7、7月の市況(2002年7月)
6月にはいってから、細かな仕事ばかりが続いて軽トラックだけが活躍している。このところ、大工・工務店に仕事が無い。仕事を取ってくるのは、リフォーム屋、不動産屋などであり、大工は下請けである。従って売れていくものも限られている。下地材を中心にして、床材と枠材が売れればよいほうだ。構造材など、在庫する必要が減っている。
これから先の見積はいくつかあるが、どのレベルで決まるのか、水周りの商品に変更が無いとすると「木工事」にお金をかけない仕事が増えるのではないか。
話は変わって。6月16日につくば緑友会が開いた「八溝の森の木道楽展」に行って来た。赤味の土台や80年生の杉の柱を用いた8畳ほどの実寸大の部屋の展示に加え、地元の大工さんが製作した日用木製品(テーブルや椅子など)などが販売されていた。中でも「S百貨店でもジョイフルHでも販売していない」スギ、ヒノキの耳つき板などがかなりの勢いで売れていた。売れていくもののヒントを貰ったような気がする。
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