材が適したものがある。柔らかくて扱いやすいからである。
その半面、「しらた」の部分は腐りやすいので、結束したままにしておくと、内部から腐ってくる。材木はなま物なのである。そこで、束をばらし、日や風に当てて乾かすのである。天日だとあまり収縮しないで乾いていく。乾いたものは軽くなって使い勝手が良い。住まいにとっても都合がよい。
それならば、初めから乾燥したものを仕入れればよいと思うのは当たり前である。だが、杉材は値段の高くないものだから乾燥された材はまだまだ少ない。いずれは乾燥材が中心をなすのだろうが、濡れた材であれば天然乾燥しようという志は材木屋として持ち続けたい。
手間隙を省略する事の大事さと、手間隙をかける大切さの両方を追求しながら、人間にしか出来ない仕事を私は続けたい。というわけで結束をばらして水気を切り、風を材に当てて、腐らないようにし、梅雨に備えるのである。

2001/06/02(土) 晴れ


( 2001/07 ← 2001/06 → 2001/05 )


[ 管理者:大野満生 ]


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