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Update 2006年2月9日
Ver.5.6.1
 
 
「杉の木太郎の一生」、「悲しい森の物語」
 

「杉の木太郎の一生」、「悲しい森の物語」 東京木材ネットワーク 定価:500円

 東京木材ネットワークによるオリジナル紙芝居です。一作目の「杉の木太郎の一生」と第二作目の「悲しい森の物語」の両方が入って、一枚500円です。紙芝居と一味違ったものですが、CD化されたことにより、多くの方に見ていただけることになりました。是非ご覧下さい。

 「TOKYO木材ネットワーク」は東京の比較的若い木材商を営む方が中心となって、材木屋の役割や日本の森の現状、あるいは日本の木を伐採して住宅を建てる事の意味を一般の方々に知っていただくために活動を始めました。1998年5月のことです。

 その一つの成果が「杉の木太郎の一生」という紙芝居です。その紙芝居を持って「木と暮らしのふれあい展」や木材市場、あるいは小学校で上演してきました。その地道な活動が実り、昨年には二作目「悲しい森の物語」が完成し、今度はその2作を収めたCDも完成しました。

では「杉の木太郎の一生」を少し覗いて見ましょう。

「舞台は奥多摩。林業家の山本さんは若いときからこの仕事についています。丹精こめて育てた木は40年を経て、建築用材になろうとしています。そこからこの物語は始まります。さて杉の木太郎はこれからどんな生涯を送るのでしょうか。杉の木太郎一家は、材木となって木材市場まで来ましたが、中々使われず眠っていました。山本さんは使われないのならかわいそうだと引き上げようとしましたが、そのとき、大工の棟梁熊さんに出会い、新しい住まいの柱や壁に使われました。そしてその一家に喜ばれ、大事にされ一緒に暮すことになりました。」

こんな感じです。
CDのナレーションは以下のように結んでいます。

「林業家、山本さんは木に命と希望を吹き込ませながら、山から流れる水で出来る川や海の生き物のために。みんなの地球のために。木を愛して使ってくれる人のために。今日もまた、山に入って黙々と仕事をし続けています。」

 最後に木を手入れして材木にする。これが環境を守る自然のリサイクルです。現在このように価格が安くなったにもかかわらず日本の材木が使われない家づくりでは木を切り出すことが出来ません。木にも森にも寿命があります。森に入る山本さんたちの賃金も出ません。どうか日本の材木を使った家つくりがどんなに大切なものか少しでもわかってください。

終わり。



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