月報委員になって一年半が経つ。今回は任期がこの5月で切れることもあり、価格の評定だけでなく、これからこの委員会で行っていきたいことや委員の方の近況などが話された。
はじめの問題をアトランダムに書いていくと、
- 建築基準法の改正に伴う諸問題。これについては3月の委員会で建材問屋の方からお話をしていただく。
- 建材に含まれるホルムアルデヒドなどVOC対策について保健所の方からお話をしていただく。
- 新東京木材の木材問屋にいる若手の方をお招きして、現状や展望をお話していただく。
- 住宅保証制度について
- トラックの排ガス規制について
- ゴミ、焼却炉の問題について
- 放火に対する対策。
こんな感じでした。これを見ただけでも、材木屋を取り巻く問題の多さを感じます。
ゴミの問題では、焼却炉が使えなくなったところも多く、ゴミ処理にかかる費用を大工・工務店に負担していただく所が増えています。
又仕事の方向性としては、新築は少なく、あったとしてもプレカットになり、メインはリフォームだという認識の方が多く、木材や建材だけでなく、ユニットバスやシステムキッチンまで収めさせていただくとの事です。そのため、カタログの見方や材料の使い方を施工者に教えている材木店も見られました。
我々が通常業務として材木を担いだり、木拾いをしたり、カタログから必要なものを見つけだしてきたりしていることを次の世代に伝えていくことが必要なのだと感じてきました。
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