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一年間有難うございました。
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今年一年有難うございました。
70歳になり、かなり老人になってきました。体調も不安定です。
今年一年を振り返ると、 私より年上の方が亡くなる事態が進行しています。お世話になった叔父や叔母。やや年上の従兄妹といった方々の訃報が多いこの頃です。コロナ禍ということもあり、通夜葬式に顔を出すことは少なくなりましたが、その分「ため息」が増えました。うれしい話は、妹の次男が結婚したことです。親戚の顔合わせだけで結婚式はしませんが、何かほっとした気持ちでいます。
さて私自身は、古希を迎えすっかりお爺さんになりました。体型風貌とも亡き父に似てきました。DNAは恐ろしいものだと感じます。父や母のことを思い出すことも多くなりました。それと共に親が生きていて見守ってくれた時代のことが思い出され、果たして自分が次の世代にそれだけのことが出来ているのか、考えると一層気を引き締めてかからねばなりません。先日材木屋の会合に久しぶりに顔を出しましたが、仕事の中身についてはわからないことが多く、木材は高騰、建築資材は入荷しないものが増え、住宅機器も部品がそろわないので入荷が三か月待ちなど、多くの部品を外国に頼っていたツケが回ってきました。自国で自給できる部分は半分くらいは確保していないとこれからはやっていけないと思います。木材については、二十年くらい前まで木材自給率が30%に届かなかったのに今では40%になったとのこと。しかし肝心の国産材を生産できる製材工場は減少しており、これ以上は増えないと思います。
また、現在数人と時折文通をしており、その方々の紹介してくださった本を読みながら暮らしております。週に三回のテニスと週に一回のゴルフ練習も行っております。ちなみにこのところ読んだ本は「人新世の資本論」「教科書で出会った名詩100」松浦玲「新撰組」「考える歴史の授業(下)」「明治14年の政変」などです。成田龍一さんの先生である鹿野政直さんをはじめ、色川大吉、安丸良夫さんなども読み返したいと思います。
2021/12/31(金)
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