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有限会社 大喜
東京都中野区弥生町2-33-13
TEL:03-3380-3823
FAX:03-3380-3946
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Update 2006年2月9日
Ver.5.6.1
 
 
有限会社 大喜
 
会社名 有限会社 大喜
代表者名 大野 満生
住 所 東京都中野区弥生町2-33-13
TEL 03-3380-3823
FAX 03-3380-3946
EーMail mndaiki@nifty.com

私の住まいに対する考え方

 私の会社では、木材をはじめ、新建材、サイディング、建具、床暖房、水廻り商品、プレカットなど「今の住まい」を形作る商品を取り扱っております。その中でも「木材」はわが社の特化した商品ですので、これを販売している立場からいくつか述べてみたいと思います。

 木材が住まいの中心をなしていた時代から、木材は使用量も減り、また使われ方も変わりました。見える所に使われることが少なくなってきたのです。木が見える所に使われていると下記のような特性が発揮されます。木は見ては美しい、触ると温かいあるいはひやっとしない、部屋の中の湿気を調節してくれる、足の裏にもやさしい、いい香りがするなどです。

 住まいを新築された方が数年の後、自分が建てた住まいに何か物足りなさを感じたことはないでしょうか。建売住宅を買ったり、2X4で建てた住まいに住まわれている方が、「和室が欲しい」「壁や床に本物の木を張りたい」という話を耳にします。これはその住まいを建てたときには、経済力やデザイン性、耐震性が優先した結果だと思います。

 住まいを手に入れるときは、「タイミング」がありますので、これに対してとやかくは言いません。ただ、「木が欲しくなる」というときは来ます。ガーデニングで満足感を味わうのも良いのですが、普段使う居室に木を使うことをおすすめいたします。

 木は存在そのものが大事なのです。身近にいることが大事なのです。ちょうど親のように。柱に60年から80年成長してきた木を使うということは、曾お祖父さんお祖母さんの時代に植えられた木を使うということです。見える所に使って、大工さんに手加工してもらい、触れるようにしておきましょう。床や壁にも本物の木を使ってその温かみを肌で感じて下さい。

 今から十数年前、勝新太郎は石原裕次郎の葬式のとき、弔辞の中で「生きていて駄目な奴はたくさんいるが、死んでなお生きているお前は凄い。そんな奴から兄弟と呼ばれたことを誇りに思っている」と言いました。木も生きているときには、二酸化炭素をいっぱい吸って大きくなり、切られてから建築用木材として使われ、二酸化炭素を固定します。いわば死んでからも人間に恩恵を与えています。

 木を身近な環境の一つと考え、見て、触って、香りを楽しんで五感を育て、頭の中をさわやかにして生活を楽しんでいただきたいと考えております。私の仕事はそのためのお手伝いです。


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