赤木圭一郎のファンクラブに遅まきながら入会して、会報誌を送ってもらい読んでいます。その中に「赤木圭一郎よ永遠に」というビデオのことが載っており、早速注文しました。
それを3日の日曜日に一日かけて見ていました。4日の今日は二回目に挑戦です。166分という長編ですが、かなり真剣に見ています。
主な構成は二つです。
「霧笛が俺を呼んでいる」という映画のロケ地を訪ねながら、当時の映像と現在を重ねあわせている前半部分と、40年前当時のスタッフや映画監督、あるいは赤木の友人へのインタビューを通じて赤木の人間性や俳優としての素質が語られる後半部分です。
後半では、赤木が毎月主演作を撮るようになり、また裕次郎が骨折するなど赤木への負担が増え、仕事の忙しさで赤木に余裕がなくなり、肉体的にも精神的にも追い詰められていく様が事故を起こした1961年2月14日まで時系列で語られます。その様は一ファンとしては気の毒でもありますが、現実でもあります。
また事故そのものについても語られており、その部分は40年経った今でもあまり触れたくない悲しいことでもありますが、それによって赤木は永遠のスターになったのですから仕方ないかも知れません。ただ私どもは、映画や歌あるいは、彼の詩を通じてつながりを持っているので、それらの中から赤木の名場面集を作り上げたいと思っています。
今回このビデオを見ていて赤木がひとまわり上のウサギ年だとはじめて気がつきました。迂闊だなと思う反面、今一度全部の映画をゆっくり見たくなりました。
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