3月18日は、月報委員会がありました。
今月の市況では、まず木材に関しては、構造材の動きの悪さは続いています。その中でお付き合いして買えるものは、赤松のタルキ、栂のタルキの良材や杉・W/Wの間柱などです。入荷状況では、マックのKDの角、イギルマのタルキの仕入で苦労している状況です。全般的に米材製品及び丸太、ソ連材の丸太は産地高、船賃高騰および、ここへ来てからの円安傾向の絡んで「強含み」で推移すると思われています。
また建材類に関しても、針葉樹合板、輸入JASコンパネ、カラーフロアー、シナランバーコア合板など値上がりになります。原料高と船賃高騰が原因と考えられています。
組合としては、値上がり前に大量に仕入をして組合員に値上がり前の単価で販売する予定で仕入をしていることが話されました。
価格の評定ではほとんどが据え置きとしましたが、4月になると値上がりするものが多いので、その旨組合員にお知らせ事としました。また、現在標準小売価格表にいくつか追加することも話されました。例えば、ラーチ合板の9ミリ及び12ミリの長尺サイズである「3X9」「3X10」やランバー合板の3X8サイズなどです。追加することは比較的たやすいことだと思います。組合執行部のやる気の問題でしょう。
さて、今月は組合の決算月ですが、どうやらなんとか目標は達成しそうとのことです。来月の月報委員会は4月16日。三國屋製材所の社長で組合理事である渡辺哲行さんの講演があります。委員の方の出席をお待ちしております。
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