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身体が変わってしまった
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身体が変わってしまった。
2月17日が父親の命日で2月19日は祖父の命日でした。祖父の亡くなった日は寒く、通夜の日も同様でした。私が経験した初めての身内の葬式でした。あれから46年。早いものです。そんなわけで2月は小平霊園に行くことが多いのです。
が、今回はそれだけではなくて叔父が老人ホームに入所したので会いに行きました。1月末に行く予定でしたが、ホーム内でコロナが発生しているので延期を要求されて18日になりました。私にとっては唯一血のつながりのある叔父になりました。
さてホームについたところで、コロナが発生しているので面会はできないとのこと。こちらは予約してありましたので、ガラス越しの対面となりました。

今年86歳になると思いますが、元気そうで何よりでした。
さて、父方母方合わせて25人いた従兄弟も7人が欠け18人になりました。上は84歳から一番下でも50を超えました。早世したもののおりますが、ここ十年で3人が欠けて、私も歳では上から3番目になりました。
あっという間です。最近感じることは一つのことに集中しないと次のことはできない、ということです。若い時と違っていくつものことを同時にあるいはその日のうちにというのが出来なくなっています。
簡単な例でいうと、9時半に銀行に行き、沼袋の肉屋で牛コマを買い、テニスコートで遊んでから、帰り道中野駅の北口の眼鏡屋さんに寄ってから、スーパーで買い物するとしましょう。ネギと小松菜とショウガを頼まれたとしましょうか。
この一連の出来事をスムースにこなすことが困難になりました。メモ書きしてその通りに進めばいいのではと思いますが、つい記憶に頼ると失敗します。この前はネギを忘れました。
昔、ご長寿クイズというのがありましたが、私の脳内もかなりスカスカになったようです。今月中にしなくてはいけないこととして、
友人への手紙、かかりつけ医へ行くこと。ビックカメラに電池を引き取りに行くこと。浅草の会議場の下見、中野駅北口の眼鏡屋に行くこと。保険の代理店に2月20日までに電話。新宿でテニスシューズを買いに行くこと。などとメモ書きしてありますが、今日したことはクリーニング屋さんに行ったことと手紙を出したことくらいでしょうか。
体調は悪くないのですが、脳から足の先まで、だんだん自分の言うことを聞かなくなりました。自分の身体ではないような気がしているこの頃です。
2024/02/19(月)
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