「禍福はあざなえる縄の如し」
「禍」と「福」はよじれあって縄のようだ。「禍」は「福」となり、その反対もある。そんな経験を現社長亀田益男氏は話されます。
平成3年に父・亀田菊松氏が亡くなって、相続が発生し、相続税で苦しい思いをしました。ところが相続した土地が道路の拡幅に引っかかり、近くに代替地も見つかり、店と住まいを作り、更にその一部を貸すことが出来ました。それに加えて、長男の和男氏が店を手伝うことになり、こんなに上手くいくとは有り難いと思っていました。
が、しかし、仕事が今日のような状況になるとは思っていなく、そのうち良くなるだろうと呑気に構えていましたので、今は大変です。
これからは細く、長く生きていこうと「正直、倹約、忍耐」で働いていきますと、「WOODS」で述べておられる。
この中で出てくる「正直、倹約、忍耐」という言葉は亀田材木店の人柄を表すには、似合っているように思える。現社長は、新東京木材中野支部の会計。和男さんもまた十四日会の会計を務める。信用のある親子である。
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