以前、組合の「WOODS」という月報に以下のような寄稿をした。
私は情報化の委員会と月報委員会の二つの委員会に参加している。前者では主にホームページの更新内容に、後者では木材や建材の価格の評定に携っている。その関係から思いつくのはパソコンを活用したら、である。
例えば、センターや建材部門での在庫品の項目を一覧表にしてHP上の組合員専用コーナーに載せる。組合員がそこにアクセスすれば、何処に何があり、いくらなのかがわかる。そのうち価格の変動したものだけをピックアップすれば、月報委員会の資料となる。
今ひとつは組合員への営業支援である。すでにCADサービスやプレカット事業を組合では行っている。それを現在的にアレンジする必要があろう。それに加えHP上に各お店の紹介をしては如何か。現在50店舗ほどが参加されているが、これを増やしたい。ホームページを持つことは当り前になったからである。
今週は18日に月報委員会、22日には情報化の委員会と二つの委員会が開かれた。前者では、木材や建材の価格評定を主に、後者では組合のホームページの更新についての話が主なものであった。
昨日の情報化の委員会では、ホームページのリニューアルの話が本格的になり、一二ヶ月を要してイメージを変える予定。いうまでもなくホームページにはエンドユーザーに対して情報を発信するという部分と組合員向けという部分がある。が、私は当面組合員向けの部分を充実させたいと思っている。例えば、組合員だけが入れるページに掲示板だけでなく、「Web WOODS」や価格表も登場させたい。昨日の委員会はそういう方向で動いている。今ひとつ、松村さんから「メイン」となるものを作り出す必要性がいわれた。主としてユーザー向けとなるのだろうが、在来工法をフラッシュを使って動画で表すことや、東京木材ネットワークで製作した「杉の木太郎の一生」をネット上で電子紙芝居としてあらわしていく話である。同作品はすでにCD-ROM化の話もあり、これが実現するとユーザーに対して材木屋の存在を知らせる新たな可能性が出てこよう。
さて話は戻って、18日の委員会では、舷燈社の柏田さんの骨折りで、会議の後に小宴が開かれた。会議の中では4月から「標準価格表」が新たな形で出てくることが決まり、直に組合員の中に示されるであろう。
小宴では、参加した委員と歓談したが、一番多かった話は新東京木材商業協同組合の仕入単価のことであった。他の市場との価格差がつき過ぎてはいないか。仕入の仕方に不備はないのか、仕入に対しての努力が足りないのでないか、など本音の部分も聞けて参考になった。誰しもが思っていることなら、変えていくのはそんなに難しい問題ではない。自分なりの価格表を作って見たいと思った。
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