今月は商店のお話から書き始めましょう。
中野新橋商店街、川島通り商店街は共に110件ほどのお店から成り立っています。(中野区商店街連合会ハートビート参照)中野新橋商店街は今から30年くらい前までは芸者さんのいた町でしたので飲食店が中心です。
それに対して川島通り商店街は日常生活により密着した八百屋、肉屋、魚屋、豆腐屋などが中心です。スーパーマーケットがなくても買い物が出来ますし、デパートまで行かなくても間に合います。旅先でお土産を買ってくると「川島で買った方が安かった」などと例えに出されるくらいです。
さて、この商店街も時代に押されて賑わいは今ひとつ。それでも夏の夜店市は、毎年混雑しています。夏休みの後半の金曜、土曜日を利用して行われます。そしてその次の日の土曜日、日曜日が例大祭=お祭です。お祭は栄町公園と氷川神社の両方を使って行われます。栄町公園では盆踊り。神社では民謡やお神楽が上演されます。今年はそれに加えて、中野新橋商店街も同じ日に「カラオケ+盆踊り大会」を行いました。賑わうのは当然でしょう。
話を元に戻しますが、中野新橋商店街は飲食店が中心になっていると書きました。30年位前までは、川島商店街と同じような構成で日々の暮らしに欠かせないものを買うことが出来ましたが、スーパーが出来、コンビニが盛んになるとそこで買えるものを売っているお店は少なくなってしまいました。それで飲食店が目立つようになったのだと思います。数えてみると40店舗以上はあります。(少しずつ紹介していますが)
私の会社は、「住宅用木材を売る」という少し特殊な商売をこの街でさせていただきましたので、今日まで約50年間経過することが出来ました。これからのご愛顧をお願いいたします。
そこで「材木屋」と仲良くなっておくとどんなメリットがあるのかを考えてみました。
- 自分が住まいを建てたり、直したりする時に材料を手配してもらうことが出来る。
- 自分が住まいを建てたり、直したりする時にどんな材料がよいかアドバイスしてもらえる。
- 自分が住まいを建てたり、直したりする時に材料だけでなく、「人」に関する情報を教えてもらえる。
- 住まいを建てたり、直したりしてもらえる。(設計事務所や工務店を兼ねている所も多い)
- 近隣の情報を教えてもらえる。
材木屋は入りづらいお店が多いですが、飛び込んでしまえばそんな恐い所ではありません。すこし遠慮がちな方であれば、メールを書くのも一つの方法です。材木屋を一つの情報源だと考えて利用していくと少しは違った世界が見えると思います。仲良くなって居酒屋で話をするのもいいですね。
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