俺の血が騒ぐ |
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船長の父が何者かに射殺されて以来、邦夫(赤木)、明(沢本忠雄)の兄弟は叔父浩平の家に寄宿するようになった。邦夫は父の仇を討とうと思いつめる。復讐の鬼と化した邦夫を見て、恋人節子(笹森礼子)の心は、弟の明へと傾く。港町のバーで知り合った健次(葉山良二)という男は。航海に出れば父殺しの犯人に会えるだろうと貨物船玄海丸に乗船をすすめた。そのボルネオ航路の船には意外にも叔父浩平が乗っていた。健次のボスの立岩や部下の殺し屋も乗船。立岩は麻薬の取引にこの船を使ったのだ。
立岩は途中、船長を脅迫し、外国船と巧妙な取引を行った。真相を知った邦夫は船内に監禁されたが、健次の働きで真犯人が浩平と知り、父の仇を討つとともに、立岩一味をやっつけるのだった。 |
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