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水上温泉の現状
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水上温泉の現状
たいそうな大目を付けましたが、話は簡単です。 今を去ること60数年前、まだ私が小学生の低学年だったころ、夏休みに近所の材木店三社の家族でここに来ました。ひと家族は坂本材木店。中学生のおねーさんと英二さんがいました。この材木店はわが社の保証人です。次が島村材木店。埼玉県は飯能市の名家です。我が祖先の反応とは月と鼈くらい違うところに住んでいました。私より一つ上と二つ下の男の兄弟がいたと思います。そして我が家。4つ下の妹と二人でした。もちろんそれぞれの母親は来ていましたが、父親は仕事でした。夏休みを利用して家族ぐるみの付き合いをしていました。そして私の記憶にある場所が水上温泉と藤原ダムでした。
夏になると先に家族が遊びに来ていて週末に父親が迎えに来るというパターンでした。このとき何処に泊まったかは覚えていませんが、バスに乗て、出来上がったばかりの藤原ダムへ行った記憶があります。もっと正確に言うとバスに乗って山道を行き帰りした記憶が残っています。
あれから60年。
今回宿は松乃井にしましたが、このあたりで一番大きなところです。他に聚楽があります。その他のところはこの二つから比べると小さなところです。小さいから悪いということはありませんが、大きなホテルはつぶれてしまっています。
昼にラフティングをしたせいで腰をひねり、マッサージを頼みました。松乃井にはお二人ほどマッサージの方がいましたが、同時にできる時間帯がなかったので外注しました。70代後半の男の方と60代前半の女の方が見えました。
私は女性にお願いしました。その方の話によるとまず水上には芸者はいません。マッサージ方も聚楽にお二人と、今回来ていただいたところに3人。しかもそのうちお一人は高齢で休んでいるとのこと。精鋭二人にマッサージをしていただきました。
その女性の方は、21歳からこの業界にいて、水上には8年度度前に来たそうです。腕はありました。
その方の話を聞いてもうここにはマッサージの方も少なくなったことを感じてきました。まして8月は家族連れが多くなったせいか、需要は少ないとのこと。また団体旅行も無くなったことからこういう需要も無くなったことを理解しました。
さて、昼にはラフティングを楽しみました。というか腰が引けてしまったので、今日になって腰が痛いのですが、それはさておき、ラフティングのお店の方は、大半が外国人。実際のボートに乗っていただいたのは、ネパール人のお二人。9時出発で11時半過ぎに終了したのでお昼をどこで食べようかと迷っていたところ、水上駅前なら、ラーメン屋か蕎麦屋。もっと違うものが食べたかったら、セブンイレブンがあります、とのこと。
土産物屋も食べ物屋も大半はダメになっている現状を見た気がしました。
さて、家に戻ってから、25日には八日会の会合。お隣に座った佐藤さんから鳥獣戯画のあった京都の寺は、と聞かれ、自信なく高山寺と行ったのですが、後で調べて間違ってはいませんでしたが、全く自信がなく、記憶力の衰えを感じました。それなのに夜遅くまで飲んだのでもっと記憶がありません。

2019/08/26(月)
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