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有限会社 大喜
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Update 2006年2月9日
Ver.5.6.1
 
 
自宅つくりのファイル
 

9、剥いでもらった(2003年11月22日)

 自宅つくりの進行状況は、30X60の間柱を建てはじめ、間仕切りを先行させて配管を先にしていただいています。建てこみと同時に水道屋、ガス屋、電気屋さんが入り、基本的な所が終了して、いよいよ床を作りはじめます。

 その前に窓枠の取り付けです。タモ材を加工していただいています。窓が南側に4箇所を始め11ヶ所。それぞれのサッシは好きな方向を向いて付いています。傾いているものあり、倒れているものあり、壁が出っ張っているので枠が大きくなるものありで「枠材の大きさが一様ではありません。」

 私が窓枠の材料を調達したのですが、奥行きが60ミリから65ミリあれば全部収まると思って頼んだのですが、いざ使う段になって枠巾が足りない所が5箇所ほど出てしまいました。そこでまたクボデラ(有)からタモ材を仕入れてきたのです。

 少し材料が余分になってしまいました。

 所が大工の篠原さんは、「枠巾の足りないところは剥いで使う」といってくれて共木を剥いでボンドをつけ、播金で占めて幅広材に作り変えてくれました。

 自家製の集成材といったところでしょうか。

 このように昔の大工さんは面倒見が良かったですね。

 木材は1本1本個性があり、曲がるものや反るもの、ねじれるものなど一様ではありません。それを人間の手で「建築用材」に作り変えて行くのですから、大工の技の奥行きは深いものがあります。

 私もここ何年も楽な仕事ばかりしていたので、忘れかけていたものを今思い出しているところです。


間仕切りです。


剥いで頂いたタモ材


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