拳銃無頼帖 抜き射ちの竜 |
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剣崎竜二(赤木)。人呼んで“抜き射ちの竜”。抜く手も見せぬ早業で必ず相手の肩を射抜く、殺さぬ殺し屋として、やくざ仲間から恐れられていた。
その竜二は、麻薬の禁断症状で志津病院に入って完治した。面倒を見た男は一発で心臓を射抜く“コルトの銀”(宍戸錠)だ。竜二は入院費を出してくれた麻薬密輸団の大ボス楊三元(西村晃)の用心棒になった。銀は楊に雇われていたのだ。一方弟のように可愛がっていたプロボクサーの圭吉(沢本忠雄)が、姿を消したかと思ったらヤクのために、廃人同様になっていた。 楊がヤクの売りさばきを頼む堀内組が、圭吉に麻薬をすすめたのだ。竜二はまた、麻薬取締官の妹ともしらず、みどり(浅丘ルリ子)というホステスに心をひかれた。楊は銀に竜二を消せと命じたが、銀は竜二の味方になった。 赤木と宍戸の絡みやガンさばきが面白い。 |
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