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有限会社 大喜
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Update 2006年2月9日
Ver.5.6.1
 
 
「近くの山の木で家をつくる運動宣言」
 
「近くの山の木で家をつくる運動宣言」 発行:緑の列島ネットワーク 発売:農文協 定価1000円<本体価格952円>

山と町、
生産者と消費者、
流通の川上と川下
そして各地の運動を結び、つなぐ、
ネットワークの大きな力が、
国産材による家づくりと
健全な山を取り戻す。

第1章 緑の列島その歴史と現状
第2章 近くの山から地球環境を考える
第3章 木で家を建てる・木の家に住まう
第4章 森の経営と求められる木材質基準
第5章 近くの山の木で家をつくる運動へ


 この本は、「新東京モック」からいただいた。しばらくどこかに紛れていたが、ここのところ、富山和子さんと田中淳夫さんの本を読んだ関係もあり、読み始めました。

 緑の列島所の歴史と現状では、こう書かれています。

 私達の国が近くの山の恵みを生かして、地域らしい表情を持って「木の住まい」を建てて住んできました。それが「消費革命」の波にあって、地域の風景まで一変してしまいました。自然素材が敬遠され、「新建材」が好まれました。シックハウス症候群などもあって、再び自然素材は見直されています。

 第二次世界大戦の折、山は「はげ山」となりましたが、人工林を植えたおかげで、(山として完璧ではないけれど、)森が広がりました。

 今そこにある危機は、伐採されずに放置されることによって山が荒れていくという深刻な危機です。木を切り、それを人間の生活に用い、その代金を山に返してあげることが私達を救う第一歩となるのです。

 これは今通用している市場原理だけでは計れないことです。山と町がスクラムを組んで新しい社会システムを作り出す時代に入りました。

 近くの山の木を生かし、地域らしい住まいを作り上げることで、施主、設計士、流通業者、施工業者の連携が生まれます。この小さな関係の広がりの向こうに自然界の物質循環の環の中に参加し、自然の恵みを享受することが出来ます。

 この本ではそのようなことを訴えかけており、また現実の運動としているところが優れていると思います。私も見習わなければと感じました。

緑の列島のホームページをご覧下さい。


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