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時々更新mn日記

( 2023/03 ← 2023/02 → 2023/01 )


[ 東京の木を知ろう ]
東京の森を知ろう 多摩産材を使おう



去る2月23日から26日まで、東京新宿にあるパークタワー内で上記のイベントがあり見に行きました。

その中心にいる(有)沖倉製材所のパンフレットには、ここは多摩産材認証協議会監事製材所です、とあり、

「木は2度生きる。一度目は山で、二度目は材として」コンセプトに
先人が大切に育て伐られた木をどう活かすのか、次の世代のため、とうきょうの木の魅力を伝えています。

と書かれてありました。

昨年秋に奈良県の研修旅行に行きましたが、製材にいる方の熱情は凄い。材木屋はもう一歩引いたところにいて、さらに木材を使うことが少なくなっているので、時々刺激をうけて次へと進みたいと思います。







今回の企画では、住宅だけではなく家具、木工遊具などにも紹介されており、デザイン科の学生の方も受付を手伝うなど、地道な活動の成果を感じてきました。

さらにパークタワーの上の階のショールームなども見学してきましたが、人がまばらでさみしい思いもしました。またカタログをたくさん置いてあった6階の書庫も、紙のカタログが激変していて、時代の移り変わりを目にしてきました。



2023/02/28(火) 晴れ


[ 現存12天守閣 ]
現存12天守閣


現存12天守のうち10天守回りました。行った順に並べて書いてみます。
姫路城 1968年6月高校2年生修学旅行。
2012年9月8日材木屋仲間と。
2015年5月18日




松江城 1968年8月高校2年生、同期の水上、田巻君と。
1977年2月、同期生の安田君と。



高知城 1978年5月6日、丁野君の結婚式の翌日。
飛鳥井さん、安田君と。


松本城 2004年11月6日、材木屋仲間と。



弘前城 2010年5月3日



彦根城 2018年6月初め。琵琶湖一周中に。



松山城 2019年2月材木屋仲間と。



宇和島城2019年2月材木屋仲間と。



丸亀城 2023年2月。



備中松山城 2023年2月。唯一山城で天守を持つお城。




そして、犬山城(愛知県)、丸岡城(福井県)の2城を残すだけとなりました。何とか達成したいものです。


2023/02/27(月) 晴れ


[ 倉敷から備中松山城へ ]
倉敷から備中松山城へ




一路倉敷を目指します。国際ホテルに荷物を置き、食事場所へ。急に決めたにもかかわらずうまく当たって一通りのもの、肉に刺身にやきものに煮つけに蛸飯と。美味しいものをいただきました。



食事が早く終わったので倉敷駅へと足を延ばしてみましたが、行きたかったところは19時で終了。仕方なく就寝。

翌朝早くに美観地区を中心に散歩して、阿智神社まで登ってきました。


倉敷美観地区の散策





9時開館の大原美術館へ入り、小一時間美術の鑑賞。ピカソや岸田劉生、中村ツネなどなど。

さて、本日のメインイベントである備中高梁市を目指します。高梁川を登ること一時間15分。駐車場に到着。ここからは料金を支払って専用バスに乗り換えます。登ること5分。上の駐車場につきましたが、まだ天守閣は見えません。ここから山道を20分登ると天守閣が見えました。日本一小さな天守閣です。









交通の要衝にあるのか、この山城からははるか眼下に高梁川。さすがにこのお城まで攻めるのは厳しいと思いました。ただし城づくりを行った方がいるのですから、この労力は半端ないと思いました。





天守閣の中には、なんと新島襄と八重の写真が。ここも校祖、新島襄のゆかりの場所でした。一生に一度しか来られない場所のも縁を感じました。


岡山名物  エビ飯。


楽しい旅も、駆け足の旅も終わりを迎えました。
良い仲間と旅をするのは楽しいものです。好きなことを言い合って次の世界が出来ました。


2023/02/10(金) 雪


[ 自分が選んだ道が正解となるように ]
選んだ道が正解になるように


年を取ってくると物事のいい悪いをあるいは、右にするか左がいいかなど判断に迷いが生じます。そしてどちらかに決めて進みますが、もちろん二者択一ばかりではありませんが選びます。

その結果、初めに良いと決めた判断基準と終えた段階での善し悪しが微妙にずれていることに気が付きます。そして修正します。

さて私がこの業界に入ったのは今から48年前、高度経済成長が終わりを迎え、二度のオイルクライシスを経てからバブルを経験しました。今と違って日本が元気で贅沢をした時代です。

このバブル経験した時から、その後はやはり落ち込みました。その結果、木材販売から、それだけではなく、新建材や住宅機器を売り、その流れは木材から住宅販売へ、つまり工務店化を目指したものになりました。私自身もそちらに重点を移しました。住宅販売まではいきませんでした。わが父も一時「建売」をしていましたが、安易に家を建てるので「怖くなって、手をひきました」。親子は似るものです。

それでも何でも扱える材木屋を目指しましたが、だんだんと安全な「材木」に収斂してしまいました。


木材販売だけで仕事を終了できた時代は「材木屋の黄金時代」だと思います。その後、工務店さんの黄金時代が来て、大手の時代になります。それに対応するかのように建設省のアクションプログラム、つまり法律で縛る時代が訪れます。それは今に至っています。悪徳工務店を取り締まるという名目はありますが、これにかかわる法律は数限りなあり、これをごく普通の、年に数棟新築する大工、工務店がこなすにはむつかしすぎて、大工はリフォームに流れました。

さらに、工務店の下請け化が始まります。仕事を取ってくるのは、瓦斯屋水道屋であって大工は「下請け」となりました。私が仕事を始めたころの大工さんが同じ20代がかなりいましたが、私と共に年を取り、今71歳の私よりも若い大工さんの数は少なくなりました。一時隆盛を誇った東京土建なども組織として小さすぎて力がありません。職人さん育成が一番の課題になりました。これに頼っている材木屋は、自身で大工を職人を育成するだけの力を持てないままにいます。私の親戚に設備屋の副社長がいますが、「あと十年して職人を育てているかが、その会社の命運」を左右するを考えているようです。自身が会社の社長を担わなければならない重圧とは無関係ではないでしょう。

私は、選んだ、自身に選んだ道が「正解」だったといえるように進みたいと思います。



2023/02/09(木) 晴れ時々曇り


[ 丸亀城から倉敷へ1 ]
丸亀城から倉敷へ


去る2023年2月4日から5日にかけて材木屋仲間7人で香川県と岡山県へと行きました。




まず新幹線で岡山駅へ。レンタカーで瀬戸大橋を渡ります。与島PAで昼休憩。うどんを食べました。きつねうどんとかき揚げをいただきましたが、おいしいものでした。






丸亀城へと登りました。日本一高い石垣。65メートルの深い井戸。そして丸亀城かを一望できる天守閣。


続いては金毘羅さんです。こんなに段数があったかと思いましたが、これも制覇。もう一食うどんを食べたいとは思いましたが、・・・









2023/02/08(水) 晴れ


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[ 管理者:大野満生 ]


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